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かわいいじゃねぇかの一覧

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良し、行くぞう
八重の水仙を見つけた。 たまに通る道だが、反対側にはめったに渡らない。 今日たまたま魔が差して渡った場所の、おそらく自治体が管理していると思われる道路脇の植え込みにそれはいた。 おいちょっと待て。 水仙にしちゃ様子がおかしいぜ。 よく見てみろ。 自分の中の植物刑事(デカ)がそう呟いたもんだから、近づいてみたら八重咲きの水仙だったのだ。 初めて八重の水仙を見たのだと思うが、なんかこう、なんというか、 やけにクシャクシャしてるなぁ というのが第一印象。 しかしながら外側の花びらは精一杯水仙らしくいようとしているように見えて面白い。 思ってたこの世の八重全般とは結構違うので、水仙に関してひとつ利口になった気がする。 この水仙の群落、八重咲き水仙と肩を並べる近さにノーマル日本水仙も植わっている。 そのため、植物刑事が指摘しないと二つの水仙の違いに気づきにくい。 そして、植物刑事は不自然な点に気づく。 道路脇の植え込みはそれぞれ水仙やツツジが植えられて連なっているが、八重の水仙が生えているのはこの植え込みだけなのだ。 果たして自治体がこんなイタズラ心溢れる植え方をするか。 造園屋は町の植え込みなんかで遊ぶものなのか。 植物刑事は思案を巡らせたうえ、ひとつの仮定を立てた。 「水仙の横にわざと異なる水仙を植え、誰か気づくかなぁと陰ながら一人ほくそ笑む地域住民によるゲリラ園芸なのではないか」と。 残念ながら捜査は打ち切りとなったため真相は掴めず、迷宮で笑う八重咲き水仙。 間違いないのは、陰ながらほくそ笑むゲリラがここにもう一人誕生したということだ。
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12
良し、行くぞう
アセビ 花まみれ、の図。 「I amツツジ科!」との主張をまざまざと見せつける、特徴的な小さい壷状の花。 花材として見れば、花がなくともその枝振りはどこを取っても美しく、壷に花を生ける際には「ブチ込むだけでなんか解決」という頼もしい枝物だったのを思い出す。 庭木として奔放にさせておくとこのように花まみれの茂みと化すが、それもまたアセビパワーがウズウズとしていて面白い。 そんな奔放なアセビとは、相模国一宮でおなじみの寒川神社で出会った。 皆が荘厳な本殿と大きなねぶた飾りにカメラを向けているその横で、自分はひたむきにアセビを撮っていたのだが、仲間もライバルも一人として現れなかった。 大丈夫だ。悲しくなどない。 自分は後厄になるのだが、嘘か真か、「後厄が一番ヤバいらしいよ、だってほらフィナーレじゃん、厄の。」 という誘いを受けて、厄の実施期間もあと一年という頃合いなのだが初めて厄落としのご祈祷を受けに寒川神社へ行ったところ、このアセビと出会ったのである。 授与品は色々入っていたが、御神撰の落雁がダントツで嬉しかった。落雁うめぇ。 こうして厄祓いが済み、今日もおかげさまで平穏無事に暮らしているが、それすなわち、自分の知らない所で払い除けられた厄はさぞや恐ろしかったのではないか。 厄との距離も近かったのではないか。 もしかして結構ギリギリだったんじゃないか。 すんでの所で払い除けたその厄は、どんな恐ろしい厄だったのだろう。 ギリギリでいつも生きている感のある自分が厄祓いを受けた後に平穏無事でいると、逃れたであろう厄がむしろ怖いもの見たさで気になってしまうのである。
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17
良し、行くぞう
