イネ科　ススキ属 東アジア　原産地 日本全土に自生 平野　山間等　 広範囲に生息する 多年生草本 別名　萱または茅 かつては屋根材として もちいられた 茅葺きの茅とは 本種をさす 中秋の名月 旧暦　８月15日 かつて秋とは７月から９月 その真ん中の月を中秋という 日が暮れ時 涼風の心地よさ 秋の七草　ススキ(尾花) 沈む日を浴び 夕暮れが似合い 本日は中秋の名月 一年でもっとも 月が美しく見える日 そして　ススキは 神を宿す形代として… かくかくしかじかと 長文を綴るは無粋 お供えだのなんだのと いえばきりなし 何かと忙しい日々を おくるひとには 月を眺める余裕もなく… お天気がよければ 少しだけ　おもてに お出になり　月を見ては いかがだろうか 今日１日　お疲れ様でした。

マメ科　クズ属 東アジア～東南アジア分布 日本　北海道～九州に自生 山野　林縁　藪等 つる性多年草　大型草本 世界　侵略的外来種 ワースト100のひとつ 秋の七草のひとつ 葛の花が咲き始めました。 名の由来は大和国 現在の奈良は吉野川上流 国栖(くず)の村が葛粉の産地であり いつしか同じ音で呼ばれる ようになったとか。 大きな葉の間から ちょうど藤の花を上向き にしたような形 とても甘い香りがします。 色は　濃淡の紫色 家紋の昇り藤のようです。 今は邪魔にされがちですが 以前は全草を暮らしのなかで 利用してきたようです。 根はお菓子でおなじみ　葛粉 また生薬　葛根湯 葉やツルは家畜の飼料 ツルは農業で作業用に用い 繊維で布が織られ さらには　マント群落 森林保護の役目を になってきました。 ようは使わなくなった為 ともいえます。 なにか利用できるといいですね。 邪魔にしては　もったいない 気がします。 万葉のころより 親しまれた秋を代表する お花です。 名もない歌人の一首で しめさせていただきます。 雁かねの 寒く鳴きしゆ 水茎の 岡の葛葉は 色づきにけり　万葉集 今日１日　お疲れ様でした。

キョウチクトウ科 イケマ属 東アジア一帯に自生 日本では北海道～九州分布 山野　日当たりのよく 肥沃な場所を好む つる性多年草 地下茎に痙攣性毒あり 地上部は食用とされるも 多用はしないほうがよい とされる 昨日のセンニンソウと同じ 場所に　グズの葉に 埋もれながら　咲いています。 白にわずかに桃色がかる 小さなお花です。 かつてこの花の種の白い毛を 綿の代用や朱肉に用いたそうです。 また種を漢方でらましとよび 強壮薬とされています。 古名をカガミ　カガミグサ 夏の季語を表します。 イモは根ではなく種の形をさし 内側が鏡のようだから カガミイモ　長い年月を経て 現在の名で呼ばれるよう… もっとも諸説あるでしょうが。 秋の七草にはいるグズ まだお花はみられません。 こちらでは　もう少し 後でしょうか。 夏と秋の混在する今時分　 朝からよく晴れて 厳しい暑さとなりました。 つい涼しくなったかと 思っていましたものを。 しばらくは　こんな調子 なのでしょうね。 今日１日　お疲れ様でした。

キンポウゲ科 センニンソウ属 東アジア　温帯～亜熱帯原産 日本では北海道南部～沖縄 国内全土に自生 日当たりのよい山野　 道端の低木林にからみ生育 常緑つる性植物 日本に１０種以上ある クレマチスの原種 和名　仙人草 花後の果実が白い面毛をもち 仙人のひげにみたてられた 別称　ウマクワズ 有毒植物　根は生薬 川沿いの土手の植樹に 他のつる性植物と共に 白い花をいっぱいにつけて 咲いています。 生育旺盛　多花性 夏から秋にかけて 清楚な花を楽しめます。 直根性であるため 移植をきらいます。 挿し木がいいでしょうか。 樹液でかぶれることが ありますのでご注意を… 野趣の趣きのあるお花 自然風のお庭にも向きますね。 本日は処暑 二十四節気　第１４ 太陽黄経　150度 暑さがおさまり 朝晩に涼風が立つころと… また　台風が訪れやすくなり 警戒を促す節気です。 とはいえ　まだ８月の末 しばらくは残暑の厳しさが 続きます。この頃より 夏バテ　食中毒などにも 注意が必要になります。 ご自愛ください。 今日１日　お疲れ様でした。

