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アオモリトドマツ・オオシラビソの一覧

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yoyo
八甲田はもうすっかり晩秋でした🍂 ロープウェイの山頂からの景色は、アオモリトドマツと赤い実だけになったナナカマド、そしてチシマザサ。 少し寂しい景色でした。 裾野の広大なブナ林はもっと間近で見たかった😍💕🎶 〜※〜※〜※〜 🏷️「木曜日は木」 ブナ林の二次林について 🌲ブナ林について興味のある方は「奥入瀬フィールドミュージアム」からの抜粋ですが、お読みください🙏🎶 八甲田山麓の森の特徴のひとつに、美しいブナの二次林があげられます。 二次林というのは、もとからあった森が伐られた後、二次的に成立した林のことをいいます。 二次林のブナは、どの木も一様にひょろりとした印象です。たいへん見目麗しい、若ブナたちです。 背格好がほとんど均一なので、それらがずらりと居並ぶ光景には一種独特の華麗さがあります。 この二次林の前身は、もともとブナの更新を目的として伐られたものではありませんでした。 大正時代の末期から昭和の初期にかけ、牛馬の放牧のために伐られた森のなごりなのです。 🌲🌲🌲 「母樹(ぼじゅ)」と呼ばれる種子の供給源となるブナの大木を伐らずに保存し、そのまわりのブナだけを伐採するという方法がとられました。 母樹の落とした種子から、新たな若いブナが自然に育っていくことに期待したのです。 伐採によって林床が一気に明るくなると、ここぞとばかりにササが繁茂し、森の底を覆ってしまいます。 すると光が不足して実生が育たず、すべて死んでしまうという事態となったのです。 ならば人為的にササを刈り取ればよい、ということになりました。 ところがここにも問題がありました。ブナの実は6年から7年に1度の割合でしか豊作を迎えません。 ササを刈り払うタイミングを、大量の種子が生じる「なり年」に合わせなければ効果は得られないのです。 いちど伐ったブナ林を人為的に更新させるのには、かなりの手間と配慮が必要でした。 旺盛に繁っていくササは、そのまま牛馬の糧として食されていきます。 わずかな被食圧ではすぐに回復してしまうササも、何年もの連続した放牧が続くうち、ほとんど姿を消してしまいました。 やがて日陰木(ひいんぼく)という、牛馬に日陰を供給するため残された大木が母樹となってブナの種が蒔かれます。 ササによる遮光の妨害を受けないブナの稚樹は、一斉にすくすくと育ちました。 さらに薪炭林(炭焼き用の林)として、適度に人の手が加わったこともあり、次第に現在見られるような美しい林が形成されていったのです。 🌲🌲🌲 八甲田山麓と同じような、まとまったブナの二次林は、他に岩手県の安比高原や、「美人林」と呼ばれる新潟県の松之山などが有名です。 いずれもすらりとした立ち姿が特徴の、若く美しい林です。
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