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蜜柑の一覧

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醜男
温州蜜柑(ウンシュウミカン) ミカン科ミカン属の常緑低木。成木は樹高3~4m。花期は5月。白色の5弁花を単生する。 日本の歴史にみかんが登場したのはおよそ1200年前、『古事記』や『日本書紀』にみかんの木の原形とされる橘(タチバナ)が紹介されている。古来日本に野生していた柑橘はこの橘だけであり、したがって、現在我々が擁する多数の品種は外国からの導入品種か、あるいはこれらの自然交雑によって生じたものである。温州みかん、紀州みかん、柑子(コウジ)、ポンカン、九年母(クネンボ)などがあり、現在、一般にみかんといえば『温州みかん』を指す。温州みかんは、江戸時代初期に鹿児島県出水郡長島地方で生まれたと推定されている。この地域は古くから中国と交流があり、400~500年前に中国の浙江省黄岩県からもたらされた槾橘、早橘、本地広橘、本地草などの種子から生じた偶発実生であろうといわれている『種なし』みかん。中国の柑橘の名産地『温州』から名前をとったが、正真正銘の日本生まれ。温州みかんが生まれた江戸時代は子供(種)がなければ家が途絶えるという『お家断絶』の時代で、『種なし』は忌み嫌われた。皮が剥きやすく種がないという食べやすさの魅力が理解され、その味わいが評価され人気が出るのは明治時代になってから。近年、海外でも人気が高まっており、『MIKAN』は国際共通語になりつつある。カナダやアメリカでは皮が剥きやすいので、TVを観ながら食べられるという意味で『TVフルーツ』『TVオレンジ』とも呼ばれる。 温州みかんの栽培は果樹農業振興政策もあり、1950年代後半から飛躍的に収穫量が増えた。ピークは1975年の約366万t。2019年は約75万tで減ってはいるものの、品種改良や栽培の工夫、突然変異による多くの枝変わり種が選抜され、甘くて食べやすいみかんが沢山作られている。9~10月 極早生、10~12月 早生、12~1月 中生、1~3月 晩生まで出荷が続く。さらに11月からビニールで被覆し、加温栽培したものは翌年の4~8月にかけてハウスみかんとして出荷される。天候に左右されずに好条件で育てるため、果皮が柔らかく甘味が濃厚。このように、温州みかんは一年中手にすることができる。現在は生食用ばかりでなく、生産量の約20%がジュースや缶詰めに利用されている。みかんの主な産地は和歌山県、静岡県、愛媛県、熊本県などで、ハウスみかんは佐賀県、愛知県、大分県、高知県など。 みかんにはビタミンCとカロテンが豊富に含まれる。ビタミンCは3個食べれば1日にとりたい量をクリア。カロテンはトマトの約2倍含む。ともに強い抗酸化作用があり、老化や生活習慣病予防に効果的。ともに粘膜や皮膚を強くするため風邪の予防にも。機能性成分であるβ-クリプトキサンチンも多く含み、肝臓機能を守る効果を持つことで注目されている。また、β-クリプトキサンチンはガンに対する作用、糖尿病に対する作用、骨粗しょう症予防に関する作用、痴呆に関する作用などの研究がされている。 みかんは、古くは中国名の柑子をコウジと音読みしていたが、この時代のみかんは後のみかんほど甘くなかったようだ。その後、蜜のように果汁が甘い品種が知られるようになり、それを『蜜柑(みっかん)』と呼んだが、促音が省略されてみかんとなった。 出典『食材図典』『フルーツひとつばなし』『図説 果物の大図鑑』『樹木の名前』『果樹園芸大百科 カンキツ』『世界大百科事典』『JAみっかび ホームページ』
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woodApple
奄美大島の島みかん。 大島では赤みかんと言われているようです。 昔から島にある品種改良されていない原種みかんとのことでしたが、学名や詳しい事はわからなかったので調べてみました。 一番該当しそうだったのが オオベニミカン(大紅蜜柑)で学名がCitrus tangerine hort. ex Tanaka 。 アメリカのDancy tangerine(ダンシータンジェリン)はオオベニミカンの実生から発生した優良品種のようです。このみかんは1867年から育てられているので、オオベニミカンはそれよりも古い種ということになります。ダンシータンジェリンの親木はMoragne tangierineと呼ばれモロッコのタンジェールからやって来たと信じられている木で、1843年以前にはアメリカの農園で育てられていたことが確認されているようです。 しかしながらオオベニミカンはインドのマドラス原産とありました。 学名にtanakaの文字があったので調べると、オオベニミカンの学名を命名したのが、みかん科柑橘属の世界的権威の農学者 田中長三郎博士でした。 ちなみに、タンジェリンの派生見解が、もう一人の世界的権威アメリカの農学者Walter Tennyson Swingle博士とでは違っています。 何しろ兎に角、オオベニミカンの歴史は古いようで日本へやって来たのは500年以上前と書かれている方もおりました。 ちなみに日本で、種のないみかんが突然変異で出来た温州みかんの始まりが400年前らしいです。 この古いみかんの木が奄美大島にいつからあるかはわかりませんが、何の改良もされていない数少ない原木として残っているそうです。 種がたくさん入ってます。一房に4つとか😆 半分に切ったらネーブルオレンジのような香りがしました。 甘くて酸味は程々で、すっごいジューシーです。 温州みかんより外皮が固くて、味は一言でいうと外国の美味しいみかんの味です。 後日、種蒔いてみます🌱
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