先日ネットニュースにて、 イギリスのホームセンターで半額の2000円となって売られていたモンステラが、実は30万円相当にもなる珍しい斑入り品種だったと判明したことが報じられた。 そんなニュースを見たらやることはただ一つ。 自分もホームセンターへ駆けて行ったのである。 人はこれをミーハーと呼ぶのだろう。 しかしそこは平凡な運命の持ち主、30万円に化けそうな出会いは残念ながらなかった。 30万円だとわかっても売らずに「30万がこの手に…シシシ」と言いながら夜な夜な頬ずりするだけのつもりだったのに。おかしいな。 まぁホームセンターの植物コーナーは掘り出し物がなくても楽しいが。 代わりと言ってはアレだが、198円で面白いシダを購入したのでこれで満足した。 ハートファーン、イヌアミシダ、ヘミオニティス・アリフォリア… 通り名は様々だが、要は 「毛深いハートのシダ」なのである。 自生地は西インド諸島らしく、どうにもバハマやプエルト・リコといったカリブ海のビーチリゾートが頭をチラつく。 青い空の下、美しい海を目の前に、あちこちから飛んでくるウインクを横目で流しながらビーチチェアに体を預けて、うまいラムのダイキリを引っかけつつ、 自生しているシダのことを考える贅沢なひととき。 おぉ、いいぞ。 とてもいいじゃないか。 一筋縄じゃいかない大人の余暇はこのくらい振り幅がなくては。 198円で束の間バハマのビーチに心を飛ばしてくれるこのイヌアミシダだって、ありふれた存在だったとしてもなかなかにしてそこにいる価値が高いのではないか。 平凡な運命、平凡な価値。 ともに力を合わせれば、たとえ財布に30万円が無かろうと夢を見せてくれる存在に化けるのである。 こんな楽しみ方も出来るなら、ありふれたお手頃ミニ観葉だってある意味とても良い価値があると自分は思うのだ。
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良し、行くぞう
ここからは良し、行くぞうさんをお迎えして解説をお送りします! 良しさんどうですか、今日のこのアネモネ選手、だいぶ仕上げてきたと思うのですが~… そうですね! まずこの色合いですが、かなり色づいてきたと思います! クラシカルピンクで咲くというプログラムを提出していたようですが、宣言どおり色味を出してきましたね! 2週間前はどうなるのかとメディアでも心配の声が上がっておりましたが… そうですね!アネモネ選手はこの2週間、梅干しにしか見えないというバッシングもありましたし、植え替えや冷たい雨もあったので、すごく困難な状況だったと思います! どうですか良しさん、やはりこのような2週間というのは、選手にとって苦境を強いられるものなのでしょうか? そうですね!ただアネモネ選手は寒さに比較的強いと言われているのと、雪予報がなくなった分そこまで気温が下がらなかったのもありまして、今回のアネモネ選手にとっては幸運だったのではないかと思います! 技術点や構成はいかがでしたか? そうですね! 花柄に高さがありますね! 最初の段階で花の付け根に包葉がぴったりくっついていましたが、選手にとって開花前の蕾がある状態で植え替えにあたるというのは難易度が高いんですね! その難易度を乗り越えて、ここへきて花柄がしっかりと伸びているので、花姿に非常に高さがあることと、その高さが出た状態で色合いもハッキリしているのは技術点とても高いと思います! 花びらの構成も八重ならではの奥ゆかしさがわかりますので審査員たちにアピールできています! え~そして、ただいま審議中ということですが、良しさん、どういった点が審議にかけられていると思われますか? そうですね! 高さ、色合いともに2週間でよく仕上げてあると思うのですが一点だけ心配なのがこの花びらの広げ方でしょうか! 八重のぽってりしたボリューム、奥ゆかしさはあるのですが、花びら全体の広げ方がもう一歩足りていなくて円形のポージング、少し乱れたとジャッジが出るかもしれないですね! となるとどうでしょう、今回のプログラム、開花という認定はあるのでしょうか…! そうですね! もしかしたら開花認定は厳しいかもしれませんが…2週間でここまで仕上げてきたチャレンジは世界が注目してますので、とても素晴らしいと思います! …とまぁこんな感じでオリンピック脳が出来上がっている。 何を見ても実況解説に持ち込んでしまう哀れな思考は閉会式まで続くのだ。 頑張れ日本。頑張れアネモネ。
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12
良し、行くぞう
