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愛智園 produced by Manato
いつも愛智園の投稿を見ていただき、あたたかいコメントをくださりありがとうございます(*^^*) 今年も早いことにもう年末の12月になりましたね(^^)/ 寒さに弱い多肉さんやサボテンさん、また寒冷地に住まわれている方の多肉さん達はこれからが色々と大変な時期かと思いますが、私達人間も体調を崩さないようにしてこの冬を頑張って乗り越えましょう(*´꒳`*) 今回は月初めなので、先月と同じように少し違った事を扱った投稿をしたいと思います! 多肉さんサボテンさんを育て、どんどん種類を増やしていくとCITES(サイテス)という用語を何度か耳にすることがあると思います。 このCITESという単語はワシントン条約のことを言います!またワシントン条約の正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」です。 そしてこの長い正式名称が短縮されCITESという単語が生まれました(^^)/ このCITESは希少な野生動植物の国際的な取引を規制する条約です。 この条約により野生動植物が乱獲され絶滅しないよう国際間の取引を規制して保護をしています。 そしてこのCITESにはその希少性から3段階にレベルを分けています。 CITES(I類)・・・すでに絶滅の瀬戸際にいる種類で、商業目的では輸出入はできない!(学術目的であれば可能) CITES(II類)・・・絶滅のおそれがあるわけではないが、輸出入に関しては許可書が必要な種類。 CITES(III類)・・・自国内での保護のために他の締約国・地域に協力を要請する種類で、商業目的の取引は可能だが輸出国政府の輸入許可証または原産地証明書が必要な種類。 以上のように数字が小さくなるほど絶滅の可能性が高く、原種保存のために守ろうというものになります。 ここでそれぞれどんな種が記載されてるのか挙げると多すぎるので、今回はサボテンさんに絞って説明します! 現在原種のサボテンさんはCITESのII類とI類に記載されています。 その中でもI類に登録されている有名なサボテンさんと言えばユーベルマニア属全種、アリオカルプス属全種、ツルビニカルプス属全種などが今危険な状態にいます。そして意外と知られていないのが大人気のアストロフィツム属の兜丸さんもこのI類に登録されている絶滅危惧種であるということです。 このCITESに関わる多肉さんサボテンさんのことを挙げると、更に細かいルールなどがありとても書ききれないのでもし興味をもっていただけましたら調べていただけたらありがたいです(*^^*) 少しでも多くの人に多肉さんサボテンさんの中に絶滅の危機が迫っている子達がいるのを知ってもらいたく今回もとても長くなってしまいましたが投稿させていただきました。 日本ではCITES(I類)の子でも比較的見つけやすいので更に危機感が感じにくい環境だと思います。 ですがたった1人でも愛情込めて大切に育て、そこから沢山の種を残すことができれば、絶対にこの世界からその子達を失うことはありません。 1人が動けばいくつもの種類を守れると思います。このgreen snapを使っている方達は多肉さんサボテンさんにとても深く広い愛を届けていていつもあたたかい気持ちにさせていただきます。 私も皆さんと一緒にこのかわいくて元気な多肉さんサボテンさんとずっと一緒にいたい、そしてこれから先の世代にも残していきたい大切な存在だと考えています。 私もまだまだ未熟者ですが、意識が変われば言葉がかわり、言葉が変われば行動にかわり、行動が変われば必ずこの子達を守ることに繋がると思います。 なのでそのための情報共有なども積極的にしていきたいと思います(。・ω・。) またいつも種類ごとに投稿をしていますが、これからはこのような多肉さんサボテンさんの為になる用語や知識も投稿していきたいなと思います(^^)/ それでは12月も楽しく癒しのある多肉さんサボテンさんライフを一緒に楽しんでいきましょう(*´꒳`*)
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愛智園 produced by Manato
