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醜男
萵苣木/野茉莉(エゴノキ) エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。雑木林や山地の谷間などに生え、庭や公園にも植えられる。葉は昆虫のオトシブミ類の幼虫の餌となっているので、葉が展開したあとは揺籃(ようらん/ゆりかご)がぶら下がるのを見つけることができる。花期は5~6月。新枝の先にたくさんの白い花が垂れ下がって咲き、甘く香る。花が散ると灰白色の果実がさくらんぼのようにぶら下がり、熟すと果皮が裂けて種子がむき出しになる。コーヒー豆大の種子はヤマガラの好物で果皮をむいて食べる。種子の中にいるエゴヒゲナガゾウムシの幼虫も食べる。種子を地面に埋めて貯食もする。忘れられた種が春に芽を出す。 エゴノキは食害から身を守るために果皮の表面に有毒のサポニンを含む。舐めるとのどを刺激してえごい(えぐい)のでエゴノキの名前がついた。果皮の表面を揉むと泡が出て汚れを落とすことができる。かつては石鹸として利用された。果皮をすりつぶして水に入れて振ると白濁して泡立ち石鹸水になる。ムクロジも果皮にサポニンを含み、同じように石鹸の代わりになる。また、果実はかなり昔から漁に使われていた。新鮮なものを布袋に集めて入れる。これを大まかに砕いて、水流に流すと魚のエラに毒成分がつき、魚は呼吸できなくなって次々と浮いてくる。エゴサポニンによる作用で特にウナギを獲るのに使われた。現在はこの方法は禁止されている。 出典『樹木の事典600種』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』『薬草の呟き』
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醜男
萵苣木/野茉莉(エゴノキ) エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。雑木林や山地の谷間などに生え、庭や公園にも植えられる。葉は昆虫のオトシブミ類の幼虫の餌となっているので、葉が展開したあとは揺籃(ようらん/ゆりかご)がぶら下がるのを見つけることができる。花期は5~6月。新枝の先にたくさんの白い花が垂れ下がって咲き、甘く香る。花が散ると灰白色の果実がさくらんぼのようにぶら下がり、熟すと果皮が裂けて種子がむき出しになる。コーヒー豆大の種子はヤマガラの好物で果皮をむいて食べる。種子の中にいるエゴヒゲナガゾウムシの幼虫も食べる。種子を地面に埋めて貯食もする。忘れられた種が春に芽を出す。 エゴノキは食害から身を守るために果皮の表面に有毒のサポニンを含む。舐めるとのどを刺激してえごい(えぐい)のでエゴノキの名前がついた。果皮の表面を揉むと泡が出て汚れを落とすことができる。かつては石鹸として利用された。果皮をすりつぶして水に入れて振ると白濁して泡立ち石鹸水になる。ムクロジも果皮にサポニンを含み、同じように石鹸の代わりになる。また、果実はかなり昔から漁に使われていた。新鮮なものを布袋に集めて入れる。これを大まかに砕いて、水流に流すと魚のエラに毒成分がつき、魚は呼吸できなくなって次々と浮いてくる。エゴサポニンによる作用で特にウナギを獲るのに使われた。現在はこの方法は禁止されている。 出典『樹木の事典600種』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』『薬草の呟き』
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萵苣木/野茉莉(エゴノキ) エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。雑木林や山地の谷間などに生え、庭や公園にも植えられる。葉は昆虫のオトシブミ類の幼虫の餌となっているので、葉が展開したあとは揺籃(ようらん/ゆりかご)がぶら下がるのを見つけることができる。花期は5~6月。新枝の先にたくさんの白い花が垂れ下がって咲き、甘く香る。花が散ると灰白色の果実がさくらんぼのようにぶら下がり、熟すと果皮が裂けて種子がむき出しになる。コーヒー豆大の種子はヤマガラの好物で果皮をむいて食べる。種子の中にいるエゴヒゲナガゾウムシの幼虫も食べる。種子を地面に埋めて貯食もする。忘れられた種が春に芽を出す。 エゴノキは食害から身を守るために果皮の表面に有毒のサポニンを含む。舐めるとのどを刺激してえごい(えぐい)のでエゴノキの名前がついた。果皮の表面を揉むと泡が出て汚れを落とすことができる。かつては石鹸として利用された。果皮をすりつぶして水に入れて振ると白濁して泡立ち石鹸水になる。ムクロジも果皮にサポニンを含み、同じように石鹸の代わりになる。 出典『樹木の事典600種』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』
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萵苣木/野茉莉(エゴノキ) エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。雑木林や山地の谷間などに生え、庭や公園にも植えられる。葉は昆虫のオトシブミ類の幼虫の餌となっているので、葉が展開したあとは揺籃(ようらん/ゆりかご)がぶら下がるのを見つけることができる。花期は5~6月。新枝の先にたくさんの白い花が垂れ下がって咲き、甘く香る。花が散ると灰白色の果実がさくらんぼのようにぶら下がり、熟すと果皮が裂けて種子がむき出しになる。コーヒー豆大の種子はヤマガラの好物で果皮をむいて食べる。種子の中にいるエゴヒゲナガゾウムシの幼虫も食べる。種子を地面に埋めて貯食もする。忘れられた種が春に芽を出す。 エゴノキは食害から身を守るために果皮の表面に有毒のサポニンを含む。舐めるとのどを刺激してえごい(えぐい)のでエゴノキの名前がついた。果皮の表面を揉むと泡が出て汚れを落とすことができる。かつては石鹸として利用された。果皮をすりつぶして水に入れて振ると白濁して泡立ち石鹸水になる。ムクロジも果皮にサポニンを含み、同じように石鹸の代わりになる。 出典『樹木の事典600種』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』
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