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トリカブト属の一覧

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ぷっしぃ
つーか気付いたらもう9月なんですね。 マジかー。うーん…まぁだからなんやねんって話しなんですけどね。 山野草のエゾトリカブトが咲きました。 皆様ご存知、日本毒草界の王。 トリカブト類は北海道から九州まで広く分布するわりとポピュラーな山野草で、秋に紫色の美しい花を咲かせるキンポウゲ科の植物です。 主に山地から亜高山で見られ、しばしば群落を作って咲き乱れるためハイカー達には人気の高い花ですね。 しかしその正体は植物の中でも最強クラスの毒を持つ猛毒植物であり、キョウチクトウやドクゼリと共に日本三大毒草の一角を担う実力者です。 全草に猛毒のアルカロイドを含む完全武装系の毒草で、特に根の部分に関してはほんの少し口にしただけでゴーゴーヘブン間違い無しの超危険植物ですね。 昭和の時代には実際にトリカブトの毒を使った殺人事件があったようですし、山菜と間違えて食べた人が死んだり、あとトリカブトの花の蜜で作られたハチミツにより中毒になったケースもあるそうです。 その毒はかつてアイヌの人々が狩猟に使っていたというほどで、この毒を矢尻の先に塗って投げればヒグマもイチコロ的な?たぶんそんな感じだと思いますね。 日本には多くの種類のトリカブトが自生しているらしいですが中でも最も毒性が強いとされるのがこのエゾトリカブトでして、名前の通り北海道に固有するキングオブ・トリカブトです。 アイヌの人々が使っていたというのも、たぶんコレでしょう。 で、なんでこんな危険植物を自宅で栽培しているのかと言うと、まぁ単に花が綺麗だからというのもありますが一番の理由は「ナメクジ除け」に他なりません。 暴食の罪でお馴染みのあのナメクジですらトリカブトの毒には為す術が無いらしく、ナメクジが嫌う数少ない植物として巷では噂されてるんですよね。 まぁ実際効果の程はよく分かりませんけど、たしかにトリカブト自体にはナメクジが着いているところを見たことが無いです。 もし本当に効果があるならタネを採って大量生産して、家の周りに生垣みたいな感じで植えてみようかなー、なんて。思ったり思わなかったり。
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草香
日本には40種以上のトリカブトの仲間が自生していて、どれも区別が難しいようなので、念入りに調べました🔍 反省点:花柄の毛を確認していなかったこと😔 トリカブトは開出毛のグループと屈毛のグループとに分けられるのですね。 本題:私の住むエリアには、4種のトリカブトが分布しています。 1.ウゼントリカブト 2.ツクバトリカブト 3.オクトリカブト 4.センウズモドキ この写真のみから見分けるには、上萼片の形状と葉の形がポイントになりそうです🤔 まず1番目のウゼントリカブトですが、これは上萼片が短く、葉の裂け目の間隔が狭いです。写真のトリカブトは比較的花が大きく、葉の裂け目の間隔が広いことから、除外できます😌! またツクバトリカブトは、葉が3全裂(切れ込みがとても深い)なので除外できました😲! 問題は残り2つ🤔🍂 花の形から可能性が高いと思われたオクトリカブト。これは葉が5-7中裂とあります。 はじめ、写真のトリカブトの葉は5裂なのかなと思いましたが、中裂ではありません。 おそらく3深裂、側裂片は2深裂という分類になりそうです🤔これはセンウズモドキの特徴と合致したので、これが正解かなと思います。 花柄の毛の形状が確認できたら、確信が持てるんだけどな…(オクトリカブトは屈毛、センウズモドキは開出毛)むずかしい💀 メモ キンポウゲ科 トリカブト属
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オキザック
【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】 (サンインヤマトリカブトを求めて) タンナトリカブトを観察するにあたりどうしても行く必要があった自生地 福岡県犬ヶ岳へ行ってきました。大分県との県境近くという事もあり高速を使っての道のりで遠かったぁ~💦🚗 狙いはタンナトリカブトの同種異名の「サンインヤマトリカブト」を見る事がその目的です。トリカブトは自生環境によりその形態に微妙な変化を生じる事が多いらしくその些細な違いを取り上げ別種亜種変種と専門家によって沢山のシノニム(同種異名)が生まれております。「サンインヤマトリカブト」は現在Yリストで「タンナトリカブト」のシノニム扱いの為どちらも「タンナトリカブト」で間違いはないのですが一目見たいと思うのも人の心情…せっかくの花の時期なので行って参りました😁 違いは雄蕊無毛のタンナトリカブトの雄蕊に毛が生えたものが「サンインヤマトリカブト」らしいです。前回10/5の「タンナトリカブト」の投稿でも軽くふれたのですがその時の投稿文の雄しべ雌しべを打ち間違えてました。気付いた時点で10/5投稿本文は訂正してますのてあしからずご容赦くださいませ😅 さて今回の目的地の犬ヶ岳は九州の山を対象としたある図鑑にこの地にあるトリカブトは全て「サンインヤマトリカブト」であったと掲載されてた為この地を選択したのですが…… 結果は私の日頃見ていたタンナトリカブトとあまり変わらなーい😱 雄蕊全てに毛が生えてるものかと思ってましたがどの花の雄蕊もほぼ無毛…たまに2-3本生えてるものがある程度でした😅❗しかもその2-3本が写真に写らない始末です…残念😅 専門家の齋木保久先生の1974年のレポートにトリカブトは些細な識別点でも取り上げないと分類が困難な植物であるがその些細な識別点の多くの特徴は群落内変異や環境による同種の変異の内に内包されるものが多いとあります。 特に雄蕊の性質は同一花内においても変化が見られ全く意味をなさないと書かれており私も今回まさしくそう感じました😱 でもそれはそれで一ついい勉強になりました😁 (福岡県犬ヶ岳にて R1.10/11撮影)
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