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きつね
コバノイシカグマ科 って口に出して言うとなんかフフッとしますよね(すいませんしませんね) タマシダのように長い葉 レースのような細かい切れ込みが入った羽片 葉先を蔓のように伸ばして無性芽を作る ハイスペックなシダ ゴルジュ帯の双璧に垂れ下がる姿はまるで緑のシャンデリア シダのオートクチュールさながらの光景です。 フジシダ Monachosorum maximowiczii
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きつね
ちょっとネガティブな投稿になってしまったので気分を変えて🦊🌿 標高は低いけれど涼しい そんな場所でよくみかけます。 北関東〜東北あたりの山にはうんざりするほど生えているのですが所変わると一株もみかけない、そんな道産子シダ。 オオタニワタリには無い繊細さと特徴的なアスプレニウムらしいソーラスを兼ね備えた才色兼備。 僕の実家では庭に地植えしてあるのですが、厳しい冬の積雪を乗り越えて初夏に芽吹く逞しさには筆舌しがたい魅力を感じます。 このね。線形のね。ソーラスがね。たまんねぇんすよふへへ🦊🌿 コタニワタリ Asplenium scolopendrium
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きつね
おそらく僕が出会ったシダの中でも最も妖精に近い存在。 唯一無二かおたまじゃくし鱗片にずんぐりとした出で立ち、シダ勢なら一目会いたいと願うはずです。 生息地が限られ、個体数が少ないにも関わらず、乱獲する人が後を絶ちません。 この場所も遠くない将来、焼け野原にされてしまうかも… 珍しい、貴重、そんな動機で手にして満たされる魂なんて僕はまっぴらごめんです。 絶滅危惧種IA 雨に濡れ輝く姿をいつでも見られる日はくるのかな… ウロコノキシノブ Lepisorus oligolepidus
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きつね
都心でも園芸として植えられている姿はよく見かけます。 水の側が大好きです。 沢や滝の岩に着生してその紅の腕を天高く掲げている姿は一際目を引きます。 新芽の紅が終わったら、 次は胞子の緋を見せてくれる、 引き出しの多さもその魅力の1つでしょう。 '山のシダ'第1回目の放送は ベニシダ Dryopteris erythrosora でした。 また次回お会いしましょう🦊🌿
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きつね
身近なシダ。 最後はやはりカブトムシダ。 胞子嚢がごま団子みたいでとても美味しそうな着生種。 シダ観察の基本である"めくる"事をいつも思い出させてくれます。 葉芸が多く、園芸品種が沢山あります。 自然界でそのような個体と出会えることは中々ありませんが。 それでも、いつ見ても'シダは良いな'と思わせてくれるそんな変わらない幼馴染的存在でもあります。 Lepisorus thunbergianus ノキシノブ 獅子葉
347
きつね
リョウメンシダに続き 身近なシダ🌿 比較的標高の低い暖かい場所に生えています。 住宅地の路地や石垣なんかで見かけた事がある方も多いのではないでしょうか? このシダがキッカケでシダ勢と化した方も少なくない、 とよく聞きます(存じません) 数あるシダの中でも 類い稀な葉脈で我々を魅了してくれます。 〜 その葉脈は風切と化し、 羽片は空を掴む〜 ヤブソテツ Cyrtomium fortunei 今週は"身近なシダ"でしたが 来週は"山のシダ"と題しましてお送りする予定です。 🦊🌿
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きつね
シダコンバーナー画像としても使われている身近なシダ。 その名の通り両面がとても似ています。 表と裏がない'誠実なシダ'として巷で有名ですよね。(きつねシダ調べ) 光と影、表と裏。 人も、シダも、その二面性あってこそ魅力が引き立つ事もありますが、表裏一体だからこそろそろ意味不明になってきたのでこの辺りにしておきましょう。 リョウメンシダ Arachniodes standishii
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きつね
突然のシダコン開催に動揺を隠し切れない🦊です。 これはシダの魅力をより多くの皆様に伝える貴重な機会… 更新、頑張ります。 というわけで最初の投稿は国内のシダを。 透明感のある新芽に映える葉脈の輪郭。 展開するとガチガチトゲトゲの素晴らしい葉になります。 野生のものは数が激減しています。 もし見つけても採っちゃだめですよ? ヤシャイノデ Polystichum neolobatum
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きつね
植物が植物の造形を高めている光景 インドネシアにはそれがあります。 廃退と繁栄の共演。 今日はこの辺りでDrynariaとDischidiaで一緒にお花見でもしませんか?
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きつね
インドネシア 薄暗いジャングルで 太陽に手を伸ばすように ひっそりと 背伸びをしている君の 存在感 Ophioglossales sp.
