皆さま、お疲れさまです。
お寄り下さり感謝でございます^ ^

7月に事故を起こして入院していた実父が少し前に退院しまして、日の暮れかけにリハビリがてらの散歩に出た折。

暑い最中に外の作業をした帰り道の運転中意識を失いかけ、このまま車道を走行したら大変な事になると思い近場の駐車場に寄せて安心したのかそこでふっつり記憶が無くなり、次に気づいた時には駐車場敷地内の積載物に衝突していたとか。
明らかに熱中症🥵
これだけ痛い思いをしたんですから、これからはこまめな水分補給を筆頭に過ごして頂きたいもんです😩
でもまあ人さまに危害を加える事なく、相当減速してからの積載物衝突だったため破損もほぼ無く済み、大難が小難であった事にほっとしております。

患者さんに合わせてゆっくりアスファルトを踏みながら田舎道を歩くと、頭上にはハギが揺れておりまして。
まだこんなに蒸してる外気の何処に秋の気配を見つけるものかと驚くばかり‥‥
「花は大したもんだなぁ、親に教わんなくてもてめぇの咲く時期ってのをわかってんだもんなぁ」

それまでだんまりだった実父が突然足を止めて、風に揺れる紫色を見上げてぽつり。
宛てた相手が私なのかハギなのか、自身なのかは計り兼ねましたが‥‥

「そうなぁ、こちとら右で聞いた側から左に抜けてっちまうもんなぁ」

実父は頷きながら笑って、そろそろ帰ろうと先に歩き始めました。
一歩目の踏み出し方が出がけよりもスムーズだった風に映り、そんな事に何故か嬉しい気持ちになった夕暮れの出来事でした。