ハァーァ、ポプリもねぇ！まだお茶にもしねぇ！ドライフラワーも飾ってねぇ！ でもほっとかねぇ！株は蒸らさねぇ！ 刈ったら束ねてぐーるぐる！ オラじゃっぽさ入ぇるだ～ 刈りとったラベンダーの使い道を色々考えてみたが、 ポプリも使わないし、この春買ったばかりの苗なのでお茶にするには薬品をかけていない一度生え変わった所を使いたいし、ドライフラワーは飾っていない。 しかしほったらかしていてもあれだし、 このままだと株は蒸れてしまうし、 とりあえず刈ったものを束ねて根元をぐるぐる巻いたのだ。 これは入浴剤にしよう。 ラベンダー風呂に入ることにしよう。 ※じゃっぽ=仙台弁で風呂の意 自分で脚注を入れるむなしさよ… ドライラベンダーを作りながらこんなことを考えていたという話。 ところで、我が家において何かを吊るすときはいつもこの人の隣である。 いつも大変お世話になっております。

なんかこの形に見覚えがあるんだよなぁと思っていたら、 近所の防災無線のスピーカーであった。あ、なぁんだ…あれか。 答えがわかったのになんだかスカッとしないのはなぜ。

花芽の発見からジャスト１ヶ月。 ついにアマリリスが開花した。 今年はどこも縮れることなく、素直でスッキリ！堂々としたアマリリスらしい咲き方をしてもらえたように思う。 よそ様の玄関前にアマリリスがいるのをよく見かけるが、このあたりでは白リリスがいるお宅は皆無。 ヱビスありますのポスターのごとく「白、あります」と言わんばかりに目立つ場所へ置いてやろう。 効率的な仕事ぶり、充実した私生活。 あー、花に生まれて良かった。 どうも、アマリリスです。 あーもう！クミちゃんどうしたの、仕事仕事！ え？咲いたはいいけど自分の良いアングルが見つからない？ …探さない。待つの。 いい？クミちゃん。良い花は撮られにいかない。撮りたくなる姿をして、そこにいるだけでいいの。 まいてごらん？それだけで嫌というほど寄ってくるから。 だってこの世にカメラマンが何人いるか知ってる？ さんじゅう、ごおく(キリッ)。 ハイ、先生がここに立ってから自分の妄想が止まるまでに3分かかりました。 蕾があと２つあるので、全部咲くか心配だが、今期の営業が終了するまでアマリリスを信じて見守ることにする。

濃紫大輪ニワゼキショウというネームタグが刺さっていたが、 本名はシシリンキウム・カリフォルニアスカイなんじゃないかと思う苗を花屋で買った。 しかしさすがアヤメ科。 花茎も蕾も、二番花が潜んでいるところもアヤメにクリソツだ。 ネームタグは渋い名前の表記なので、物は言いよう・鉢は使いようということで7年モノの寂れた感じのモスポットに植えたところ、 最高に激シブな雰囲気のひと鉢が爆誕いたしました。

今年は一周回ってド定番の赤いカーネーションをあーげる★ などと微妙なテンションで、持っていく先が義実家という心休まらない日曜日。 母の日用のピックにクリップがついていて、メッセージカードや管理方法の説明書がはさめるという至極便利なアイテムと共にお届けでぇい！ しかも品種名が「ディアレスト」だって～なんだか恥ずかピ！ ディアレストって書かれたタグ外しちゃおっかな～とか思ったり★ローラだよ、ウフフ、オッケー！ あぁ、緊張する。平常心、平常心。 職場だろうとご家庭だろうと、今日も働く全ての母の皆様。 そして今日を忙しく過ごす皆様、本当にお疲れ様です。 お互い素晴らしい一日にしましょう。

本当の本当に今、気づいた… うちのパフィオにまつ毛が生えてるということに…！ なんて日だ！(良い意味で)

どんな寄せ植えでも、必ずナチュラルテイストに仕上がる。 そう、カレックスならね。 寄せ植えをちょっとイメチェンした。 グレコマは素行不良のためグループを脱退し、休養していたキキョウが活動を再開。 ベロニカは気づけば加入時と全然違う姿になっており、一部では整形疑惑が囁かれている。 目立った活躍が少なかったパンダスミレは渾身のギャグ「抜かないでェェ」がヒットし再ブレイク中。 おつとめ品すぎて「ご自由にどうぞコーナー」に置かれていたにも関わらず、葉っぱ2枚でスター性を発揮していたところをスカウトしてきた研究生も成長が感じられる。しかしまだ正体が掴めない。 果たして彼女はダイヤの原石・事務所のドル箱となれるのか。 …今日は寄せ植えが芸能界に見える気分でお送りしました。 バーイ！