愛智園の『金星』。 この金星さんはドリコテレ属のサボテンさんになります(。・ω・。) 属名であるドリコテレ(Dolichothele)はdolikos(長い)+thele(疣)という言葉が合体して出来た単語です! この金星さんを見ると分かるように属名通り長い疣が最大の特徴のサボテンさんです(*´꒳`*) 金星さんはとても丈夫で育てやすく、根っこも大きく丈夫で寒さにもある程度の耐性があります(。・ω・。) ですが安全を考えて2、3度を下回りそうになったらお部屋や温室に避難させてあげてください(。・ω・。) そして多肉さんサボテンさんには絶対に欠かせない風通しも毎シーズン確保してあげてください(*^^*) また日光は夏場以外は直射日光を当てて、夏場は軽く遮光した日光にあててあげてください(*´꒳`*) 金星さんはサボテンさんを取り扱うお店で最近頻繁に見かけることが多いので、どこかで見つけたら是非手にとって見てみてください(*^^*) サボテンさんなのにどこかサボテンさんらしからぬ長い疣は普通のサボテンさんにはない触り心地があります! なので触ることでも見ることでも楽しめる愛嬌たっぷりのサボテンさんだと思います(。・ω・。) ですがトゲは少し取れやすいのでそこだけは注意して接してあげてくださいσ^_^; そしてもしお気に入りの子に巡り会えたのであれば是非家族に迎えいれていただければなと思います(*´꒳`*)
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愛智園の『松笠団扇』。 この松笠団扇さんはテフロカクタス属のサボテンさんになります(。・ω・。) 松笠団扇さんは同じテフロカクタス属の武蔵野さんの変種です。 この松笠団扇さんは紫がかった灰色の肌がシワシワとしていてとても強烈な個性を持っているサボテンさんです(≧∀≦) 松笠団扇さんは刺がほとんど生えませんが、生える子は2、3本くらい生やしてくれます(。・ω・。) 育て方としては、まず通年を通して風通しを確保してください(。・ω・。) また夏は他のサボテンさんと同様に少し遮光をして日光をあげてください(*´꒳`*) そしてここからが少し他のサボテンさんと違うのですが、この松笠団扇さんは標高の高い所に住んでいる高山性サボテンさんになります。 アルゼンチンのとても寒いところに自生しているので、寒さには強いです! またある程度の寒さにあててあげないとこの子は花芽を形成してくれません(><) なのでお花を楽しみたい方は0度を切らない程度であればお外に置いといてあげてください(。・ω・。) また寒さに強いと書きましたが、それでもサボテンさんですのでなるべく氷点下になってきたらその時だけでも室内や温室に避難してあげてください(*´꒳`*)
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愛智園の『大統領』。 この大統領さんはテロカクタス属のサボテンさんになります(。・ω・。) 前回この大統領さんの変種である和光丸さんを載せたので、基本種である大統領さんを今回は載せようと思います(*´꒳`*) 育て方は和光丸さんの所で述べたようにしていただければ健康に成長していってくれます(^^)/ こう見てみると大統領さんと和光丸さんはやはり名札がないとどっちがどっちだか判別するのは難しいと感じますσ^_^; なので大統領さんと和光丸さんを家族に迎え入る際は、鉢を別のものにしてあげたりすると名札がなくなっても困ることが少ないと思います(*´꒳`*) また大統領さんの中には赤色が強い刺を出す『五色大統領』さんや白色が強い刺を出す『白刺大統領(白針丸)』さんが存在します! そしてこの大統領さんも和光丸さんと同様にお花がとても大きく綺麗です(*´꒳`*) なので開花期はとても癒しをもらえるサボテンさんになります(。・ω・。) 大統領さんと和光丸さんはとてもそっくりですが、どちらか一つのサボテンさんが家にいると開花期がすごく楽しみになると思います(*´꒳`*) またいつものかっこいい姿からは想像出来ないような立派で濃艶なお花は間違いなくその場の主役になります! なので、お店などでこの大統領さんか和光丸さんに巡り会えましたら是非気にかけていただけたらなと思います(*´꒳`*)