アカメガシワ　赤芽柏　3/3 トウダイグサ科 アカメガシワ属の落葉高木 在来種　本州〜四国〜九州、沖縄に分布 雌雄異株 こちらは　雌花序です。 雄花と雌花、咲くタイミングが微妙にズレ　雌花は少し後に咲きます。 今回は　ホント珍しく　同じ日にぜんぜん別の場所で雌花が咲いてました。ラッキー。 ちょっと早目の雌花さんかなぁ。 長さ7～20cmの円錐花序に　花びらのない雌花がたくさんつきます。 ぐぐーんと拡大してみてくださいね。 子房は 赤くトゲトゲっぽいです。 柱頭が ３つに分かれてるの見えるかなぁ〜 撮影　2022 6/18 川沿い歩道　

雨が降り　一部は そのまま大海へ そして　山に溜まり 沁みだして　伏流水となり 川から　海へ 温められ　水蒸気となり 天に上り　雲へと姿を変え そして　また雨となって 地上に還える 人と人との出会いと別れは 川の流れのようなもの 出会っては別れ 別れてはまた出会う…こともあり 行きつ戻りつした先に 何がみえましょうや Memento mori それを想うことは　同時に 生について　想うこと 大切なのは　過ぎた過去でも どうなるか　わかりもしない 未来でもなく　今　この時 確かに　触れることのできる 今の　この時… そう　私は思います。 今日１日　お疲れ様でした。

少し前に胴の黒い メスを投稿していました。 メスはよく見かけますが オスは今年ははじめてです。 メスに対し　その数の割合は 少ないのでしょうか？ 青緑のメタリックな光沢 おしゃれさんですね。 さて　本日は七夕 あいにく　こちらは曇り空 天の川は見えません。 日本のどこかで 見えているでしょうか… もとはお隣の大国の土着の信仰 道教から　派生したお話ですね。 さしずめ彼らは神仙 ヒトよりも悠久の時 をわたるのならば 一年など対したことは ないのかもしれませんね。 七夕と日付同じくして 本日は小暑です。 暑さの増す頃 蓮が咲き　蝉が鳴く 暑中の始まりですね。 今日１日　お疲れ様でした。

アガパンサス 2/2 和名　紫君子蘭 ヒガンバナ科アガパンサス属の多年草 南アフリカ原産 優しい朝日に包まれて。 花言葉　　恋の訪れ　恋の季節 　　　　　ラブレター 撮影　2022 7/3 川沿い歩道　

アガパンサス 1/2 今日 は 七夕 年に一度 彦星さまと 織姫さまが 天の川を 渡って会える大切な日。 地上の私達は 雨が降ると この日は 少し残念な気分になりますが、 雨の向こうの 雲の向こうの 宇宙は、 降っても 晴れても 関係なく ２人は必ず 会えるんですよね。 今夜の東京は 珍しく晴れています。 風もあるので　雲が次々流れていますが　雲がどくと　夏の大三角形が 東の空に姿を表し　今ちょうど見えてます。 わし座のアルタイルが 彦星。 こと座のベガが 織り姫でしたね。 アガパンサスに ♬　 Come Rain or Come Shine 　　　　　　　　 をしたためて 　　 　Eric Clapton & B.B.King 撮影　2022 7/3 川沿い歩道

カワトンボ科 アオハダトンボ属 東アジア　北米に分布 日本では東北　本州　四国　九州 九州以降では　よく似た リュウキュウハグロトンボが見られる ヒラヒラと蝶のよう 川沿いの道に舞っていました。 胴が黒いから　雌のようです。 水の流れにより 辺りはわずかばかりの涼 水の音がさわやかに聞こえます。 各地で梅雨明けが報じられました。 一月近く早いですね。 白南風が訪れたということでしょうか いつにない　短い梅雨を惜しむように 紫陽花が終わりに近づきます。 暑い時期が長くなるでしょうか 案外　後半は雨が降ったりして それほどでもなくなるかもしれない いいえ　たらればは　よしましょう。 できうる対策をして 少しでも快適に過ごし 盛夏を楽しんでいきましょう 今日１日　お疲れ様でした。

