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ねこたんぽ
評論シリーズNo.49🎧【ニューミュージック(女性)の3曲】 これは物議を醸すテーマだ💧ニューミュージックとは?これが人によって捉え方が千差万別なので困ります。吉田拓郎だ、ユーミンだ、といろんな意見があるのは重々承知の上で私がメッチャ好きだった3曲を選んでみました。 第3位 庄野真夜【飛んでイスタンブール】 1978年リリース、オリコン3位のヒット曲。元々は野口五郎のために作られたそうですが、女性ヴォーカルの方が合うだろうとのことで見送られ、結局彼女が歌うことに。私は中東風が好きなんでしょうね。軽快でありながら仄かに哀愁漂うイントロもいいし、 ♪おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけのパラダイス♪ と韻を踏んだサビもgood❗️ 第2位 渡辺真知子【ブルー】 これも1978年なんですね〜😃オリコン10位ですが、これはまごうことなき名曲です✨彼女が【迷い道】でデビューした時の鮮烈な印象は今も鮮やかで、伸びやかでダイナミックな歌唱、キャッチーなメロディとリズム、一瞬で魅了されたものです💗そんな彼女が初めて「思うがままに作った曲」だけに、本当に素晴らしい出来ですね❣️ ♪ あなたと私いつも 背中合せのブルー♪ もはやスタンダードナンバー、哀しい大人のバラードです ( ・_・̥̥̥ ) 第1位 久保田早紀【異邦人】 1979年を代表する大傑作で勿論オリコン1位。シルクロードを彷彿とさせるエキゾチックなメロディ、効果的な転調、希望と哀しみが混在する歌詞、全てが完璧に調和した奇跡の一曲です💮🤩 ♪ 子供たちが空に向かい両手をひろげ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている その姿は きのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた 空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅人を 呼んでいる道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの 異邦人 市場へ行く人の波に 身体を預け 石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝 時間旅行が心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人 あとは哀しみをもて余す 異邦人♪ 「すいません、何も言えねぇ‥」
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.48🎼【ドヴォルザークの三大】 チェコの誇る大作曲家アントニン・ドヴォルザーク。プラハ近郊の肉屋の長男として生まれ、家業を継ぐことを期待されながら音楽の道に進み、ブラームスなどに認められて名作を生み出していきます。稀代のメロディメーカーであり、チャイコフスキーと親交があったのも納得です。鉄道と鳩をこよなく愛したのも有名です🚃🐦 第3位【スラブ舞曲集】 全部で16曲の小品でなり、大ヒットを記録して彼の名を世に知らしめた作品集です。東欧の哀愁が胸を締め付け、情熱が血を沸き立たせる。ブラームスのハンガリー舞曲と合わせて聴けば気分は東欧、ロマの世界です💃とりあえず作品46-1で情熱に、72-2で哀愁に浸ってみて下さい😉 第2位【チェロ協奏曲】 ドヴォルザークのチェロコンチェルト、ドヴォコンの愛称で親しまれている名曲。かのブラームスをして「人の手がこのような協奏曲を書きうることに、なぜ気づかなかったのだろう。気づいていれば、とっくに自分が書いただろうに」と嘆息させたと言われています。各楽章に散りばめられた、憂いを含んだ極め付きの美旋律、3楽章の魂震わすパワフルなリズム、何度聴いても「いい曲だ‥」と呟いてしまいます😭 私のオススメは尾高忠明指揮、東京フィルハーモニー+ワルター・ノータス版です💿 第1位【交響曲第9番 新世界より】 彼の天分が遺憾なく発揮された世界遺産級の傑作。普通なら3、4曲書けちゃうでしょって思えるくらいの素晴らしいモチーフを惜しげもなく次から次へと投入するサービス精神には頭が下がりますo┐ 2楽章の「家路」あるいは「遠き山に日は落ちて」のメロディがあまりにも有名ですが、そこしか知らないのは勿体なさ過ぎるっ(> <) その直後の必殺の名旋律、3楽章のサスペンス、続く4楽章のこれでもか、と言わんばかりの怒涛の盛り上がり🌊「血湧き肉躍る」とはこのことです❗️曲があまりに素晴らしすぎるので、納得できる録音に巡り逢えないでいるのが残念です。 ↖️昔撮ったタンポポ ↙️最近のニコの寝顔~(˘ω˘ ~)スヤァ… ➡️アントニン