家族が買って半年、全く新葉の音沙汰がなかったリュウビンタイ。 真冬なので躊躇していたが、 「食らえ!ハイポネックス!」 とアバンストラッシュの如く液肥をお見舞いしてやってから一週間後。 大ビンタイも小ビンタイも分かりやすく茎を持ち上げ始めた。 なんだ、腹が減っていたのか。 気が利かない持ち主であいすまん。 写真にも写っているが、土の左側に、昨日はなかったはずの、明らかに根ではないカクカクした数本の茶色い物を見つけた。 「ア"ア"ァ!!!」 奴だ!蜘蛛が出た! とびきりデカイぞ! 後ろに下がり息を飲みながらじっと奴の様子を伺ったが一向に出てこない。 目を離すまいと鉢を凝視しながらティッシュを4枚くらいバサバサっと取り、すぐに逃がせるよう背後にあるベランダの窓を開けたのに、奴はまだ動かない。 なぜだ…なぜ貴様は動かないのだ。 冬だからか。 寒いから鈍いのか。 それともすでに息絶えているのか。 とりあえず現状を把握せねば。 鉢に顔を近づけてビックリ。 画像をよくご覧いただきたい。 おわかりいただけただろうか… なんと蜘蛛だと思っていた奴は、 阿修羅像のフィギュアの腕だったのである。 そう言えば昨日の午後、子供が仏像ガチャの景品を飾っている場所をなにやらイタズラしていたような… なんて人騒がせなのだ。 いや騒がせたのは自分か。 どうもすいません。 そんなわけで阿修羅像の腕は無事保護され、本体に戻してあげようとしたら、 今度は本体が行方不明ではないか。 なんということだ。 こうしてこの後 「阿修羅像行方不明事件緊急対策本部」 を立ち上げ、令状が取れ次第おもちゃ箱に一斉ガサ入れをする運びとなった。 リュウビンタイは騒がれたと思ったらほっとかれて、いい迷惑だろう。 なぜ阿修羅の腕だとすぐわからなかったのか。 我輩の視力は0.3である。 メガネはまだない。
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16
良し、行くぞう
華美ではないが、不思議とぶりっ子ではないタイプの可愛らしさを感じるし、何よりとても丈夫。 小花フェチなら単鉢で植えれば楚々とした草姿に風情を感じるし、 寄せ植えに入れれば少々根が切れてもビクともせず、土も隠れるし、寄せ植えの主役は食わないがスピンオフを作ればそっちで主役を張れるような存在感。 非常にちょうど良い。 昔働いていたショップでも入荷すれば必ず完売する、まさにちょうど良いモテ子。 クリスマスローズやムスカリがいる寄せ植えの一味のメンバーにしたのだが、早朝、ムスカリやクリスマスローズが細胞外凍結を起こして「力が出ま千円」となっているその横で、この姫フウロは 「普通です!キリッ」としている。 しかし他の勢をおびやかすことはしない。 花一輪の寿命はそこまで長くないようだが、代わりに新しい花が常に咲くのでスタミナバッチリ2交代制。 誰もが振り向くゴージャス美人ではないかもしれないが、一緒にいると面白い。楽しい。 不思議とずっと一緒にいても疲れない。 長い付き合いだけど飽きない。 何気ないことなんだけど話したくなることがあったからちょっとLINEしてみよっかな。 笑ってくれるかな。 そういやたまに無性に可愛い瞬間があるんだよな。 何なんだろう。 この世には色々なモテ方があると思うが、「君がいるとなんだか楽しい」というモテ方こそ真のモテということなのではないか。 なんてこった、やはりこの花はモテ子なのである。 あぁ面白い。 あぁ楽しい。 しかも可愛いし。 あぁ本当にちょうど良い。 ちょうど良すぎて、ベランダからちょうど良さを叫びたくなるくらいこの花が好きだが、我が町も雪が舞ってきたので今日のところはやめておこう。
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9
良し、行くぞう
