❝　ラン／蘭　モニエララ・ミレニアム・マジック　❛ウィッチクラフト❜／ Monnierara Millennium Magic ❛Witchcraft❜　❞　③

❛　赤黒い、開花した姿！キラッと光る花弁（A）　❜


こんにちは！　
コロナウィルス感染、気を緩めずに！。。。ですね！


　神代植物公園の説明に『千年の魔法で作られた！』と書いてあります。
‘witch’は‘魔女’ですから、‘魔女の作ったもの’になりますね。

　“ ‘魔女が作った蘭’ だから、‘美しい！’ よりも ‘ユニーク？　風変り？’ ”
　たしかに観方によっては、上の部分は‘ハリーポッターに出てくるハット？’、はたまた全体は‘コウモリ？’

　これまでは開く前のチューリップのような花を投稿しましたが、これが開花した姿です。
　私にはとても意外な感じがしました。確かにその姿は蘭そのものなのですが、開花前のチューリップ型とまるで違うので・・・。


　先日１０月４日に再び同じほんの少し紅が入った黒いこの蘭さんを観に、そして写真撮影に行きました。開いたら光の加減もあり、もっと紅っぽく見えました。

間一髪、ギリギリ間に合いました！

　この開く前の９月１９日の撮影時には２・３本？あった花穂は最後の１本だけになり、最後の３つくらいの花が咲いていて、なんとか終盤の有終の美を撮影することが出来ました。


　実物が斜めに咲いていたので、それを生かした構図にしました。

　花弁の繊細なテクスチャーや艶の光沢具合が出来るだけ写り込むように撮影には考慮しました。花弁の外側は艶消し、内側つまり正面になる側は半艶有り。

　上下の花弁の魅せたい部分の両方共に微妙にピントを合わせるのはカメラ頼りでは不可能であり、私なりのカメラワークの職人技です。
　結局は“ピントが合っている”、“手振れ無し”が写真の第一優先要素だと思います。明暗、色合いはその次の要素・・・。
　気合入れて、神経を遣いました。


　私の投稿のメインは狭い自宅庭で‘今日、撮影できるのはこの花のこのアングルしか絵になりそうもない’苦しい撮影環境に浸っていますので、このような素晴らしい被写体で溢れて自由自在に撮影できることに猶更、爽快感を感じます。　
　但し、自分自身で育てている植物ではないので、純粋な写真への追求のみで、植物への思い入れは非常に浅くなりますね…。　
　自宅庭での撮影に比べて撮影も格段に楽です。おおらかな気持ちで撮影出来ます。


短い時間ながら、撮影設定でいろんな工夫を試みています。

撮影日：2020年10月4日　
焦点距離：100mm（＝実効）　マクロレンズ