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愛智園の『和光丸』。 この和光丸さんはテロカクタス属のサボテンさんになります(*´꒳`*) この和光丸さんというサボテンさんは大統領というサボテンさんの変種です! ですがこの変種の和光丸さんと基本種の大統領さんを比べてもあまり違いがわかりませんσ^_^;笑 しかし和光丸さんの方が白い刺が長く伸びると言われています(。・ω・。) テロカクタス属のサボテンさんは何と言ってもお花がすごく綺麗です!この和光丸さんもピンク色の大きな花を咲かせてくれてとっても癒しをくれるかわいいサボテンさんです(*´꒳`*) 育てるのも容易で、最低でも0度を下回らないように気をつけていただければ寒さで枯れることはありません! ですがなるべく5度を下回るようになったらお部屋や温室に避難させてあげていただいた方が安全です(。・ω・。) 次回はこの和光丸さんの基本種である大統領さんを投稿しますが、やはり違いがあまりわかりませんσ^_^;笑 ですが、テロカクタス属のサボテンさんの綺麗で大きなお花は間違いなく感動します! もしサボテンさんの姿も、綺麗な存在感のある花も同時に楽しみたいという方がいらっしゃいましたら是非この和光丸さんも家族に迎え入れていただけたらなと思います(*´꒳`*)
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愛智園の『日の出丸』。 この日の出丸さんも前回に引き続きフェロカクタス属のサボテンさんになります(。・ω・。) フェロカクタスとは日本語で「恐ろしい刺を持つサボテン」を意味します! フェロカクタス属のサボテンさんは前回の金冠竜さんもこの日の出丸さんも強刺を持っているので正にその通りな属名だなと感じます(。・ω・。) 日の出丸さんも普通のサボテンさんの育て方で元気に育ってくれます。 ですが、金冠竜さんより寒さに弱いので自生地を考えてみても10度を下回ったら温室や室内に避難してあげると安全です(*´꒳`*) またフェロカクタス属の特徴であるこのかっこいい刺を維持するためにしっかり日光にあててあげてください(。・ω・。) ですが夏は直射日光さらに強い西日が葉焼けを起こし、強すぎる日光が原因で枯れることもあります。 なので夏場は遮光をしてあげることを忘れないであげてください(*´꒳`*) 日の出丸さんはこの赤い刺と濃い緑肌がとてもかっこよく、色の組み合わせがこれからのクリスマスにもピッタリなのでとてもオススメなサボテンさんです*\(^o^)/* 話は変わるのですが、明日から3日間相方のチエミと息抜きに京都に行ってきます。 なのでその間 投稿、お返事が出来ないかもしれません(><) 今もお返事が遅れている方がいてご迷惑をかけているのですが、更に遅れてしまうと思われます(><) ですが必ず全部に目を通すようにしますので、もしよろしければ多肉さんサボテンさんのお話を一緒にしていただけたら嬉しいです(*´꒳`*)
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愛智園の『キンバリー』。 このキンバリーさんはリトープス属の女仙系多肉さんになります(。・ω・。) リトープス属の多肉さんの育て方は前回のコロナ玉さんの所で述べた通りにしていただければ徒長もせずシワもつけずプリプリでいてくれると思います(*´꒳`*) 今回はリトープスさんのお花についてお話したいと思います(。・ω・。) リトープスさんはお花がメインの多肉さんではありませんが、リトープスさんの咲かせるお花は白、黄、ピンク(赤)があります。 基本的には白と黄の花を咲かせ、ごく稀にピンク(赤)色の花を咲かせる子もいます(*´꒳`*) 中には黄色ばかりが咲くので白色の花が咲くのは珍しいというリトープスさんなどもいます! また黄色の花は白色より早めに開花します! そしてリトープスさんは開花後の対処がすごく大切になってきます。 リトープスさんの花びらは触ってみるとよくわかるのですが色が付きやすいです。なので花が枯れてきてリトープスさんの窓にくっついてしまうとシミになってしまい美観が損なわれてしまいます(><) なのでお花を楽しんだ後は花びらを取ってあげてください(*´꒳`*) またリトープスさんは交配することで株分け以外にも種で増やすことができます! しかし開花時期がズレたりすると交配できない!ってこともあると思います。 そんな時は綿棒などで花粉をとり、ジップロックなどにいれて冷蔵庫で保存してあげれば交配時期を合わせることができるのでオススメです*\(^o^)/* ちょうど今の時期はリトープスさんの開花ラッシュだと思います。 なので夏を乗り切ったリトープスさん達の生命力溢れる妍麗な花を楽しみつつ、お花を上手く処理していけたらなと感じます(*´꒳`*)