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きつね
僕と君との距離は30m 手を伸ばしても届かない ジャングルに咲く 高嶺の花
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きつね
ジャングルで突然の雨 そんな僕を雨から守ってくれたのは彼でした。 Angiopteris evecta シダは 優しい 🦊🌿
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きつね
うわ!でっかい! インドネシアの山奥で裏返したシダの葉に 見えるよね。 そう。 ソーラスの天の河 🌌🌿 周囲にアグラオモルファも生えていたので勘違いしましたが、ソーラスのつき方が違いますよね。 たぶん Microsorum commutatum
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きつね
「わたしはだれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。さあ、あなたの宇宙の準備は出来ています。お入りなさい」 そうシダは言いました。 シダの門(Pteridophyta)は常に開かれ、 老若男女、過去未来、国内外、 廓然無聖な視線をこちらに向けるだけ。 インドネシアのベルビシア 小さなディスキディア達と楽しく暮らしている様子です。 あ、ベルビシアって言いましたけど大嘘です。これピロシアなんですよ。 ヒトツバ イワオモダカ ビロードシダ の仲間です。 こちらの属の予想なんて、フハハ所詮人間が勝手に作った柵だろう。と簡単に裏切ってくれるそんな所もシダの魅力なのかもしれません。 🦊🌿
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きつね
夕方には霧に包まれる インドネシアの「雲霧林」 出会ったのは胎内で小さな命を育む シダ(森)の精霊(光) 感極まったとき人って声を上げてしまうんですね。 lecanopteris balgooyi 絵や写真でしか見たことのないその植物は想像よりずっと複雑で繊細で鮮やかな姿でした。
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きつね
まさか出会えるとは思っていなかった。 棘の生えたイモムシのような根茎。 大きな根茎には別の種類のアリ(デカイ)が住んでました。競争があるのかもしれません。 この写真は倒木に着いていた株。 葉が全て落ちてしまっていることから日照と通気が生育に重要なのだと考えます。 現地はプランテーション化が進んでいて農村に近い山はほとんどコーヒー、コショウ、アブラヤシが植えられていて数が減っていると思います。 観光資源として自然の保護を意識できるのはまだまだ先なのかもしれません。 素晴らしい生き物と他に類を見ない環境が未来永劫残るといいな… lecanopteris balgooyi 着生している姿はまた後で…
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きつね
ハワイで出会いました。 標高は1000m未満のはず。 初めて見た野生のビカクシダ 。 望遠レンズを持って行って本当に良かったです。 とてつもなく大きなビカク玉も見れました。全貌は'みどりのまとめ'に載せてあります。 実はハワイのビカクシダ、 帰化植物として有害指定されています。 オセアニア原産ですからね。本来居るべき植物ではないのです。 この国立公園では発芽と生育条件が整ってしまったのでしょう。 野生化したビカクを見れた事自体は嬉しかったのですが、ちょっとだけ複雑な気持ちになります。 ハワイに限らず、一度手にした植物は責任を持って栽培すべきだと学べた一件でした。 でもハワイって名前のbifurcatumの園芸品種ありますよね…由来が気になる…文献漁ろうかな…(←後天性シダニウム欠乏症) #ああ、またコメント返信が滞っている…近々お返事します。いつもありがとうございます。
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きつね
シダ界の夏木マリにも出会えました。 (大変偏った個人的な意見です) 風通し、陽当たりが良くてちょっと涼しく、痩せた土地しか生えていません。 橙→緑のグラデーションで目が幸せ。 後ろでこっそり主張してるブレクナムの紅も景色を引き締めてくれています。 ウラジロの近縁は根付かせるのが凄く難しくて時間が掛かりますよね… #ちょっと気難しい美人って魅力的です。 熱帯を体現したかのような秀麗なその姿。 Dipteris Conjugata
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きつね
シダが好きな方にしか伝わらないかもしれない…ただの赤い葉っぱ。 そして右端にはシダ勢なら見たことあるであろう特徴的なシダ。 お気付きかもしれませんがこれ。 日本じゃないんです。 インドネシアの標高1000mくらい。 いつか見てみたいと思っていたシダ達と出会うことができました。 こちらもその1つ。 脱線しますが、海外でシダを探して気付いたことがあるんです。 そう。日本って凄く多種多様なシダが生息するシダ大国だってことに。 シダ🌕が。綺麗🌿ですね。 Blechnum orientale
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きつね
4月に仲間入りのペラペラだった子株がちょっぴり形になってきました。 手のひらに収まるくらいの大きさも可愛いのですが、手におえないくらい大きいビカクはもっと好きです。 Platycerium willinckii 'Silvery' 夏はいいですね。 #最近コメントの返信頻度下がっててごめんなさい #全部チェックしてますし、とても嬉しいです
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