嵐山の花庭としても有名な世界文化遺産・天龍寺を目指す道すがら、西山艸堂の砂利道の続く深緑のお散歩道で、「花蘇芳(ハナズオウ)」の赤い豆果と出逢えました🫘⛩🫘✨ スオウ(蘇芳)は中国原産のマメ科の植物☘️ 見た目からして、何処から見てもマメ科だと分かりますね😆 江戸時代初期に日本に渡来🇲🇾🇨🇳🇯🇵 また、"スオウ”という珍しい言葉は、マメ科の植物を表すマレー語の"蘇木(ソボク)=Sapang(サパン)”から派生したという由来も同時に知ることが出来ました🍃🌳✨ ＿ハナズオウの花言葉は、「目覚め」、「豊かな生涯」...他。

嵐山・桂川沿いの気持ち良い散策をのんびり楽しみながら、ずっと行きたいと願っていた福田美術館の日本画展へ👘🎶 企画展はタイミング良く、私の大好きな上村松園先生をはじめとする美人画の巨匠達の描く"君があまりにも綺麗すぎて"展が開催中で、心躍りました❣️ 目抜き通りから一本入った落ち着いた路地裏にある美術館の脇道に咲くシルバー・リーフが印象的な「白妙菊(シロタエギク)」が、キラリ眩しく目に飛び込んで参りました🌼🌼✨ 天を見上げれば入道雲が☁☀️ 渡月橋の上は、サンダルにタンクトップや浴衣にかき氷を片手に...という出で立ちの外国人観光客で溢れかえっておりました。 嵐山名物の桜餅とお薄の美味しかったこと😋 葵祭が終わるや否や...京都はもう夏支度なんですね🍧💞 ＿花言葉は「あなたを支えます」、「穏やか」。 私の好きな京都からの花通信は、明日もまた引き続きます。 おおきに~~~🥰🙏🌸⛰🍃✨

大盛況のうちにお開きとなった五感で味わうおもてなしのお茶席を終えて、ホッと安堵のひと息をつき中庭に目をやると...小雨の上がった静かなお庭に、「ギボウシ」の白い花がひっそりと咲いていました🥰☔️🍃🍵✨ 特徴的な葉に目が行くことの多いギボウシですが、花を見たのは今回初めてでした👀💓 茶会では、台湾や韓国、スリランカ...等から来日した旧友達との再会を果たし、純粋に”茶”をこよなく愛する人々との言葉や文化の壁を超えた楽しい交流や笑顔いっぱいの親交を温めることが出来ました♥️🌈🌎✨🍃 ＿ギボウシの花言葉は、「落ち着き」、「変わらない想い」...他。

ふんわりと球形の紫の花・「アリウム」が、京都出張滞在中のHotel The Mitsui Kyotoの居心地良いお部屋にウェルカムフラワーとして飾られていました🏯✨📍💞🌱 https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/ 初夏の利休草と苔盆栽風にあしらわれたアリウムは涼しげで可愛らしく、モダン・ラグジュアリーな空間に合っていました💜💚✨ 毎夏恒例の南禅寺参道・菊水さんでの名物湯豆腐懐石の宴は相変わらず美味しくて、ライトアップ青紅葉に彩られた素敵なお庭にも癒されました😍❣️ アリウムはヨーロッパ原産のネギ科の植物。 別名は、「花葱」。 花言葉は、「円満な人柄」、「正しい主張」...他。

6月始まりの朝は、敬宮愛子内親王殿下に捧げられた白薔薇・「ロイヤル・プリンセス」でおはようございます🌹💞👑💍🇯🇵✨ 花名に相応しく、気品溢れる花姿と上品なアイボリーの中心から薫るフルーティーで優雅な素晴らしい香りは、絢爛豪華なバラ園の中でも、格別に私の印象に残りました。 ＿旅立ちの朝☀️ 過日の茶会で御師匠様に特別にお譲り頂いた、市場にはなかなか出回らない自然栽培で作られた福建省の稀少銘茶・”白毫銀針”の透明感のある爽やかなお味で、脳と身体を優しく目覚めさせました🇨🇳🍃🥰🍵✨ そして今日から、大好きな京都に出張へ🍃👘 ＿ロイヤル・プリンセスの花言葉は、「深い尊敬」、「清純」…他。