ブナ科　コナラ属 青森を除く本州から南に分布 日本以外ではアジア東北から ヒマラヤ付近で見られる 落葉高木 名前の由来は諸説あります。 食の木　国の木など 古くから　身近にあった樹木 実は古名で　橡　つるばみ いわゆるドングリですね。 この実を煮出し　黒系の染料に。 虫の木　クワガタやカブトムシ 彼らを誘う樹木でもあり 建築資材などにも。 再生力に優れ　大昔から 暮らしの中で取り入れられていました 子供のころから馴染みのある木 よくドングリを集めて遊びました。 この実がポロポロと落ちるのが 夏の終わり　8月の下旬すぎ。 童心に還り　ドングリ拾いを またしてみましょうかね。 今日１日　お疲れ様でした。

キキョウ科ホタルブクロ属 川のすみに咲いていました。 この花はご近所でもよくみます。 種でもとんだのでしょうか 画像の上に川がみえますね。 この川はまもなく蛍が舞います。 以前の投稿でも記述しましたが ホタルブクロの名の由来は 子供がこの花の中にホタルをいれて 遊んだから　だとか。 今より物のない時代 それでも子供は身近にあるもので 楽しみを見つけていたのですね。 ５月も後１週間と２日 早いものですね。 気温が上昇すると 倦怠感や疲労がたまりやすく 気も憂鬱になりがち なにも考えず　まずはゆっくり お休みください。 今日１日　お疲れ様でした。

クワ科クワ属 落葉中木 くわばら　くわばら お馴染みの桑 そして　くわばらと言えば 菅原道真公　雷 公にゆかりある桑原だけは 避けて通ったとか そういえば　雨は多いけれど 雷はおきていないような 新春から　もうすぐきたる 夏至までの雷が春雷 春を司どるは東の青龍 肩の荷をおろし 夏の守護　南の朱雀に 役目を明け渡す時期が 近付く 少し前まで枝だけでしたのに すっかり新緑の葉 雌雄同株なのですね。 実までつけています。 もう少ししたら赤くなり 黒みを帯びてくるころが 食べ頃です。 もっとも　そのころは きっと　鳥が… 西洋桑のマルベリーとは 近隣種にあたります。 葉をとる　実をとる 目的の違いで その特性が異なりますね。 もう　こちらでは 初夏といっていい頃合いです。 ようやく春めいてきたと 感じられるお土地 にお住まいの方がいらっしゃる というのに… 狭いといわれる日本ですが こんなにも違いがあるのですね。 今日１日　お疲れ様でした。

今日は立春😊 春の兆し🎶〜 数日前に発見して*\(^o^)/* 花にはperfidy 葉にはno change till death 全般ではglory victoryの花言葉が ありました！💐💐💐💐💐

１０月〜１１月＋１２月に集めた　ふわふわさんたちです。 ★ ふわふわシリーズ シュウメイギク　秋明菊 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 １２／２から 昨日までの ふわふわさん達はどれも　キク科でした。たくさんありましたね。 今日から しばらくキク科以外のふわふわさんに　登場してもらいます。 シュウメイ菊ってお名前だけ聞くと　 菊じゃん！って思うけど　キンポウゲ科なんです。 花後キチンとお手入れされてる シュウメイギクの綿毛を 見ることはないと思います。 咲いていた花壇を 廻って見たけど　やはり見当たりません。 いひひ。 こんな所にいたのぉ〜 川沿い歩道の隙間 で ポツンと、背の低いおチビなシュウメイギク　見〜っけ！！！ →　花後のまだ若い果実　ボケボケでスミマセン。 ↖　だんだん種子が熟してきて　冠毛が見えはじめてますね。 ↙　ホントは 時間をかけて　自然とブワァーっと膨らんで来るようですが、せっかちな私は　手で触ってみました。軽く摘むと　フワッホロリと　解れて風で飛んでいきました。 撮影　2021 12/6 川沿い歩道