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愛智園の『コロナ玉』。 このコロナ玉さんはリトープス属の女仙系多肉さんになります(。・ω・。) やはり女仙と言ったらリトープスさんが代表的ですよね(´∀`*) リトープスという名前は「lithos(石)」「ops(似る)」という言葉が組みさり「石に似ている植物」という意味になります(*´꒳`*) またリトープスさんは真ん中が真っ二つに割れていると思います。ですがこのコロナ玉さんはもともと真ん中が真っ二つに割れず、真ん中がこのように凹んでいるのしかコロナ玉と呼んでいませんでした。今では真っ二つにしっかり割れている子もコロナ玉と呼びますが、リトープスさんを専門に育てている方によるとそういうのはコロナ玉として売りたくないらしいですσ^_^; なのでもしコロナ玉さんを見かけたら、このように真ん中だけが凹んでいる子を選ぶと店員さんから褒められるかもです(´∀`*)笑 またコールナンバーというのをリトープスさんを育てたり、見た方であれば聞いたことがあると思います。 このコールナンバーというのはリトープスさんを研究しているコール博士がつけた番号なのでコールナンバーと呼ばれています! 他にもデボア博士などが番号をつけたリトープスさんも売られていたりします(。・ω・。) 育て方はコノフィツム属の口笛さんのところでも書きましたが基本は通年風通しの確保、雨の当たらない軒下、夏以外は直射日光が当たるようにする、水やりは乾燥気味にします! また夏場の管理がリトープスさんの難しいところだと思います。 ですが、まずは夏に入る前のリトープスさんの健康状態が大事です! リトープスさんに限らずコノフィツムさんにも言えるのですが、この子達は日光が少ない時と水やりが多い時にすぐ徒長します。 そして徒長した軟弱状態のまま夏を迎えると、夏を超えられないことが多いです(><) なので夏を超えるために今の成長期はしっかり日光に当ててあげて、水やりも乾燥気味にするようにしてあげてください(。・ω・。) そして夏場の水やりですが、愛智園では断水はしません!ネットなどで断水をすることで秋に弱々しくなったリトープスさんをいくつも見てきました。確かに普通に考えると、植物なので夏という長い期間でも水がないと光合成もしているのによくないと思いますσ^_^; 夏場は2週間に1回その日の夕方が30度を切り、翌日 翌々日も温度が低めの時に土の表面が湿る程度あげます。 もちろん蒸れが大敵な子なので扇風機がずっと稼働していますが、秋にはまた皆んなシワひとつなく徒長もせずプリプリな姿を毎年見せてくれています(´∀`*) またリトープスさんが夏をこすのが難しい原因は暑さではなく完全に蒸れです! 暑さは30度以上でも全然順応できますが湿気だけはとっても嫌いです(><) なので、扇風機などで風通しをしっかり確保してあげれば水やりをしても怖いことはありません(´∀`*) 夏場枯らしてしまうのは、もともとの日本の夏の高湿度と水やりをした水が夏の暑さで蒸れるためです。 なのでなんだかんだ他の多肉さんと夏の過ごし方は変わりません。唯一違うと感じるのは他の多肉さんより湿気(蒸れ)に敏感であることです! ものすごく長く書いてしまいましたが、夏場以外は日光をあてまくる、水やりは乾燥気味にしてあげる。そして夏場も日光が大切なので30%遮光してあげる(午後2時頃まで日光があたる半日陰も可)、絶対に風通しを確保する。 またこれも口笛さんのところで書きましたが、過保護にはしない。 これさえおさえていれば一年通して元気よくリトープスさんは過ごしてくれます*\(^o^)/* リトープスさんの育て方で悩んでいる方がとても多く、またネットでもただ夏が苦手だという記事ばかりを見て来ました。 そして本当に苦手なのは夏という暑さではなく蒸れや湿度であるということを述べているところが少なかったです。 なのでもし夏に何を気をつければいいのか悩んでいた方のお役に立てればと思います(。・ω・。) 今皆さんのところにおられますリトープスさん。またこれから皆さんの家族になられるリトープスさん達が皆さんとの楽しく癒しのある時間をずっとずっと過ごせることを祈っております(´∀`*)
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