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天津乙女の一覧

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天津乙女(あまつおとめ) ①〜③今日の天津乙女 ④昨日の天津乙女 ⑤一昨日の天津乙女 天の乙女という意味です。 テンシンオトメと読めなくもないが、あまつおとめと呼んで欲しいw 極淡桃色 一重 筒咲き 筒しべ 小〜中輪 「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ  僧正遍昭-小倉百人一首12番」 天を吹く風よ、雲の間の通り道を吹き閉じてしまってくれ。五節(ごせち)に舞う少女の姿をしばらくとどめておきたいのだ、という意味らしい。 11/23は現在の勤労感謝の日ですが、元々は天皇が新穀を天地の神に供え、五穀豊穣を願う、新嘗祭(にいなめさい しんじょうさい)でした。新米は先ず、この新嘗祭で神に捧げなくてはならず、この新嘗祭までは新米を食べてはいけないと言われています。 この翌日の「豊明節会(とよのあかりのせちえ)」の宴の後に未婚の公家の美しい5人の娘が踊る「五節の舞」という舞楽が催され、それを見た僧正遍照が感激のあまり、この歌を詠んだとされています。 この舞の奉納は、かつて天智天皇が吉野に御幸したおり、天女が舞い降りてきたという伝説に基づいたものの様です。 天女といえば、天の羽衣が想起されます。 天の羽衣伝説は竹取物語にも記述がありますが、三保の松原、始め、日本全国に言い伝えがあります。 天女はこの天の羽衣を纏って、天に登っていきます。 乙女椿という美しい千重(せんえ)咲きの淡桃色の椿もあります(赤花も白花もありますけど ^^;)。 乙女椿は雪椿系の名花ですが、この天津乙女は筒咲き、筒蕊で藪椿らしい面持ちではあるものの、得も言われない乙女チックな極淡桃色の、この花弁はまさに羽衣を纏った天の乙女の様には見えたりしませんかw 京都・大徳寺高桐院に原木があり元住職・義山老師により命名された、由緒正しい椿の名花です (*^^*) ちょっと頑張って調べてみたので、ウンチクを垂れ流させて頂きましたw
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