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.47📚【はいからさんが通る】 妻が「はいからさんを読みたいなぁ」と言ったので、気のないふりをしてこっそり注文した豪華愛蔵版。読んでみたらこれが最高❣️ああ、今までなぜこれを読まなかったのか!みんな、僕を笑え!許す。大和和紀と言えば「あさきゆめみし」だと思っていた僕は馬鹿だ。これはベルばらに勝るとも劣らぬ超傑作ではないかッ🤩ヒロインの花村紅緒は私の中で赤毛のアンのアン、大草原の小さな家のローラと並ぶ三大ヒロインになりました。 心から愛するようになった少尉が戦死(⁉︎)、という訃報に打ちのめされながら不死鳥の如く立ち上がる紅緒、そこまでが第一部と言っていいと思いますが、その間何度泣かされたことでしょう😭痛快で可笑しいのに感動的なんですよ。話の運びが上手くテンポが小気味良いし、七五調の語りが小粋で綺麗です。くすぐりの小ネタが笑えるし、絵もいい。いかにも少女マンガという星キラッキラの顔の直後にめっちゃシンプルな変顔、ドタバタの動作の描写も可笑しい。全てのキャラが非常に個性的で明快なので、「あさきゆめめし」で誰が誰やら分からなくなったようなことは起こりません😆一読本を置くこと能わず(*´罒`*)ニヒヒ♡ 雑誌記者として奮闘する第二部は第一部に比べると冗長で、要らないキャラが増え、ギャグも空振り気味(冗談社に掲げられる「本日の御言葉」は可笑しい🤣)ですが、それでも関東大震災での大逆転ハッピーエンドではやっぱり泣かされちゃいました😂 愛蔵版には幾つかのスピンオフ短編が付されています。「鷺草物語」は、鬼島軍曹が満洲まで自分を追ってきた北小路環に語る哀しい身の上話。帰らぬ男を待ち続ける薄幸の遊女、彼女に恋心を抱く少年鬼島。残酷な運命が二人に襲いかかります。泣ける〜( இ﹏இ )
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.46🎤【八神純子の3曲】 日本有数のヴォーカリストであり、ソングライターとしても非凡な彼女。「みずいろの雨」で1978年に大ブレイクを果たし、スマッシュヒットを連発、1986年にイギリス人の男性と結婚してからは活動拠点をロスに移したため、日本のメディアではあまり見かけなくなったのは残念です。今でも妻と時折聴くのですが、曲が終わる度に二人同時に感嘆のため息を挙げてしまう😆それほど素晴らしい歌手ですね✨ 第3位【パープルタウンーYou Oughta Know By Now】 【思い出は美しすぎて】とどっちにするか迷いますが、他と違うタイプの曲ということでこちらにしました。1980年の日本航空JALPAK“I LOVE NEWYORKキャンペーン”CMソングに起用され、累計60万枚を超える大ヒットとなりました。海外で自分を見つめ直した彼女は、良い曲は良い人間から生まれるのだと気付いて肩の力が抜けたようです。聴く者に勇気を与える、パワーに満ちた楽曲です💪 第2位【想い出のスクリーン】 みずいろの雨、思い出は美しすぎて、と同路線の最高峰で、彼女の歌の上手さを存分に堪能できます。透明で繊細なのに強靭な声、自在な感情表現、天空に溶けていくかのような伸び。ため息しか出ません─(〃'艸'〃)─ 第1位【夜間飛行】 この名曲がシングルカットされていないのは全く解せません。上質なスタンダードナンバーを情感豊かにしっとりと歌い上げています。深い余韻を残す珠玉のバラード。もはや解説など不要、聴けば解ります( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン 愛する音楽や書籍について思い入れたっぷりに語る「評論シリーズ」、過去の戯言はキーワード「評論シリーズ」をタップすればお読み頂けます。 暇死にしそうな時にでもどうぞ😆
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.45【1980年前後に私がクラクラさせられた2大ガールグループ👯♀️】 1980年頃、ハードロック一辺倒の私の心を悩ましくかき乱した二つのグループが現れました。ディスコブームに乗って彗星の如く登場したアラベスクとノーランズです✨彼女たちはおそらく日本の最近の大人数ガールグループに多大の影響を与えているのではないでしょうか? 【アラベスク】🇩🇪 西ドイツ(東西ドイツ、時代を感じるなぁ🤣)の3人組、なのに妙に中東風のエキゾティシズム。初めて聴いたのは勿論あの大ヒット曲Hello Mr.Monkey🐒です。速攻悩殺されました_(:3 」∠)_ 鼻にかけて少しかすれさせ、もたれるように言葉を終えるのが強烈な色気を醸し出します。しかしあまりに色っぽ過ぎるのがアラベスクの不幸、キワモノみたいに思われています。改めて聴き直してみてビックリ❗️これはイイですよ。一発で引きつけるキャッチャーなメロディ、絶妙なハーモニー、エネルギー感、色っぽさと可愛らしさの同居、オリエンタルムードと微かな哀愁。売れるはずだ(o^o^)o ウンアバに通じるものがある、というかアバもこの時代ヴーレヴーとかサマーナイトシティのようなディスコ調をやってましたね😁アラベスクで私が一番好きな曲はFriday Night❤️ですが、Roller Star、Six Times A Day、Someone Is Waiting For You、Fly Highなどいい曲目白押し、Love Is Just A Gameのようなしっとりしたバラードも素晴らしい✨ 【ノーランズ】🇬🇧 イギリスの姉妹グループ。アラベスクが大人の妖しい色気だとしたら、ノーランズは元気いっぱい、キャピキャピの女の子の青春って感じでしょうか😆こちらもI’m In The Mood For Dancing(ダンシングシスター)を初めて聴いて即Knock out👉♡(〃°ω°〃)♡👉何てキラキラしてるんだ✨✨ 続くGotta Pull Myself Together(恋のハッピーデート)も超キュート🤩思わず体が動き出すこの2曲は不滅のハッピーソングでしょう。Sexy Musicもヒットしましたが、これはむしろアラベスクに歌わせたい曲。彼女たちの真価はやはりキュートな声を精一杯張って歌う明るくノリの良い曲にあると思います😉