眠いわ、眠いわ、ねむいわ、 ネモイワ、ネモヒワ、 ネモフィラァァッー！！

ミセバヤ、語源は「見せたい」という意味の「見せばや」らしい。 例：君に見せばや たしかに誰かに見せたくなる、ゆめかわ系パステルカラー。 しかし見せたいって、同じ日本語なのに今昔でこうも違うのか。 ミセバヤの由来が生まれたのは1600年代。 今の日本語を引っ提げて天草四郎と会話したら、お互い 「ハァ？」 となるのかもしれないが、素敵な植物と出会った時の 「うわーこれは見せばや！」 と思う心は未来に受け継がれているので、タイムスリップして来ても大丈夫だと先人たちには安心してもらいたい。

普段は歩かないエリアをウォーキングしたら、 もはや誰の世話にもならない生き方を貫いているウチワサボテンに出会った。 生えたのはリバーサイド。 川沿いリバーサイド。 光合成リバーサイド。 お元気ですか。 日頃から培ってきた運動不足により、こちとらお元気どころか走馬灯が動き出した。 しかしながらウチワサボテンを見た瞬間の驚きと、ふいに現れた井上陽水で走馬灯の回転は止まり、 すんげぇ～ぇ疲れていたのに、後日再びウチワサボテンの様子を見に行くことを思ってニヤついていたらいつの間にか家に着いていた。 まるで翼を授けるやつ。 やはり植物の力はすごいと感じざるを得ない。

キャタバミがきゃわいらしかったのでキャメラを寄せた。 葉の色がブロンズめいているので、キャンディがはじけたかのような小粒の花の黄色が冴える。 似合うものがわかっていてオシャレやと思うんだけど、 そもそも君は普段何をされてる方なの？ なんつて。

最近ショックを受けた事ベスト3。 【第3位】 カップヌードルの日清のロゴは上下逆にしても日清と読めることを知ったが、割と常識だったこと。 【第2位】 鳩時計から出てくる鳥が「カッコウ、カッコウ」と鳴いている矛盾に気づいた瞬間。 【第１位】 オオイヌノフグリは、結実する果実の形から名前を取った「大犬の陰嚢」 つまり犬のキン●マという意味の名前であること。 春の野原の日だまりに咲く爽やかな水色の小さな花。 まさか●ンタマなどとド直球な名前を与えられていたとは。 伏せ字はこのくらいにしようか。 ちなみにイヌノフグリという植物こそがまさにフグリとおぼしき果実をつけるいわば本家であって、 このオオイヌノフグリは本家・イヌノフグリに似ているが本家より少し大きいからというだけでこの名前があてがわれたらしい。 十把一絡げの悲哀に負けず、オオイヌノフグリの果実はフグリ型ではなくチャーミングなハート型なのだと名誉挽回のために書いておく。 彼女たちはフグっておりません。 知ってか知らずか、背負うものを感じさせずに今日も笑顔で咲く姿はまさに健気の一言である。 お手持ちのスマートフォンでフグリと打てば、ちゃんと「陰嚢」が予測変換に登場する。 指先にお時間がある方はぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

平らな場所にいるより、 吊られている方がかっこよく伸びている気がする。 植物もテレビを観ているとすれば、「ここが私のアナザースカイ！」 とでも言い出しそうだ。 ちなみに自分のアナザースカイはどこだろうと考えたら、クレープ屋だということがわかった。 ホイップやフルーツもいいが、 ハムチーズや照り焼きチキン等のおかず系も捨てがたい。 生地を広げた鉄板の上にかいがいしく具を載せていくギャルを見ながら、 「今ここでギャルの手が滑って、うっかりクリーム多めに出ちゃったみたいな奇跡起きねぇかな」 と年甲斐のない淡い期待をする35歳。 ギャルの手元はいつも確かだ。 アナザースカイに降り立てば、植物も人間も正直になるんだぜ…とほくそ笑む朝であった。