我が家の北側にある里山。この山の頂上は228m,
この写真の頂上付近は150mぐらいか。
花崗岩の岩盤で出来ているようであるが、表層は戦前・戦中・戦後のしばらくは、農業が営まれていたので、大量の土がある。

長く降り続く雨、この山の表層が崩れないという保証はない。
写真に見える里山は、急傾斜危険地域に指定されている。

この山の登り口まで.我が家から、たったの20m前後しかない。

南側に40m前後に行くと、一級河川がある。そして、西側の10km先には中国地方で一番長い堰堤長540mもあるダムがある。東側400m先には瀬戸内海がある。

とても自然豊かな地域であるが、大地震、大雨などの天災が起こると、想像に堪えられないことが起こる。

いつも、そう思いながら暮らしている。

さらにはいまは、新型コロナウイルス感染症問題や、隣国等の脅威にさらされているのが現代の日本である。

まともに考えると、とても辛くなる。でも、今はこうして生きている。五感を働かせながら、妻と二人で庭仕事をしながら、花の美しさ、匂いを楽しんでいるこの瞬間に感謝し、自分が出来ることを見つけて生きることを大切にしたいと思う。

人間は裸で生まれてくる。自分の身体だけしか持っていない。
そのことをよく考えて、何か大変なことが起こったときは、無一物が出発点であったことを思い出し、前向きに生きられるように祈りたい。