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.43【私のプレイリストから3曲】🎸 ようやく梅雨が明けそうで気分も晴れやかな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?(あ、今日はラジオ風で行ってみようかと😁) 皆さんも昔、ドライブ用とか、ジャンル別とか、好きな曲をカセットテープ(❗️)やMDにせっせと集めてラベル貼ったり、小さい字で曲名リスト書いたりしませんでした?今は便利になったもので、スマホでチョイチョイと操作するだけでできちゃう。プレイリストって言うんですか?私も色々作ってますが、今日はMy favorites (和訳すれば「お気に入り」)から続けて3曲お聴き下さい。この順番で聴けば、ロックって素晴らしい✨( இ﹏இ )✨となること請け合いです😉 ①Separate Ways(World Apart) ワールドベースボールクラシック(WBC)テーマ曲でご存知、ジャーニーの単純明快、ストレートなロックです。イントロだけで、さあいくぜっ!(*-`ω´-)9 !!て感じになりますね。彼ら独特の歯切れ良さとエネルギー感をご堪能下さい。 ②Lethal Heroes デンマークのバンド、プリティメイズ(秋葉原あたりにありそうないかがわしい喫茶店を思わせるこのバンド名はやめた方がいいと思いますよ〜😂ま、私は普通に言うと恥ずかしいのでプリメイと呼んでいますが)の美点が遺憾なく発揮された一曲。ミーハー的カッコよさに溢れたリフの嵐、ダダダダダダダという繋ぎ部分でクーッ、So cool!!と唸らされ、エンディングがまたビシッと決まる❣️だいたい私は安易にフェイドアウトするよりもフィナーレをバシッと決めてほしい方なんですが、この曲の終わり方は完璧です🤩ていうか曲全体が完璧🤩🤩 ③The Show Must Go On 言わずと知れたクイーンの名曲、タイトルからしてちあきなおみの「喝采」が思い浮かびますよね(え、思いもしなかった?そう?🤣)。 荘厳なサウンドをバックにフレディが絶唱、ブライアンのギターがいつものように控えめに、しかし最もふさわしい形で絡んで来る。分厚いコーラス、劇的な展開、余韻を残す素晴らしい一曲です😭
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ねこたんぽ
告知です❗️ みどりのまとめ「評論シリーズ特別編【植物の体の中では何が起こっているのか】」をupしました。キーワード「評論シリーズ」をタップしてぜひご覧下さい🤗 あっ、もう一つ告知です❗️ 明日14日は《石の日》です。石にまつわる投稿をお待ちしていますよ〜☺️
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.42【泣けるほど美しいクラシックの名曲🎻:知られざる、の界】 演奏会などであまり取り上げられず、比較的知名度が低い(と私が勝手に思っている)名旋律を3つ、紹介させて下さい。梅雨の時期、心鎮めて音楽に浸るのも悪くないでしょう? ①エルガーのエニグマ変奏曲(Enigma Variations)より、 【ニムロッド(Nimrod)】 英国の戦没者追悼記念日、Remembrance Sunday、通称「ポピー・デイ」で必ず演奏される曲です。ひたひた、しみじみと暖かい感慨が満ちてくるような美しい曲✨で、個人的にはエルガーの最高傑作だと思います。 ②グリーグのペールギュント(Peer Gynt )より、【オーゼの死(Death of Ase)】 朝の歌、山の魔王の宮殿にて、ソルヴェイグの歌などの名曲が万華鏡の如く繰り広げられるグリーグの最高傑作ペールギュント。中でもオーゼの死は泣ける曲として最強クラスの美メロです😭 ③ ペルトの、【ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌(Cantus in Memory of Benjamin Britten)】 初めてこの曲を聴いた時の衝撃は忘れられません。沈鬱な鐘の音で静かに静かに始まり、スローでシンプル、しかし荘厳なメロディが囁くように流れ出す。徐々に楽器が加わって厚みを増しながら、同じ美しすぎる旋律がひたすら繰り返される。コントラバスの重い響きと共に沈鬱に終わるのですが、あたかも空と海のあわいが判然としないような、終わったのかどうかも分からない深い深い余韻を残します。究極の一曲と言えるでしょう‥