淡いピンクの豊かな花弁の重なりに、華やかさと気品が融合する旬の花・「芍薬(シャクヤク)」で、おはようございます🌸🌈🌸 今朝は、大好きなバッハをBGMに一日をスタート致しました😌🎻♬.*ﾟ https://youtu.be/Fo0K_n3VLG4?si=yA9lNwyzPdPqgBbX 芍薬は、中国やモンゴル等アジアが原産。 中国の宋代に栽培が始まり、日本へは平安時代以前に中国より薬用として伝わりました。 特に江戸時代のお茶席には、茶室の床の間に飾られる”茶花”としての人気を集め、盛んに品種改良が行われました🍵🌸 季節はどんどん移り変わりますね🌀 カラリと爽やかな陽気を楽しめた皐月もおしまい！明日から水無月ですね🍃🗓✨ 芍薬の別名は、「貌佳草（カオヨグサ）」、「ピオニー」。 ＿花言葉は、「誠実」、「荘厳」...他。

茶の御師匠様宅のお庭に咲いていた、夏色の鮮やかな「アマリリス」でおはようございます❤️🪴❤️ たとえ日陰で鉢植えでも、自信に満ち満ちて咲く真っ赤な大輪の堂々としたアマリリスの花姿からは、自分を信じて生きていくことの強さについて、インスピレーションを受け取ることができました😌🙏🌈✨ 白熱の会合後に頂いた、清の皇帝・乾隆帝に愛された素晴らしい銘茶と、岬屋さん特製の季節の生菓子「苔清水」のお味の素晴らしかったこと😋🍵🍡❣️ ＿花言葉は「輝くばかりの美しさ」、「誇り」...他。

ジャスミンに似たロマンティックな甘い香りのする「梔子(クチナシ)」の花で、おはようございます☺️🍃💕 台風1号も近づいており、ジメジメと蒸し暑いすっきりしない空模様が続いておりますね🌀☔️☀️💦 日本の梅雨時期は湿度が高く、身体が重だるくなりがちな季節ですが、爽やかな花色や芳香に癒されたり、お香やアロマ等の軽やかな香りを纏い空間をリフレッシュしながら、共に健やかに乗り切りたいですね🍃😊❣️ 梔子の花は、沈丁花や金木犀と並ぶ”三大香木”として、古来より長く日本人に愛されてきた植物の一つ。 ＿花言葉は、「喜びを運ぶ」、「優雅」…他。

しっとりとした美を放つ上品な藤色の薔薇・「リラ」で、おはようございます💜🥰🌹✨ 週末に麻布台ヒルズで人気のモダン・タイキュイジーヌを楽しめるSAAWAANで家族会食を満喫した後、諸用で紀尾井町へ出たついでにローズガーデンの薔薇も楽しんで参りました😋🌟🇹🇭🍽️🌹✨ https://saawaanbistro.com/ ”リラ”(=Rosa Lilas)は、江戸開幕頃より続く埼玉の農家で、バラ育苗家としても成功を収めた木村卓功氏が2020年に作出した比較的新しい薔薇🇯🇵✨ 何より魅力なのは、鑑賞的価値の高さを誇る見た目の美しさや香りの良さだけでなく、耐病性と香りを両立させた藤色の品種は、世界初だということ🌏🌟 花名を冠した”リラ”とは、『眠れる森の美女』に登場するオーロラ姫の死を眠りに（＿絶望を希望に＿）変えた”リラの精”が由来🧚‍♂️💕絶望的と思われる事象からも、希望を見出そうとする命名者の想いが込められている背景を知ることができました🙏🌈🎶 ＿花言葉は、「夢叶う」、「奇跡」…他。