１０月〜１１月に集めた　ふわふわさんたちです。 ★ ふわふわシリーズ ヒロハホウキギク　広葉箒菊 キク科シムフィヨトリクム属の一年草 北アメリカ原産。1960年代に確認された帰化植物 関東以西～九州に分布 空き地や 道端などに 生えるざっ草 去年　初めて出会って　お名前を調べ 覚えた子。 今年は　他の何箇所かでも会えました。 8〜10月に １cm 弱 ( ７〜９mm)の小さな淡いピンクのお花が咲きます。 お花を撮ったのは１０月上旬。 ふわふわを期待して　また見に行ったら　折れて踏んづけられてました。 え〜そんなぁ～ 別の場所で　元気にふわふわになってる姿　見っけ！　 よかった～ このまん丸綿毛１cmくらいかなぁ お花 撮影　2021 10/6 スマホ 川岸車道と護岸の隙間 綿毛撮影　2021 11/24 スマホ 同じ川の下流　橋の袂

たぶん メヤブマオ　雌藪苧麻 イラクサ科カラムシ属の多年草 在来種 北海道〜九州まで分布 山林の林下などに自生 昨日投稿したカラムシを見に行ったとき　すぐ近くで出会いました。 似た感じだけど　違うよね。 ぶらり〜んが　カラムシより ずいぶん 長いのね！(２０〜２５cmくらい) あなたは だぁれ？？？ イラクサ科カラムシ属の お仲間って　よく似てるんです。 お名前調べしてて　頭抱えてましたが、いつまでも放っても置けないので、「たぶん」って事で投稿させて下さい。 間違っていたら　教えて下さい。 よろしくお願いします。 カラムシ属の アカソ　小アカソ　草小アカソたちは　茎・葉柄が赤いんです。 この子は赤くないですね。 カラムシ属、カラムシは 昨日投稿した子です。 カラムシ属、ヤブマオ　メヤブマオ など 〇〇マオの中のどれかかなぁ？ ８月〜９月のお花の時期には　白く丸いトゲトゲ玉の雌花が 数珠状の細長い穂に付き　上を向いて立ってます。お花の玉はヤブマオに比べて　少し隙間があるそう。 （お花の時期は見てないので　資料から） この写真は　１１月初め。　 お花の時期は過ぎ　若い実がなり果穂は垂れてますね。　 この果実 ギッシリ付いてるなぁヤブマオかなぁ？と思ったけど、　よーく見ると　隙間が空いてる部分も見えます。 って言うことで「たぶんメヤブマオ」にしておきます。 カラムシと同じように ヤブマオ、メヤブマオも茎からの丈夫な繊維が採れるので 利用されていたそうです。 撮影　2021 11/3 川沿い歩道

カラムシ 苧、茎蒸 イラクサ科カラムシ属の多年草 雌雄同株 雌雄異花 在来種 本州〜九州、沖縄まで分布 去年　9月半ばに撮影した　雄花、雌花を10月に投稿しました。 今年は　少し時期をずらして　11月初めに覗きに行ってみました。 ど根性 カラムシ 健在！ お花の時期は過ぎ　若い果実の時期でした。 花被筒に包まれた１mm程の果実が集まって玉のようになり　7〜８cmの花序枝に　くっついてます。これが晩秋には焦げ茶色に熟します。 カラムシは 茎から 麻のように丈夫な繊維が採れるので 古くから栽培、利用されていたそうです。 過去投稿で　そのお話してるので　ご興味があればどうぞ。 ( カラムシの投稿 1/3〜3/3 2020 10/13 ) 撮影　2021 11/3 川沿い歩道

★ Present for you ヤブラン　藪蘭 キジカクシ科ヤブラン属の多年草 日本全土　主に関東以西の本州・四国・九州・沖縄に分布 山野の林内で樹木の下草として自生 庭園の日当たりの良くない部分のの下草、縁取りなどとしてよく利用されている お花の時期は晩夏でしたね。 仕事の道中　時々通る川沿い歩道で　緑色の種子が たわわになっているのを　見っけてから待ってました。 よしキタ！　いい感じに黒光り！ 黒く直径6〜7mmの果実のように見えてるのは　じつは　種子なんです。ヤブラン属の果実は果皮が薄くて早い段階で脱落し、種子がむきだしになって成熟するそうです。 ヤブランお花投稿　2021 7/22 撮影　2021 11/19 スマホ 川沿い歩道 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ

キダチチョウセンアサガオ　 木立朝鮮朝顔 園芸名　エンジェルス•トランペット ナス科キダチチョウセンアサガオ属の低木 中南米原産　明治時代に渡来 花期は 初夏5月頃から１１月。真夏はちょっと勢いなくお休みしてるけど　涼しくなって来たら また元気に咲いてます。 夜ウォーキングの川沿いコース。よそ様のお宅の門前。 長さ２０〜３０cmもあるお花が　ぶら下がって下向きに咲いてます。 夕方〜夜になると 甘い香りで虫たちを誘います。 私も 誘われ クンクン 夜空の星から 天使が舞い降りて　このトランペットに息を吹き込むと　どんな音色だろう？ どんな曲が 似合うかなぁ？ ♫『トランペット吹きの子守唄』 撮影　2021 10/9 スマホ 夜ウォーキング

キカラスウリ　黄烏瓜　2/2　雄花 ウリ科カラスウリ属のつる性多年草 雌雄異株 この辺には　雄株雄花は見当たらなかったので、別の場所で お昼頃に撮った 雄花をどうぞ。 お仲間でよく似た カラスウリは　朝日が昇ると萎れてしまいますが、コチラ　黄カラスウリはお昼前頃まで咲いてます。 この写真は　もうソロソロ萎れてきてますね。 雄しべ、ちょっとボケてますが… 黄色い玉ッコロみたいな形なの　わかりますか？ 雌しべと　ハッキリ違いがわかる点ですね。 撮影　2021 6/12 川沿い歩道 ★ 夜咲くんだよシリーズ

★ かたばみの仲間たちシリーズ　黄色　 カタバミ　片喰　酢漿草 学名　 Oxalis corniculata 　　オキザリス • コルニクラータ カタバミ科カタバミ属の多年草 在来種 これまでに投稿してきた他の子達のように　お名前に〇〇〇のつかない The カタバミ ですね！ ◇　特徴 葉っぱは　ハート型の三出複葉 花茎は高く伸びず(４〜10cm)　地面に近い低いところで咲いてます。 黄色い小さなお花は　８ｍｍ〜１cm。 花期は　4月〜10月 片喰紋・酢漿草紋（かたばみもん） 繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難な事から「（家が）絶えない」として　家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。 撮影　2021 3/27 川沿い歩道

★ かたばみの仲間たちシリーズ　黄色 オオキバナカタバミ　大黄花片喰　　 　　　　　　　　　大黄花酢漿草 学名　Oxalis pes-caprae 　（オキザリス・ペスカプラエ） カタバミ科カタバミ属の多年草 南アフリカ原産 まだ寒い冬の終わり〜早春、この子たちが 咲き始めると 春の訪れを感じ、ワクワクします。 道端で出会えるので　春を告げる福寿草よりも ずっと身近な子！ ◇　特徴 葉っぱは3出複葉で　すっきりしたハート型。 一番の特徴は　ソバカスちゃんの葉っぱ。紫褐色の斑点があります。オンリーワンの特徴。(写真拡大するとかろうじて見えるかなぁ) 15～30㎝の長〜い花茎の先に数個、固まってつくお花は 3～4㎝と　ビッグサイズ。 爽やかな　レモンイエロー。 花期は　3月〜5月と書かれているもの、　4月〜9月と書かれているものがありました 私の感覚だと　2月〜5月 春先。 湘南の浜近くでは　1月にも咲いてましたよ。 撮影　2021 2/28 川沿い歩道

★ かたばみの仲間たちシリーズ ピンク ムラサキカタバミ　紫片喰　 　　　　　　　　　紫酢漿草 学名　Oxalis corymbosa 　　　オキザリス • コリンボーサ カタバミ科カタバミ属の多年草 南アメリカ原産 江戸時代末期に観賞用として導入され日本に広く帰化 ◇　特徴 葉は三出複葉、ハート形 1.5cm位のお花は　散形花序に複数つき、淡紫紅色。 お花の色味を比べると サンカクカタバミよりも　少し濃く　でも　イモカタバミよりは　薄い。中間くらいかなって印象。 お花の中心部は黄緑色で　雄しべの葯は白色。 花期は　５月〜7月 『　花見　カタバミ　』 桜は散ったけど 今日も花見をした 道端で アリと蜂も一緒に 酔っぱらいの蝶々に 絡まれたりして ハートの葉っぱ 何という花なんだろう 満開だった 星野富弘　 花の詩画集 足で歩いた頃のこと　より この詩に添え 描かれているのはピンクのカタバミです。ムラサキカタバミだろうと思いました。 撮影　2021 4/11 川沿い歩道