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.38💿 【浜田省吾のベスト3】 日本を代表するアーティストの一人?ですが、私は妻と出会うまで全然知りませんでした。懐かしのカップヌードルCM「It’s so easy 走りだせ〜よ〜」が彼だというのも後で知りました。そんなシロウトが選ぶ浜省ベスト3🤪 ところで彼の曲には有名洋楽ソックリのフレーズが頻発しますね。アバのThe WinnerとかJD SoutherのYour Only Lonelyとか(^◇^;) オマージュと捉えておくことにします😉 第3位【君が人生の時】 This is 浜省、でしょう。微かに哀しみを漂わせた甘いメロディのバラードで、不思議に力を与えてくれる一曲です✊しかも妻が女子大生時代にガールズバンドでヴォーカルを務めた曲ですから😉 🎼Time of your life 抱きしめるがいい ただ ひとつの 君が人生の時 第2位【マイホームタウン】 アルバム「PROMISED LAND 〜約束の地」収録のハードロック🎸私の意見では、それまでの楽曲との完全な訣別を告げた作品で、同じ人ですか?というくらいの化け方です。ボンジョビやエアロスミスのような完成されたロックサウンドに、環境問題・社会問題を訴える歌詞を載せた完璧な一曲。私のツボに最も訴えるので、同率1位にしたいくらい。 🎼 パワーシャベルでけずった 丘の上幾つもの 同じ様な小さな家 何処までも続くハイウェイ 彼らはそこを名付けた 希望ケ丘ニュータウン 赤茶けた太陽が 工業地帯の向こう沈んでく 俺はこの街で生まれ 16年教科書を かかえ 手にしたものはただの紙きれ 同じ様な服を着て 同じ様な夢を見て 瞳の中 少しずつ死を 運び込むような仕事に追われてる 今夜誰もが夢見ている いつの日にか この街から出て行くことを 第1位【初秋】 胸に迫る名バラード😭ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に触発されて作ったそうですが、私はこの曲を聴くとロバート・キャパやディミトリ・バルターマンツの写真がありありと浮かんできます。 🎼戦火に倒れた恋人を抱きしめて 泣き崩れる男を映すTVニュース 誰かを愛したら その喜びと同じ重さの哀しみも手にするのか 永遠の別れが いつか来ることに 人は皆気づいているから 君と出逢って こんなにせつない 胸の奥が苦しい程 ふれあい いたわり 陽ざしの中で 短い時を共に過したい いつか君を見送る時が来たなら 笑顔で別れを告げよう 君が僕を見送る時は この歌を思い出して どんなに 二人で過ごした人生が 幸せに満ちてたか 愛してる いつまでも 傍にいても 離れていても いつでも 僕の名を呼ぶ声も 僕の手にふれる ぬくもりも はかなくて 愛しい 約束も誓いの言葉も 何もいらない 君がそこにいるだけで
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ねこたんぽ
昨夜のお楽しみ😘妻とTV見ながら一杯、からの〜、評論シリーズ番外編😁 ①「大草原の小さな家」のPlague(疫病)の回を見ました。発疹熱ですが、薬もろくにない時代に人々が献身的に病気と闘う姿は胸を打つものでした😭 ②獺祭45🍶 獺祭の中では安い酒ですが、個人的には獺祭中最高点。スッキリした口当たりから、一拍置いて鳩尾がほんわり温まる感じは悪くありません👍 ③内ひび貫入硝子のロックグラス🥃 萩ガラス工房の逸品で、眺めるだけで嬉しくなっちゃいます。特徴をコピペしておきます。『通常市販の外ヒビガラスは製作途中で水中に投入し(アイスクラッシュ法)強制的にガラスの表面に外ひびを発生させているため熱湯に入れるとすぐに割れてしまいますが、萩ガラス工房は3層構造でヒビを挟み、内側に封じ込めることに成功しました。これにより熱湯を注いでも割れることがなく、安心してお使いいただけます』 ④植物はサンセベリア2種ですが、特に語ることはありません(オイオイ(・_・;)
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.35📺 【懐かしのスポンサーCMソング3曲】 昭和30ー40年代、番組冒頭にスポンサーのテーマ曲がよく流れていましたよね。 ① 【明るいナショナル】 パナソニックがまだ松下電器/ナショナルだった時代、TVで盛んに流れていたのがこの曲。そもそも「ナショナル」すなわち「国民の、国家の」という社名自体、貧しい国民全員が同じ憧れ、同じ意識で右へ倣えしていた時代を象徴している気がします😆 ♪明るいナショナル 明るいナショナル みんな 家中 なんでも ナショ〜ナ〜ル〜♪ ②【ロート製薬オープニングキャッチ】 クイズグランプリ(いやクイズダービーだったか?まあいいや😝)、アップダウンクイズなどで流れていた曲。言わせて下さい!クイズグランプリこそクイズ番組の王道です!普通知っているような答えをした人を「すげぇ」などと品のない言葉で持ち上げてみたり、答えられなかった人を貶めたり、そんな要素は一切要りません💢タイムショックみたいな「これ何問目?」などというつまらないクイズも要りません😤純粋にまっとうなクイズを楽しむ。いい番組でした。ジャンルと難易度を選べるのも良かったのです。ああいう番組が無くなったのは何故なのでしょうか? オイオイ、曲の話は?もういいですよね、誰もが一瞬で覚えられる単純そのものの名曲。 ♪ロート ロート ロート ロート ロート ロートー ロート せーいやーく〜♪ ③【光る東芝の歌】 ①に対抗して作られた曲で、インパクトは絶大です😆「東芝」のところを「イチロー」とかペットの名前とか、いろいろ替えて楽しめるのが秀逸👏 ♪光る光る東芝 回る回る東芝 走る走る東芝 歌う歌う東芝 みんなみんな東芝 東芝のマ・ァ・ク!♪
