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ロン
【仙台・散歩】  対照的です! 右側 メタセコイア並木と実 左側 ヒマラヤスギ並木と実(球果)  それぞれの実の大きさを比べられるように、床に並べて同じ高さから撮りました。 メタセコイア  落葉樹で、晩秋から、冬、春先までは、主幹と枝だけの姿になります。 ヒマラヤスギ  常緑樹できれいな樹形です。 冬、周りの木が葉を落とした中で、大きなクリスマスツリーのような樹形が目に入ります。 メタセコイアの実  小さな実  写真の実は、長さが約2cmです。  この形のまま落下します。  コロッとして、かわいい! ヒマラヤスギの実  大きい球果  写真の実は、長さが約11.5cm、直径約9cm、円周約27.5cmです。  拾った時、ずっしりと重かったのですが、乾燥させた今でも、100gほどの重さがあります。  通常は、この形で落ちることはありません。写真の球果は、台風の翌日、散歩していた時に見つけたものですが、強風で落ちたのでしょう。  通常、まず、実の上部がまとまって落ちます。これがバラの花のようで、「シダーローズ」と呼ばれます(シダー(Cedar) は、元々はヒマラヤスギ属 の樹木の意味でしたが、 それ以外にも、広い範囲の針葉樹や一部の広葉樹にもcedar の名が付けられています。)。  続いて、シダーローズの下の部分の種子・鱗片が一枚ずつはがれ落ちるように落下します。  枝には、球果の中心を貫いた芯棒だけが残っています。  ヒマラヤスギの木の周りには、実の鱗片がたくさん落ちています。一見すると、葉っぱに見えますが、硬くて、踏むとバリバリと割れる感触がありますので、すぐに分かります。  メタセコイアは、名前ぐらいは前から知っていたと思いますが、仙台に来て、四季折々の美しさを楽しむようになりました。  ヒマラヤスギは、仙台に来て初めて出会い、魅了されました。  どちらも、私のお気に入りの樹木と実です。
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ロン
【3.11を前に】  ~仙台城址から見た仙台市内~  夜明け前の静かで、美しい風景です。  遠くに、海も見えます!  今は、とても平穏です。    仙台城は、1601年、戦国大名・初代仙台藩主である伊達政宗公が青葉山丘陵に造営した山城でした。  正式名称は「仙台城」ですが、雅称「青葉城」で親しまれています。  今は本丸等の建物は残存しませんが、伊達政宗騎馬像が設置されています。  仙台城の麓には、広瀬川が曲がりくねって流れ、仙台城址からは、仙台市内や海を一望できます。 平成23年3月11日  仙台の沿岸部、東北沿岸部を、大津波が襲いました。  通常の波は、風によって海面が凸凹になって動くだけで、海面の高さが変わるわけではありません。   高さ50cmの波であれば、「やや波がある」程度で、一発大波には気をつけないといけないものの、泳ぐことができます。  これに対し  津波は、海底から海面までの海水全体が盛り上がって、ものすごい速さで動くので、とても大きなエネルギーを持っています。  高さ50cmの津波でも、おとなでも流され、車が浮き出して流されてしまうそうです。  5メートル、7メートル、十何メートルもの津波は、ものすごく恐ろしい力で、東北沿岸部の建物を、鉄道を、自然を壊し、たくさんの人の命を奪い、壊滅的な被害をもたらしました。  私は、大震災のあと、仕事の関係で仙台を訪れたことがありましたが、まだ陸地に大きな船が残り、荒れ果てた野原と化した住宅地の変わり様を目の当たりにし、茫然としました。  最近、仙台の職場の人に話を聞いてみると、当時は、落ち着くまで大変だったそうですが、その何十日もの間、耐え忍び、立ち上がる勇気、精神力に、頭が下がり、心から敬意を表します。  あれから9年近く経ちます。  宮城県内、東北では、まだまだ復興道半ばと感じる場所があります。  それでも、平穏な生活を取り戻し、お店の営業、事業等を再開した方がたくさんおられます。  “復興”  そこには、皆さんのとても強い“生きる力”を感じます。
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ロン
