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luna
🌳木の花たち  その308     ハギ(萩) マゼンダ色のハギに出会えました。 ハギと聞いたらこの色を思い浮かべます。 思いもよらないところに植えられていて、 感動の一瞬でした。 秋の七草の一つ。 草といいながら木です。 ️ ☀️ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ 🌳✨✽.。.:*·🍃゚ ✽.。.:*·゚ ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マメ科ハギ属 🔸学名   Lespedeza thunbergii 🔸英名   Bush clover 🔸別名   ミヤギノハギ(宮城野萩) 🔸由来   古い株の根元から新芽が良く芽吹くことから   「生え木(はえき)」→「はぎ」に変化したと   言われている。諸説あり。 🔸原産地   東アジア  北アメリカ東部 🔸花期   7月~9月 🔸花色   赤紫色 🔸結実   10月〜11月 🔸特徴   落葉低木。耐寒性が強い。約40種が野生で知られ、   日本にはヤマハギ、ケハギ、マルバハギなど   十数種のハギ(萩)が自生。      最も多く栽培されているのがミヤギノハギ。   刈り込んでも枝を1m以上伸ばすほど生育おう盛で、   枝垂れて多数の花を咲かせるのが特徴。   葉は互生し、3小葉からなる複葉。小葉は全縁。   托葉は小さく披針形。   花は花径1~1.5㎝ほどの蝶形花で、葉腋につく   複総状花序に2個ずつらせん状につく。   豆果は熟しても割れない。   秋の七草の一つ。『万葉集』に最も多く詠まれて   いる。   「ハギ」は、野生種とその園芸品種の総称として   使われている。 🔸種類   ⑴ヤマバハギ     ⑵ツクシハギ ⑶マルバハギ     ⑷ミヤギノハギ ⑸シロバナハギ    ⑹イヌハギ ⑺キハギ       ⑻ケハギ ⑼ビッチュウヤマハギ ⑽ニシキハギ (11)シラハギ     (12)メドハギ (13)ハイメドハギ (14)クロバナキハギ   (15)ヤクシマハギ   (16)マキエハギ (17)ネコハギ      …種類が多くて(⊙ꇴ⊙)💧
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luna
🌳木の花たち  その295      シラハギ(白萩) 萩の花に出会えました。 枝垂れた枝に白花が滝のようでした。 爽やかな清涼感があります。 📍「しだれ萩 尚美しく 括りたる」 西本一都 📍 「萩白く 夜歩き諭す 童唄」 加倉井秋を 📍 「白萩や 松を籬の 高台寺」 角田竹冷 🏷白い水曜日♡ (さっちゃんさん主宰)   ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・''・🌳 ✨:.。.🍃 .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マメ科 ハギ属 🔸学名   Lespedeza thunbergii subsp. thunbergii f. alba 🔸英名   white bush clover 🔸別名   シロバナチョウセンヤマハギ (白花朝鮮山萩)   シロバナビッチュウヤマハギ (白花備中山萩)   シロバナハギ (白花萩)   シロハギ (白萩) 🔸由来   ①花が終わると地上部分は枯れ、残った株から    翌春に新しい芽を出す。このことを「生芽   (はえき)」といい、これが変化して「ハギ(萩)」     になったという説。   ②茎が柔らかく、ホウキ代わりに使われていたこと   (掃き:ハキ)が由来という説。 🔸原産地   日本   朝鮮半島 🔸花期   7月〜9月 🔸花色   白 🔸結実   10月〜11月 🔸特徴   亜低木。樹高1.5mに達する。   ビッチュウヤマハギからうまれた白花品種と   考えられている。   枝はしなやかで長く伸び、先端が垂れ下がる。   葉は互生。3小葉からなる複葉で、小葉は楕円形。   表面に短毛がはえる。全縁。托葉は小さく、披針形。   花は蝶形花。葉腋につく長さ10~15cmの   複総状花序。   豆果は熟しても割れない。
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luna