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.34📚 【動物のお医者さん】 H大獣医学部をめぐるドタバタを一話完結で描いた佐々木倫子さんの名作中の名作。動物漫画は数ありますが、過剰に擬人化されていたり、感傷的過ぎたり、現実離れした理想化があったりが鼻につくものが多いのです。この作品にはそうした部分は皆無。ベタベタしたところなし、スーパードライ🍺です。動物のしたたかさ、こずるさが十分に描かれている。なのに愛おしい😚人間関係についてもそれが言えます。恋愛は殆ど出てこず、友人関係も一見希薄な印象を与えます。それなのに冷たい感じはまったくなく、なぜか心地良いのです。これは、ヒトも動物も全部自立した自由な存在として描かれているからでしょう。この作品中では、どんなにアクの強い個性を持つ者も、他者におもねることなく自由闊達に生きています。その象徴が漆原教授でありお婆さんであり菱沼聖子でありヒヨちゃんでありシーザーでありスナネズミなのです。絶えず人の顔色をうかがって生きることを強いる日本社会の対極にあるユートピアがここにある。だからこそこの作品は心地良いのでしょうね😻作者独特のズレた会話のセンス(間違いなく天才だと思います✨)が何度読んでも可笑しいし、絵も上手い!かてて加えて漆原の個性が私の大学時代のボスそっくり🤣学会に部下の名前で勝手に演題を出したり、やたら遊び好きで周囲の都合などお構いなしに暴走したり、あの頃はホント大変だったなぁ、と甘酸っぱいような苦いような思い出が蘇ってくるのです😌
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.30🎩 【シャーロック・ホームズBest3】 コナン・ドイルが生んだ史上最高の名探偵ホームズ。子供時代にかぶれて、帰宅した親に「あなたは市場で一日働いていたに違いない。その袖口の汚れからそれが分からないとしたらボクは救いようのない愚か者だ」などと語って唖然とさせていたことを思い出します😝 第3位【ボヘミアの醜聞】 ホームズが唯一惚れた?女アイリーン・アドラーが素敵✨出し抜かれたと知るや機敏に逆襲に出てホームズをケムに巻く手腕と行動力。かなわぬと見るやサッと身を引く潔さ。いやぁ、男前! 第2位【まだらの紐】 ロイロット博士の愉快な?キャラが立っています😆不気味なムードの話なのですが、毒蛇をミルクと口笛で調教するという荒唐無稽さがまたホームズものらしい。私は、敬愛する島田荘司先生によってホームズの読み方が大いに変わったのですが、ホームズって上質なコメディなんですよね。例えば彼が老婆に扮してベイカー街の事務所に帰る。ワトスンが依頼人かと思って対応していたらホームズだと分かって仰天!というよくあるパターンですが、ホームズは身長190cmもあるんです。背丈はごまかせない。これではどんなに鈍い人でもすぐホームズだと分かる。しかし「何やってるんだいホームズ、そんな格好で?」などと言おうものなら部屋で拳銃ぶっ放されるから、ワトスンが騙されたフリをしてやっているのだ、と見れば何とも可笑しいでしょう🤣そういうコメディの凝縮がこの作品でしょうね😉 第1位【赤毛連盟】 あらゆる点でダントツ、バツグン、サイコーの作品です🤩銀行に通じるトンネル堀りのために赤毛の質屋を外出させたい犯人、「赤毛の方来たれ!赤毛連盟」という奇想天外なアイディア、質屋が事務所に来た時のホームズとのお定まりのやりとり、暗い金庫室で犯人を待ち受けるサスペンス、掘った土をどう処理したんだと突っ込みたくなるコメディ性、どれをとっても神懸かり的な名品です😍
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.29💿【ABBAの3曲】 世界最高の成功を収めたポップグループABBA。私が初めて聞いたのはママミアだったと思います。何て斬新でキャッチーでエネルギーに満ちてるんだろう、キラキラしてる🤩と衝撃を受けたものです。このグループの美点は、一瞬で覚えてしまうメロディ、大音量にしてもうるさくない心地良いサウンド、アグネッタとアンニフリーダのエネルギー感溢れるツインヴォーカルにあると思います。シングルカットされていない曲の質が高いのも妥協しない彼らの姿勢を物語っています。アバの3曲、あなたならどうしますか? 第3位【ママ・ミア】 「お母さ〜ん!(涙)」という意味です🤣ねこたんぽ流だと「ああ、もうっ💢」くらいかな。不実な恋人との別れを頭じゃ決めているけれど、感情は裏腹、私ったらバカバカッという歌です。軽快で歯切れ良いサウンドはアバならではですが、かすかに哀愁が滲むところもオシャレだなぁ。 第2位、本当は【チキチータ】なんですが、既に評論シリーズで取り上げましたので、隠し球的に【エンジェルアイズ】 【ヴーレ・ヴー】のB面ですが、私はこの曲が大好きです。流麗なメロディ、シャープなツインヴォーカル、それらが歌詞とピッタリハマっているところが実にアバらしいのです。 第1位【ダンシング・クィーン】 言わずと知れた代表曲。現スウェーデン国王カール・グスタフ16世とドイツの庶民シルヴィアの結婚前夜祭で披露されたのですが、当時シルヴィアはバッシングにあって辛い状況でした。スウェーデン語もろくに話せない平民は王妃に相応しくないというのです。この曲はそんな彼女に「貴女は貴女らしくあればいい。貴女は必ず踊れる。やり遂げられる」とのエールを送ったのです。彼女は今スウェーデン王室の救世主のような存在として国民の支持を集めているそうです。煌びやかで明るさとエネルギーに満ちたこの曲はいつ聴いても元気を与えてくれる名曲と言えるでしょう😃
