🌳木の花たち　その14
　　　　大輪金糸梅（ヒペリカムヒドコート）

梅雨のはしりに咲き始める花で、
どんより曇り空の下で、鮮やかに生き生きと次々に花開いていきます。　
蒸し暑くなる鬱陶しい雨さえも、この花には輝きを与えているかのようです。

「金糸梅　水のひかりを　ためらはず」
　　　　　　　　　六角　文夫


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⌘ メモ　⌘
🔸科名・属名
　　オトギリソウ科　オトギリソウ属
🔸学名
　　Hypericum patulum cv. Hidcote
🔸英名
　　Tall St.John's wort
🔸原産地
　　中国
🔸花期
　　6月〜7月
🔸特徴
　　耐寒性半落葉低木。
　　庭木、地覆用植え込みとして、北海道を除く、
　　日本各地に植栽されている。　
　　中国から江戸時代に渡来し、観賞用として
　　栽培されてきた。
　　花の形が梅ににており、色が黄色であることが
　　名前の由来。
　　枝が緩やかに枝垂れる。葉は十字対生で長い楕円形。
　　秋には紅葉する。
　　ヒペリカムヒドコートは金糸梅の園芸品種で、
　　3種間雑種であり、大輪の名に相応しく、花弁が
　　大きく全開する。葉も金糸梅より大きい。
　　同じオトギリソウ属の西洋金糸梅
　　（ヒペリカムカリシナム）や美容柳は、
　　雄蕊が長いのが特徴。