警告

warning

注意

error

成功

success

information

イシミカワの一覧

いいね済み
38
いいね済み
一筆狼
イシミカワ(石実皮、石見川、石膠)。タデ科タデ属。 名の由来は三つある。一つ目は、藍色の実の外側は萼(がく)で、中に黒い実があることから、 『石』のような『実』に『皮』があり『石実皮』。これが順当な命名に近いような気がする。 二つ目は薬草としてイシミカワは石見川村(現大阪府河内長野市付近) が良質だったから『石見川』。 三つ目は、イシミカワのつる葉は骨折のとき膠のごとく骨をつなぐ。 そこから石のようにくっつくので石膠(イシニカワ)。これがなまって『イシミカワ』。まあ、ちょっと強引ではある。 葉の形は正三角形、葉の裏に葉柄がついている。目立つ丸い托葉が茎を囲み、突き抜けたように見える。 葉と茎には下向き(逆刺)の鋭い棘がある。イシミカワは、ママコノシリヌグイより棘が鋭いようだ。 毒舌のトゲや座布団のような托葉を持っている立川談志のような噺家に似ている。 イシミカワの話を聞けば、案外おもしろく根は悪い性格ではないような気がする。 勝手な思い込みではあるが。 1枚目、10月7日のイシミカワ。 2枚目、1週間前のイシミカワ。 3枚目、ヤマハッカ、香りはしない。 4枚目、アケビ。一番熟れているのを持って帰った。 5枚目、割れていて、食べ頃。ほんのり甘く、美味しかった。種か多いので、ペッペッと吐きながら完食。
いいね済み
73
いいね済み
醜男
石見川(イシミカワ) タデ科イヌタデ属のつる性一年草。道端や田の畦、河原などに生える。茎は長さ1〜2mに伸び、下向きの鋭い刺でほかの草や木に絡みつく。葉は互生し、長さ2〜4㎝の三角形で、葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。托葉鞘は鞘状の部分は短く、上部は葉状に広がって円形になる。花期は7~10月。茎の先や葉腋に短い総状花序を出し、淡緑色の小さな花が多くかたまってつく。花序の基部には丸い葉状の苞があってよく目立つ。花冠の裂片に見える肉厚の萼片はほとんど開かない。径は3〜4㎜で5裂する。萼は多肉質になって痩果を包み、直径約3㎜の球状になる。色は緑白色から紅紫色、青紫色へと変化する。痩果は黒色で光沢がある。 名前の由来にはいくつかの説がある。 ①現在の大阪府河内長野市の近くに石見川村があった。江戸時代中期の『倭訓栞』によると、薬草『杠板帰』としての本種は、石見川村のものが良質だったので、イシミカワと呼ぶようになった。 ②江戸時代中期の『和漢三才図絵』によると、イシミカワのつる葉は、骨折の場合に膠の如く骨を接ぐ。骨を石の如くつけるので『石膠』。石膠が『いしみかわ』に訛った。 ③石のようにかたい果実に皮があることから。 出典『野に咲く花』『野草の名前 秋』『里山のつる性植物』
585件中 145-168件 を表示

人気のコラム一覧

2024.02.14

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

by.GreenSnap編集部
2025.02.27

100均の製氷ケースで寄せ植え!おしゃれな多肉ポットをつくろう

by.hana (a piece of dream*)
2022.08.31

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にも...

by.GreenSnap編集部
2020.01.29

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

by.mokutaro(杢太郎)
2020.01.15

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

by.内田アリ
2024.02.14

冬に咲く花といえば?寒い時期を彩る人気の冬の花一覧

by.GreenSnap編集部