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.27📚 【バーにかかってきた電話】東直己 ススキノのバー、ケラーオオハタを根城にする「俺」が主人公のススキノ探偵シリーズ第2作で、大泉洋・松田龍平主演で「探偵はBARにいる」のタイトルで映画化された作品。映画は見ていませんが、この小説はススキノ探偵シリーズの最高傑作であり、ハードボイルド小説の名作に入れてもいい出来栄えです。謎の女から「俺」にかかってきた一本の電話で物語は幕を開け、アップテンポな展開、適度に散りばめられたアクション、退屈させることなく一気に終盤になだれ込みます。なんといっても「俺」に電話をかけてきた謎の女の造形が秀逸で、抜け目なく欲深い悪女だと思わせておいての〜(ネタバレになるので言いませんが、泣けるんだな〜😭)。通常ハードボイルド小説は、報われずとも自らの信念を貫く探偵の姿を描くものですが、この小説では一人の女の純愛が孤独な闘いとしてフィーチャーされているわけです。主人公は「俺」でも高田でもなく、氷の刃のように鋭く美しく、そして壊れやすい独りの女に違いありません。
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.26【中島みゆきの三曲】 私は彼女を日本を代表するロッカーとして捉えています。長いものに巻かれることを拒み、誰も気に留めぬものに光を当て、自己犠牲の愛をてらいもなく歌い上げる。これぞロック魂であり、そのスピリットを意表を衝く歌詞で表し、クラシックにも通じるメロディにのせる技量はまさに天才です。 そんな彼女の万華鏡の如き名曲群から三曲選ぶという命題は難しすぎます。ウンウン唸りながら、違った色合いの三曲としてみました。 ①♪命の別名 私の感覚では正統派ハードロックの名曲です。ミディアムテンポの骨太な楽曲で、高潔な精神性ある歌詞、クールなギターソロ、ソウルフルなヴォーカルが見事に融合しています。 「石よ樹よ水よ 僕よりも 誰も傷つけぬ者たちよ 繰り返すあやまちを 照らす灯をかざせ 君にも僕にもすべての人にも 命に付く名前を「心」と呼ぶ 名もなき君にも 名もなき僕にも」 (╥﹏╥)ジ〜ン ②♪恋文 洒落た大人のムード歌謡で、どこかシャンソンの香りが漂います。極上のメロディと胸に突き刺さる歌詞はみゆきならでは。 「アリガトウ」っていう意味が 「これきり」っていう意味だと 最後まで気がつかなかった」 (゚д゚)ウマイナァ!! ③♪ヘッドライト・テールライト しっとりとしたスタンダードナンバー。言わずと知れた「プロフェッショナル」エンディングテーマ。力んで歌わずとも、再び立ち上がる力、やり抜く力を与えてくれる大切な一曲です。 「足跡は 降る雨と 降る時の中へ消えて 称える歌は英雄の ために過ぎても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない」 ( இ﹏இ )カンドウ…
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.24📚 わたなべぽん【もっと、やめてみた。】 漫画ですが、これは素晴らしい私小説です。評論シリーズのために再読しましたが、初読時同様、何度か涙しました😭第一章「身近なもの」をやめてみた、では「やめてみることで始まるものがある」という金言がとびだします✨やめてみたものを再び始めることも悪いことではない、という柔軟な姿勢もいいと思います。 第二章「人間関係」でやめてみた、では、自分がどう見られるかを過度に重視することがいかに人を窮屈にし不幸にするかが見事に示されます。 第三章「囚われる」のをやめてみた、は最も感動的です。 「私なんか」という劣等感を露わにすることは、あなたを大切に思っている人を貶めること、自分も他人も尊重する生き方こそ素晴らしいことに著者が気づいていく過程は心洗われるようです。人は、誰かのせいにしたり依存したりするのをやめて、いつでも生まれ変わることができる!力強い教訓を決して押し付けがましくなく、じんわり心に沁みるように与えてくれる素晴らしい本だと思います😻
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ねこたんぽ
評論シリーズNo.23🎧 【懐かしさを感じるポップス3曲】 ①ママス&パパス【夢のカリフォルニア California dreaming】 1965年発表の大ヒット曲。哀愁を帯びたキャッチーなメロディと共に、間奏のアルトフルートが胸キュン✨ ②モンキーズ【デイドリーム・ビリーバー Daydream believer】 1967年発表、その後もCMで使われたりして何度もリヴァイヴァルヒットしている名曲。ビートルズの真似っ子で元祖アイドルみたいな彼らですが、意外といい曲が多いんですよ。 ③ミシェル・ポルナレフ【シェリーに口づけ Tout, tout pour ma chérie】 日本では1971年発表の大ヒット曲。これでフランス語をかじった女の子は多かったのでは?軽快で洒落た上質なポップスです。彼には他にも【ラブミー、プリーズラブミー】とか【愛の休日】とか、懐かしさ満点の曲がありますね。極真空手の有段者で、空手バカ一代の大山倍達に会ったことがあるというのはトリヴィア😆 左は職場近くの並木道。人呼んで冬ソナ通り😆