一見お調子者のようなこの苗。 「ヒッペアストラム・パピリオ」 というらしい。 ヒッペとかパピとか、 なんだか名前までお調子者といったところ。 なんだこの葉の伸ばし方は。 ピヨーン、パイーンって。 能天気か。 嫌いじゃないぜ。 なぜこのお調子者を買ったかというと、こんな成りをして実はこやつ、アマリリスの原種実生苗なのである。 今は球根も見せずに植えてあるような小さな原アマだが、店頭のPOPによると、なんと希少種ゆえ大玉に成長すると4,000円近くするらしい。ワーォ。 「葉っぱ4枚で開花株です!」とも書かれており、なんとしても嫁に出すぞ、ハウスに帰って来るんじゃないぞという生産者さんのパッションを感じる。 ちなみにこの日自分が着用していたのは、590円のトレーナーに990円のパンツであった。 家系ラーメンに全部載せても1,200円、スシローでたらふく食べても3,000円。 4,000円という金額は、自分には直視出来ない。 南米産の原種という割に、寒さにはまぁまぁ強いらしい。 明日の雪の様子を見てから外へ配備するとしよう。 この苗は生産者直売店で買ったのだが、何やらこんな場所にロケ隊が来ているぞと思いつつ買い物を済ませ、出入口の引き戸を開けかけたところ、引き戸の向こう側に先程のロケ隊がたむろしていた。 (アチャーお邪魔してもうた) と思って引き戸を閉めようとしたら、 ロケ隊の一人が「どうぞどうぞ!」と 言って引き戸を開けてくださったのだが、引き戸を押さえていたのはなんと杉浦太陽ではないか。 休憩中は真っ黒な日傘の下でベンチコートを着て水を飲むのが芸能人だと思っていた自分はまさにクリビツテンギョーイタオドロ。 畑でマルチングをしている時の彼の笑顔は嘘ではなかったのだ。 こんなに親切なのか、杉浦太陽。 ありがとう、杉浦太陽。 うちに神棚があったら彼を祭り上げるところだ。 お榊も欠かすまい。 御神酒は獺祭でどうですか。 こうして希少ヒッペアストルムは青田買い記念だけではなく、杉浦太陽と遭遇した記念の花となったのであった。
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12
良し、行くぞう
ガリガリ君梨味を賭けた博打園芸。 結果は、やはりルドベキア・タカオでお開きと相成りました。 あとでスーパーにガリガリ君を買いに行く。 しかし休眠前の最後のひと葉を乗り越え、よくぞ盛り返してくれた。感動した! タカオといえば、 台湾第2の都市・高雄、 神奈川県逗子市にある餃子がデカイ大衆中華・高雄、 アリスのべーやんでお馴染みの堀内孝雄と色々あるが、なんと言っても自分のイチオシは笑点メンバーの山田隆夫である。 6代目座布団運びの彼だが、 「人間の髪型じゃない」 「爆発に巻き込まれた人みたい」 「山田の挨拶はつまらん」 「山田くん今日でクビです」 等々、師匠達から散々罵倒される姿がお約束。  このご時世によりリモート収録に切り替わり、座布団を運ぶ必要がなくなったためしばらく番組を不在にしていたものの、なんとお茶の間からの「山田くんの出番がなくて心配」 というご意見により、リモート期間中に大喜利の挨拶だけという異例の出演で見事復活を遂げた。 蔑まれているのかと思いきや、お茶の間からのラブコールで番組を動かしたというのはまさに愛されている証拠。  そうして建てた彼の家は「座布団御殿」と呼ばれており、山田くんというのは自他共に認める座布団運びの象徴なのである。 罵倒されても、たい平師匠を無理矢理どかして座布団をちゃっかり2枚持ち去っていく姿はガッツと笑いに満ちていて本当に面白い。楽しい日曜日。 「座布団と幸せを運ぶ山田隆夫です」という彼のお決まりの挨拶はまさにそのとおりだと思いながら、自分は毎週笑点を観ている。 よく嵐のファンはメンバーを色で区別するそうだが、自分は笑点のメンバーこそ色で分けるもん!!と言いたい。 ルドベキアは黄色なので木久扇カラーだが、タカオということで今回は山田くんの話になりました、バンバン! おあとがよろしいようで。
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18
良し、行くぞう