【百人一首ゆかりの地】 ~日本三景・松島「雄島」~ 百人一首に収録されている  見せばやな    雄島のあまの 袖だにも    濡れにぞ濡れし       色はかわらず      (作・殷富門院大輔) に詠まれている「雄島」です。 「あなたにお見せしたいものです。血の涙に濡れて色が変わった私の袖の色を。  あの松島の雄島の漁師の袖さえも、どんなに波しぶきで濡れても、色までは変わらないのに。」 日本三景・「松島」には260もの島があり、“雄島”はその一つです。 松島では、遊覧船で、島々の美しい景色を楽しむことができます。 “雄島”は「松島」の由来になった島ともいわれています。 京の鳥羽上皇が雄島に松の苗木を送ったことから、「松島」という名前が付き、それが一帯に広まって、たくさんの島全体が「松島」と呼ばれるようになったそうです。 雄島には、陸から朱塗りの橋「渡月橋」から渡ることができます。 「渡月橋」は、修行僧が世俗に別れを告げたことから、「別れ橋」とも呼ばれます。 この橋を渡ることにより、悪縁を切る御利益があるといわれています。 ちなみに、“雄島”から少し離れた所にある福浦島に渡る朱塗りの橋は、良縁を引き寄せる「出会い橋」です。
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【百人一首ゆかりの地】   ~末の松山~   (宮城県多賀城市) 百人一首に収録されている  契りきな  かたみに袖を しぼりつつ  末の松山 波越さじとは の歌に詠まれた「末の松山」です! “末の松山”は、標高10mほどの場所にある小山です。 この歌は 「約束しましたね。互いに涙で濡れた袖を何度もしぼっては、あの末の松山を波が決して越さないように、二人の仲も末永く変わることはないと。」 という意味で、実際は、あれほど約束したのに心変わりしてしまったという女性に宛てて、詠まれた歌です。 作者は清少納言のお父さん・清原元輔ですが、失恋した男性に代わってこの歌を詠んだそうです。 ほかにも、“末の松山”を詠んだ歌!  君をおきて  あだし心を わがもたば  末の松山 浪もこえなむ (古今和歌集 東歌) 「あなたを差しおいて浮気心を持つようなことがあれば、末の松山を波が越えることでしょう。」 これらの歌のとおり、“末の松山”を波が越えることは、実際には起こりえないことを意味しています。 実際に、百人一首の歌が詠まれる前の869年(貞観11年)、東北で貞観地震と呼ばれる大地震が発生し、大津波が襲ってきましたが、“末の松山”は、津波が麓まで押し寄せても越えることはなく、無事だったそうです。 このことが京の都に伝わり、“末の松山”は、決して波が越すことのない場所であり、“末の松山”を波が越えることは、起こりえないことと考えられたようです。 平成23年の東日本大震災でも、多賀城市にも津波が押し寄せましたが、“末の松山”は、無事でした。 この時、“末の松山”は津波が越えない場所だという言い伝えを知る住民の方は、ここに避難して、助かったそうです。 百人一首好きの私としては、とてもうれしいエピソードです(^_^)v ちなみに、「多賀城」は 東北の政治、軍事、文化の中心地であり 「令和」で有名になった大伴旅人の息子であり、万葉集の編纂に関わったと言われる「大伴家持」が鎮守将軍として赴任していた所です。
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ロン
【南国シリーズ】   シマナンヨウスギ 昨夏、宮古島で初めて出会った木です。 針葉樹ですが、一本一本の葉っぱが長く、しかも、垂れ下がるのではなく、上を向いて広がっているのが特徴です。 オーストラリアでは、真夏、この木でクリスマスツリーを飾るそうです。 クリスマスツリーと言うと、“もみの木”と思いがちですが、ヨーロッパではドイツトウヒ、オーストラリアではシマナンヨウスギも使われるなど、所違えばいろいろ違うのですね。 この木は、別名が多く  ノーフォークマツ  コバノナンヨウスギ”(小葉南洋杉)  アローカシア・ヘテロフィラ  アローカリア  パインツリー とも呼ばれるそうです。 原産地は、豪州領ノーフォーク島だそうです。 植物の分類としては、松でも杉でもなく、ナンヨウスギ科という分類とのことです。 この木を昨年8月12日に投稿したときは、樹木の名前が分からなかったのですが、GSで投稿された同じ木を見て、この木の名前を知りました。GSに投稿なさる方には、たくさんのことを教えていただいており、感謝しています。 2月に入り、こよみでは春が近づいており、暖冬で、例年より暖かいと言われますが、寒がりの私には、寒い日がまだまだ続きます。 南国シリーズの写真で暑かった頃を思い出しながら、乗り切っていきます。
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