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ねこたんぽ
評論シリーズ20🥃 【ラフロイグ10年】 樽の中で長いこと寝かせて出来るウィスキー、樽から取り出しただけのものをシングルモルト(一つの樽)、複数の樽から取り出した酒を適当に混ぜ合わせたものをブレンデッド(混ぜました)と言います。ウィスキーの聖地スコットランドのアイラ島を代表するシングルモルトがこの酒。私流に言えば赤玉パンチの正反対。甘ったるさゼロ、上等の燻製あるいはスモークナッツの香りが特徴で、「好きになるか、大嫌いになるか、どちらか」の酒などと言われます。印象としてはズバリ「男の酒」、ハードボイルドの極みであり、私が探偵小説を描くなら主人公にはこれをのませます。「男の」酒、なんですが、これで作ったハイボールを嫌う女性がいるでしょうか?唸るほど旨いですよ。体質的に受け付けない貴女は別として、飲めるのに「こんなのイヤッ」なんて言うネンネはベビーベッドで寝ていてもらおう😎
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ねこたんぽ
評論シリーズ⑲⛸ 浅田真央 ソチオリンピックフリープログラム【ラフマニノフピアノ協奏曲第2番】 真央ちゃんの三大パフォーマンスを妻と話し合っていても、好きなのが色々あり過ぎてまとまりません。しかし文句なしに一致するのはこれがベスト、否、ベストオブベストだということです。真央ちゃんのベストというだけでなく、フィギュアスケートの歴史を通じてのベストということです。 2010バンクーバーでトリプルアクセルを3本決めながら金妍兒の後塵を拝し銀に終わる(この採点自体私はプルシェンコが言うように不当判定だと思っていますが)。 雪辱を期し、4年間、想像も出来ない葛藤を抱えながら、 一からスケートを作り直して来た真央ちゃんが乗り込んだソチのショートプログラムは残酷なものでした。過去最低の16位。もはやどうあがいても金はおろか、銅メダルにさえ手が届かないのです。この夜の絶望は言語に絶するものがあります。翌朝の公式練習も不調の極み。しかしその夜、奇蹟は起きたのです。怒りにも似た凄まじい気迫が全てのジャンプを成功させ、最後のステップはまさに彼女が積み上げてきたものの爆発であり集大成で、息を呑む迫力に満ちていました。美しく荘厳なこの曲は、その瞬間から日本人にとって特別なものとなりました。真央ちゃんこそ世界最高のスケーターだとの私たち夫婦の主張を彼女が裏付けてくれた瞬間でした。順位などもはや関係ない。金メダルのソトニコワのことはほとんど誰も覚えていないでしょう。世界中がこの演技に涙し、勇気づけられました。間違いなくソチは真央のオリンピックとなったのです。 人は立ち上がれる、この演技を見る度に私たちを奮い立たせてくれる真央ちゃん、本当にありがとう!
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ねこたんぽ
評論シリーズ⑱📣🎼 エールの名曲(応援歌)3つ ①サイモンとガーファンクル【明日に架ける橋】 「水の中を通る時も、わたしはあなたと共にいる。」というイザヤ43章の聖句をモチーフに生まれた珠玉の名曲。友が悲嘆し闇の中にいる時、自分が逆巻く水に身を投じて未来への架け橋となろうという崇高な自己犠牲をアートが高らかに歌い上げる時、人間の素晴らしさ尊さに胸打たれない人はいないでしょう😭 ②アバ【チキチータ】 スウェーデンの世界的ポップグループアバの6枚目のアルバム「ヴーレ・ヴー」収録の名曲。チキチータとは「可愛い女の子」くらいの意味で、これは親友に寄り添って心から励ます歌です。アグネタとフリーダの絶妙なハーモニーで美しいメロディが紡がれ、サビではエネルギーに満ちて愛と友情が歌い上げられます。 Chiquitita, you and I cry But the sun is still in the sky and shining above you Let me hear you sing once more like you did before Sing a new song, Chiquitita Try once more like you did before Sing a new song, Chiquitita う〜ん、いい歌詞だ😭 ③ゆず【栄光の架橋】 ご存知NHK『アテネオリンピック中継』公式テーマソング。歴代オリンピックソングの中でもこの曲ほどスポーツの感動と一体化したものはなかったのではないでしょうか?体操男子団体の金メダル🥇がかかった富田の鉄棒、フィニッシュでの「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」という実況を鮮明に覚えておられる方も少なくないでしょう。人知れず流した涙が栄光へ繋がるというメッセージは曲中の鐘の音に象徴されるように希望と勇気を与えます(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
