デンドロビウム ウェンフェン Dendrobium Ueang Phueng, Suphachadiwong 1993年登録 Dendrobium lindleyiとDendrobium jenkinsiiの１次交配種。 毎年のことだから一応書いておくけど、ウェンツェンとか、ウェンチェン、Ueng Tsueng、uaeng thuengみたいな名で売ってるのは全て誤表記。自分が販売する商品名すら確認しない、怠惰で無知な業者が使ってるフェイクネームだから。 開花時期は一昨年は３月中旬、昨年は５月中旬だった。今年は４月上旬に開花が始まった。秋にどこまで外で引っ張るか、室内に入れてからの気温といつから水をやるかで開花時期が多少ずれるみたい。 昨年は花茎５本出たけど、うち２本が途中で枯れて、残った３本も半分くらい蕾がシケたので、今年は底面給水で蕾に水がかからないよう気を付けつつ、水切れしないよう頑張ったらほぼ脱落なしに開花した。 もっとも、GS友さんによれば、花芽の時期にバケツ水に浸けても大丈夫だったそうなので、蕾に水がかかるかどうかは関係無くて、昨年は単に水不足でシケたのかもしれない。 ちなみに今年は花茎が８本出て過去最高だったけど、花茎１本あたりの花数は2021年の方が多かった(今年の最多は６輪、一昨年は９輪)。

デンドロビウム ウェンフェン （ウェンツェン） 今日開花しました😍 もう少しペタルが開くと思うけど、取り敢えず載せちゃえ🤣🤣🤣 2018年ドームで子株を購入。 すぐにヘゴ付けし、昨年は蕾がシケました😱 今年は花茎が4本も出ています😄 ヤッター🙌

デンドロビウム ウェンフェン。 ３月の中旬から咲き始めました。そろそろ花びらが透け始めたので終わりが近いようですが、こちらの📷は満開になった直後の3/14撮影です。 3シーズン目にしてやっと、ほぼシケさせることなく花茎４本開花に至りました。実際は１番小さい花芽が１本丸ごとシケたんですけどね。それでも３輪くらいしか残らなかった昨年や一昨年に比べればほぼ完璧な仕上がりです。 デンドロビウム ウェンフェン Dendrobium Ueang Phueng Suphachadiwong 1993 ラン科セッコク属(デンドロビウム属) デンドロビウム リンドレイ(Dendrobium lindleyi)とデンドロビウム ジェンキンシー(Dendrobium jenkinsii)の一次交配種で、タイのSuphachadiwong Orchids作出として1993年に登録されています。 この株に付いてた名札はDen. Ueng Tsueng(ウェンツェン)でしたが、ただの綴り間違いで、そんな交配種は存在しないので、ウェンフェンでOKです。これ以外にもいろんな綴りのウェンツェンやウェンチェンが日本には存在するみたいですが、同様に全部間違いです。伝言ゲームの成れの果てみたいなもんですね。 ただ、残念なことに、実際にラン展や通販などで売っているウェンフェンのラベルを見ると、国内で流通しているウェンフェンの半数以上が成れの果てのウェンツェン系の名で売られているみたいですね。マキシラリア等のマイナーな蘭も出鱈目な名前で売られていることはよく有りますが、流通量の多いメジャーな蘭でこれだけ誤名で流通しているのはセロジネ フィンブリアタ→セロジネ ユニフロラに次ぐ多さじゃないでしょうか。日本で最初に間違った業者がよほど大手で業界の中で権威のある業者だったんですかね。 ＃GSの名前タグも圧倒的にウェンツェンの方が多いですね。変異率95%くらいでしょうか。末端消費者はともかく、流通を担ってる販売業者はサンダースリストぐらい確認して売りなよ！って思いますけどね。

6月27日撮影。 開花が始まった直後です。今日は花びらが透けてきて皺もより始めてたので切りました。開花期は10日くらいということですね。 さて、この株、うちに来て4～5年目で初めての開花なのですが·····。 5月中は開花することもあるということで、適宜灌水しつつ、窓辺で管理してたのですが、6月になっても花芽が出なかったので、今年もダメかと屋外腰水管理に移行しました。 6月も半ばになった頃、なんか木の枝みたいなのが乗っかってるなと思って見てみると花芽でした。でも、その時すでに新芽も4本ほど伸びていまして、このまま雨ざらしにすると花芽がしけるかな？でも、今さら室内管理にするのもやだな、などと思いつつ、そのまま放置していたところ、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、月末には開花に至りました。 梅雨入りする頃になって、新芽も伸びているのに花芽がついて開花するとか、そんな咲き方をすることはあるんでしょうか？ それと、これはリンドレイ(Dendrobium lindleyi)でしょうか？ウェンフェン(Dendrobium Ueang Phueng)でしょうか？ ちなみに名札はDen. lindleyiでした。 うちにはこの他に リンドレイ二株(一つはDen. aggregatum名、10年以上未開花。一つはDen. aggregatum majus名、昨年入手、今年3月に3本花芽が上がるも開花前に全滅)と、 ウェンフェン一株(Den. Ueng Tsueng(デンドロビウム ウェンツェン)名、昨春入手、昨年も今年も開花済み)があるのですが、バルブと葉だけだと、正直、どこで区別すればいいのかよくわかりません。 今回の株も20輪くらい咲けばリンドレイかな、とか、5輪くらいだったらウェンフェンなのかな、と割り切ることも出来たのですが、10輪というなんとも半端な花数。花の形や大きさはウェンフェンと遜色ありません。 そもそもウェンフェン(Ueang phueng)というのはリンドレイのことを意味するタイ語で、何でそんなもんを交配種の品種名に使っちゃったのか、誤認が起きてないのか？という疑問も有りますし、ウェンツェンだのアグレガタム マジャスだのといった実在しない種名や品種名の名札を付けて売ってる花屋が、ホントに自分が売ってるものの正体を分かって名札を付けてるのかという疑問もあります。 誰か具体的にどこで区別できるかご存じの方います？