サワフタギです。
白い花が５、６月、青い実が９、11月に楽しませてくれます。

昔、NHKの「趣味の園芸」で今は亡き柳生真吾さんが珍しい青い実のなる木として八ヶ岳倶楽部から紹介していらっしゃいました。この家に越して来た時それを植えたくて、見つけるとすぐに庭の奥に植えました。この写真は池の端ですが、鳥の仕業だったのでしょう、ここにも生えて育っています。沢を塞いでしまうというこの木、枝ぶりには気を遣って時々枝を伐り落とします。
真吾さんには倶楽部で何度かお会いしています。思いがけずご本にサインをして下さったり、真ん中の苔山に美しく植物の植わった鉄製の水鉢を真吾さん作とも知らず購入したりもありました。荒れた庭を整理してまだ何も無かった庭にその水鉢が置かれ、我が家の庭作りが始まることになります。
その時この水鉢を届けてくれたのが、間も無く八ヶ岳倶楽部を卒業して独立される事になっていて我が家の庭の恩人となられる方というわけです。今日まで長いお付き合いとなりましたが、その見事な働きぶりにはいつも感心させられます。
その方に感謝…。
この場をお借りして、柳生真吾さんのご冥福もお祈りさせて頂きたいと思います。🙏