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ねこたんぽ
評論シリーズ⑮📚 埴沙萠(はに しゃぼう)【植物記】 埴沙萠さんは大分県臼杵市出身の写真家。伊東市のサボテン公園に関わり、山口県周防大島に住まれたこともあるそうで、伊東市に住むことを考えたことがあり、山口県に住んでいるサボテン好きの私は勝手に親近感を抱いています😆 そんな埴さんが愛してやまない故郷臼杵の里山の植物たちを独自の視点で撮り続けた珠玉の写真集(図鑑?)です。雑草の一年の変遷、鳥のフンに含まれた種子からどんな植物が芽生えてくるか、などが美し過ぎる写真で綴られています✨月ごとにまとめられており、歳時記の趣もあるので、月が変わる毎にこの本を開くのも楽しいひと時となるでしょう。植物記ではありますが、他の生き物たちを含む里山の生態丸ごとの定点観測記として貴重な本でもあります。 ↖️職場のノミノツヅリ ↙️我が家のムサシアブミ
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ねこたんぽ
評論シリーズ⑭ 【チャイコフスキー交響曲第4番、第5番、第6番】ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニーオーケストラ 妻と知り合ってクラシックの素晴らしさに目覚めた私が、あらゆる音楽の中で最高の一曲に迷わず選び、無人島🏝に一曲だけ持ち込めるならこれしかないと決めているのがチャイコの交響曲第5番です。苦悩の人生の果てに燦然と輝く栄光があることを高らかに歌い上げる至高の名曲。これを聴く度に、これでまた生きてゆける、チャイコよ、有難う!という感謝に満たされます。それほどまでに思い入れの強い一曲ですから、これぞという録音にはなかなか巡り逢えません。渉猟した限りにおける最高の演奏がロシアの巨匠ムラヴィンスキーとレニングラードフィルという無敵のコンビによるこの録音です。 エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・ムラヴィンスキーは1903年、サンクトペテルブルクで貴族の家に生まれますが、ロシア革命で没落。ペトログラード大学で生物学を修めた後、レニングラード音楽院で作曲・指揮を学び、全ソ指揮者コンクール優勝により名門レニングラードフィルの常任指揮者に就任、以後チャイコやショスタコーヴィッチの作品の数々の名演で世界的名声を博した泣く子も黙るマエストロです。恐ろしく厳しいリハーサルを楽団員に課すことで知られる一方、ユーモアあふれる好漢であり、共産党の圧力には決して屈しない男気も示しました。ニューヨーク公演で楽団員が亡命騒ぎを起こした時、「君の楽団の団員が逃げたのは君の監督不行き届きではないか」と糾弾する党政府に対し、決然と「私の楽団から逃げたのではなく、あなたの党から逃げたのだ」と言い放ったと言われています(カッコよすぎる〜😻)。 このCDでもそうですが、ムラヴィンスキー+レニングラードの弦の響きはまるで、触れればそれと知らずにスパリと切れている氷のナイフのように鋭いので、一聴すぐにそれと分かります。テンポは全体に速めで、どんなに速度を上げても一糸乱れぬ演奏は見事というほかありません。何よりも重要なことですが、燃える魂がビンビン伝わってきます🔥いわば氷の中に炎が燃えているのです。この最強コンビで5番のみならず、4番、6番も聴けるのは本当に嬉しいことです。ちなみに4番はこの上なく哀愁に満ちて美しい二楽章と、怒濤の四楽章が奇跡のような一曲。6番(悲愴)はシンプルなモチーフの繰り返しでこれだけ高揚させますか!思わず拍手しまくっちゃうでしょ👏🏻という三楽章と、悲愴の名にふさわしい凄絶な哀しみに満ちた四楽章が余韻を残す一曲。いずれもチャイコが残してくれた貴重な貴重な人類遺産です。
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ねこたんぽ
評論シリーズ⑬📕 【世界怪魚釣行記】武石憲貴 秋田生まれの釣りバカで元祖怪魚ハンターの武石憲貴が淡水の巨大魚・怪魚を追い求めて世界を駆け巡ります🌍エジプトでナイルパーチと、アマゾンでペーシュ・カショーロやピーコックバスと、モンゴルでタイメンと格闘する、釣り好きにはこたえられない釣行記ですが、私がこの本を推す理由は別にあります。一つは、上質な比較文化論になっていることです。島国日本の常識とはかけ離れた生活が世界には溢れている、そのことが著者の釣行を通じて生き生きと伝わってきます。第二に、世界の自然の途方もないスケールを実感させてくれることです。語りがうまいので、自分が大河アマゾンやモンゴル大平原にいるかのような臨場感を味わえます。最後に、青年の成長記として読めることです。モンゴルで異文化と果てしない大自然に翻弄され、心身ともボロボロになりながらの巨大タイメンとの死闘、なぜそうまでして人は釣りをするのか?プロとはどういうものか?生きるとは?著者はそんなこと全然書いていませんが、なぜかそんなことまで考えてしまう。余韻が残るわけです。まあ、カモメを釣って食べる、みたいな興味深いエピソード満載で理屈抜きに面白いので、とにかくお読み下さい😆 ↗️水溜りで飲んだり浴びたりしているハシブトガラス ↘️零れ種から咲いた菫
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