しばらくです。 先日、SNSって何なんだろうと考えてしまう出来事があり、メルカリで欲しいものを探すだけの日々を過ごしてしまった。欲しいものはなかった。 大筋はこうだ。 たまたま調べ物がありネットで色々検索していたところ、自分の写真が無断転載されているのを見つけてしまった。 転載先は植物の育て方や楽しみ方を発信する植物情報サイト。 サイト内のある植物の育て方の記事において、自分の一鉢の写真がまんまと挿し絵のごとく使われていたのである。 例えばGreenSnap運営が、自分の写真を使って諸々PRするのは大いに結構。 登録し、投稿もし、こちらがお世話になっているからだ。 初見の相手でも、一言「写真使わせて」と言われれば、よほど理念にそぐわないことが無い限り喜んで差し出そう。 しかしだ。 先方のサイト運営者からも、記事を書いたライターからも、一切の断りがなかった。 そんなふうに自分が何も知らないまま、なんと記事が公開されてから一年もの間、自分の写真が記事を構成する一部として堂々と貼り出されていたのである。 無断で人の写真を挿し絵に使った記事を書いて、ライターは植物に詳しい人として認知され、ギャラをもらっているのか。 下品で汚い広告写真の収入を得るために、人の写真を使って記事を書き、運営しているのか。 卑猥な広告に挟まれて咲いている自分の一鉢。 ビジュアルの搾取だ。 とたんに吐き気がした。 数日かけて、二度にわたる抗議と削除依頼を申し立て、やっと削除の報告と謝罪の一報が入った。 しかし謝罪は、対応が遅れたことに対してのみ記されていた。 何を詫びるべきなのかわかっていながら、堂々とシラを切る姿勢にただひたすらウンザリした。 これを機にたくさん調べたが、 植物の持ち主ではなく、撮影した人間に著作権はある。 その著作権は、誰に申請しなくともだ。 無断転載を詫びては分が悪い。 それを知ってのことだろう。 ますます吐き気がした。 たしかに、どなたでもご覧になれるよう非公開にはしていない。 それは、侵害されることなく互いの愛する植物を拝見し合い、時に勉強になり、植物のある暮らしを楽しむためだ。 だがしかし先方は、言うなればこちらのふんどしで相撲を取ったのだ。 返してくれ、自分のふんどしを。 汚い尻で使わないでくれ。 バレないだろうと思って無断で利用するのは、庭先の花一輪くらいバレないだろうと決め込んで勝手に花を摘むのと同じ思考だろうと自分は考える。 この花泥棒め、と。 SNSのアカウントを非公開にしないがために起こりうる事象。 しかし非公開にしては望む楽しみ方もできない。 では、SNSをする意味とは。 そんなことを考えていたら、大変ご無沙汰いたしました。 自分は自分らしく、好きなことを楽しみ続けようと思っております。 晴れの日に出会ったシロバナタンポポのお写真、ご査収ください。 「好きなことへの心に土足で踏み込まれることは、例えどんな方であろうと決して許されないのです。───叶 恭子」
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良し、行くぞう
近所の山にイワタバコの群生地があるが、木製の衝立を置いて人の侵入を拒みつつ、本物のセコムを使ってまで守られている。 たしかによく観察してみると、 衝立の奥・セコムのカメラにバッチリ映る地点には壁面緑化よろしくイワタバコが繁っているのに対し、 カメラから遠く、なおかつ衝立を越えなくても手を伸ばせば届く地点にはイワタバコがほとんど生えていない。 セコムを導入することになったいきさつは察するにあまりある。 イワタバコひとつ消えたくらいで、この山に何の影響があるのだろう。 今は誰にもわからないし、それは、多分わかる頃にはもう手遅れでやり直しが利かないということだと思う。 自然の小さなパーツひとつにも意味と役割があって、パーツがひとつなくなったら代替作業を行うのが自然。 代替に次ぐ代替で、今度は人間が思いもよらぬ大変なことになりましたというのが俗に言うバタフライ効果だ。 環境原理主義を唱える気はないけれど、せめてセコムのステッカーを前にしても手を伸ばす人には、 「それは人類がゼロから作れない、何か仕事をしているパーツのひとつでありバタフライ効果が侮れないこと」を知ってもらいたい。 セコムがダミーではないことも。 セコムもイワタバコも、今日も仕事をしている。 セコムのない所に増え始めたイワタバコを見つけるたび、嬉しくもありヒヤヒヤもする。どうか頑張ってほしい。 長々と書いてもまだ足りないが、とにもかくにも自称イワタバコ親衛隊なのだ。
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