🌳木の花たち  その215     フジ(藤) 藤の花が綺麗でした。 万葉集には藤を詠んだ歌が26首あります。 📍藤波の 散らまく惜しみ 霍公鳥          今城の岡を 鳴きて越ゆなり                詠み人知らず (藤の花が散るのが惜しくて、霍公鳥が今城の岡を鳴き越えています。) ※「今城の岡」は奈良県吉野郡大淀町の今木ではないかといわれている。 📍 藤波の 影なす海の 底清み         沈く石をも 玉とぞ我が見る                  大伴家持 (藤波が影を映す海の底が清らかなので、沈んでいる石もまるで玉のように私には見えます。)                 <万葉集> 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マメ科 フジ属 🔸学名   Wisteria floribunda 🔸英名   Japanese wisteria 🔸別名   ①野田藤   ②紫草   ③松実草   ④二季草 🔸由来 ①野田藤の由来   大阪市福島区野田近辺が、江戸時代から藤の名所   とされていたことに因む。 ②紫草の由来   奈良時代ごろまで紫色の染料に用いられる「紫根」   を指していたが、平安時代に入り「紫」という   色彩表現が定着し、この頃より紫色の花という   意味で「紫草」とよんだ。 ③松実草の由来   藤の花が松を見ているように感じられる事に因む。   古来、藤の花は振り袖に見えることから女性に、   松は幹が太くどっしりと構えている姿から男性に   例えられて来た。松と藤は夫婦や男女仲の睦まじ   さを表すために並べて植えられることも多く、   この異名がつけられたとされている。 ④二季草(フタキグサ)   藤の花が春と夏の2つの季節に花を咲かせること   に因む。開花時期が4月~5月と立夏を過ぎても    花が咲き、旧暦では春と夏の二季に渡って咲く   ことから。 ⑤藤の由来  ❇︎「吹き散る」という言葉が由来。  ❇︎中国では「藤」という文字に「ツタ」という意味   があることから「藤」という文字が使われるよう   になった。  ❇︎江戸時代の儒学者・新井白石が書いた辞書「東雅   (とうが)」で「フシ」がなまったもので「節の   ある藤生(ツタ植物)のこと」と記されている。 🔸原産地   日本(日本固有種) 🔸花期   4月〜6月 🔸花色   紫色~淡い紅色 🔸特徴   蔓性落葉広葉樹。蔓は長さ20mほどになり右巻き   (上から見て時計回り)で、他物に絡みついて   登る。山地の林縁や明るい林内で見られる。   葉は長さ20~30cmの互生する奇数羽状複葉で、   長さ4~10cmの狭卵形で全縁の小葉が11~19枚。   始め毛があるが成葉ではほぼ無毛。   枝先の葉腋から下垂する長さ20~90cmの   総状花序に多数の花をつける。蝶形花で横向きに   咲き、花序の基部から先端に向かって順番に開く。   花序の軸と小花柄には白色の短毛が密生する。   果実は長さ10~19cm、幅2~2.5cmの扁平な   豆果で、表面にビロード状の短い毛が密生する。   豆果の莢はかたく、冬に乾燥するとねじれるよう   に割れて中の種子を勢いよく飛ばす。種子は   径11-12mmの扁平な円形で、光沢のある褐色。 🔸その他 ①『古事記』『万葉集』に登場する。 ②文様や意匠として古くから用いられ、家紋としても  使われている。
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luna
🌳木の花たち  その206     ハナズオウ(花蘇芳) いつもの公園 あの濃いめのピンクは‼︎ ✿(^^*)♪ と、一際鮮やかなピンクが目を惹きます。 yukoさん主宰🏷ピンクワールドへようこそ ちりめんうさぎさん主宰🏷春色ピンク    🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ジャケツイバラ科 ハナズオウ属   ※科名:マメ科で分類される場合もある 🔸学名   Cercis chinensis 🔸英名   Cercis 🔸別名   スオウバナ(蘇芳花) 🔸由来   花の色を蘇芳染めにたとえた名 🔸原産地   中国中部 🔸花期   4月 🔸花色   赤紫  ピンク  白 🔸結実   8月頃 🔸特徴   落葉小高木、広葉樹。樹高2~6m。   明るい茶色の樹皮で枝はほうき状となるが、   若い枝はややジグザグ状になる。株立ちやそれに   近い樹形。   葉は互生、単葉のハート形。3本の脈が目立つ。   葉の表面は光沢があり、裏面には脈の基部に毛が   ある。縁は全縁。葉柄は長さ3~4cm で、両端が   膨らむ。   花は葉の出る前に開花。前年枝の葉腋にごく短い   偽総状花序を出し、4~10個の花をつける。花序   が短く束状に見える。蝶形花。   果実は長さ5~7cmの扁平な豆果で垂れ下がる。   中には直径約4mmの円形 の種子が5〜8個   入っている。熟すと濃い褐色となる。 📎 蘇芳染について 日本では飛鳥時代に中国から渡来し、平安時代には貴族に好まれたとても貴重な染料でした。平安時代中期に編纂された格式の〔延喜式〕に示されている様に、天皇が〔即位の礼〕にお召しになる絶対禁色の黄櫨染(こうろぜん)や、禁色の深蘇芳(ふかきすおう)や浅蘇芳(あさきすおう)を染めるのにも使用されてきました。江戸時代になると庶民の色として安価に、広く用いられ、茜や紅花の代わりの赤を染める色として使われるようなりました。また、鉄媒染で染める〔似せ紫〕は、当時高価だった紫根の〔古代紫、本紫〕に代わる紫色として流行しました。 (抜粋 株式会社マイトデザインワークスホームページ)
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