鳥の歌を心地好く聴きながら、ぐるりと一周お散歩できる京成バラ園の蓮池の淵で、白い穂状の小花を沢山咲かせる香り良い「コバノズイナ」とも出逢えました🍃🕊✨ 紫陽花と同じ時期に咲く”コバノズイナ”は、北アメリカ原産のズイナ科の落葉低木で、日本へ渡来したのは明治時代だそう🇺🇸🌳🇯🇵 生け花の花材にもよく用いられますが、秋には美しく鮮やかに紅葉することから、観賞用に庭園に植栽されることの多い植物の一種であることも知ることが出来ました😊🍃✨ 別名は、”姫リョウブ”。 ＿花言葉は、「少し欲望」、「純粋」…他。

淡いクリーム地の花弁に先端部はほんのりピンク色に染まり、中心部は赤い”アイ・ブロッチ”と呼ばれる丸い目玉の有るチャーミングな薔薇・「ピンク・トルマリン・バビロン」で、おはようございます😃🌹💞 ”BABYLON ROSE(バビロンローズ)”の”バビロン”とは、メソポタミア地方に栄えたといわれるバビロニア帝国に由来🗺✨ 中近東～中国にかけて自生していた野生種の”ロサ・ペルシカ”という原種の特徴を引き継ぎつつ品種改良されたモダンローズの一種で、数あるバラの交配系統の中でも近年需要が高まり、人気の”ロサ・ペルシカ交配種”だそうですね🇳🇱🌟 ＿花言葉は、「愛され上手」。

スッとした細く繊細な白い花弁が特徴の「三葉下野（ミツバシモツケ）」も、京成バラ園の御池の周りに咲いていました😊🌱✨ 見た目から日本の山野草の一種かと思いきや、お調べしてみたら北米原産のバラ科の耐寒性多年草であることが分かりました🇺🇸⭐️ ＿花言葉は、「清廉」。 ”清廉潔白”＿など、最近はあまり聞かなくなったワードですね。 正式な意味は、《心や態度が美しく清く立派で、私利私欲が無く、邪な気持ちを一切持たないこと》＿。

夏の陽射しのような琥珀色に艶めく明るいオレンジ色の花弁が印象的で、美味しそうな花名を持つ薔薇・「ハニー・キャラメル」でこんにちは🌹✨ 二つ仲睦まじくならんで咲く姿はとても愛らしく、ディープカップの八重の房咲きの美しい花姿にも心奪われました🧡😍🧡 東京は気温がぐんぐん上がり、暑くなってまいりました~~~🥵☀️ お買い物とお散歩コースが交差するルート上に台湾スイーツのカフェを偶然発見👀💓🇹🇼 涼みがてら、大好きな”緑豆豆花”を頂きました😋🫘✨ 緑豆は薬膳食材でもあり、効能には解毒・解熱・消炎・吐き気止め・血糖値の上昇抑制・利尿・美容効果・精神の安定、血中脂肪を下げる・コレステロール値を下げる・抗アレルギー・抗菌・抗癌・食欲増進・肝臓や腎臓の保護…等、実に様々あり優れモノ❣️ 緑豆の皮（緑豆衣）には、身体を冷やす清熱効果があり、中国や台湾では、古来より夏の飲み物として緑豆スープが飲まれてきました🌟 ＿薔薇から脱線してしまいました😆 …ハニー・キャラメルの花言葉は、「温かい心」、「恋の誓い」…他。

京成バラ園内にある穏やかな蓮池の周りを、ブルガリアンローズの花びら入りジェラートを頂きながら散策中に、純白の涼し気な「河原撫子（カワラナデシコ）」と出逢えました✨🦢❣️🍨😋🎶 ふわふわと柔らかな糸状に裂けた5弁の花姿は撫子の花特有で、花の楽園を舞う蝶々のようにも見えます🦋🌈🌸 御池にある小さな噴水が時折、飛沫を上げて落ちてくる優しく涼し気なメロディを聴きながら、水面に浮かぶ白い蓮の花も眺めることができました🪷✨⛲️ ̖́- これから増える蒸し蒸しとした暑い日には、水辺のある緑豊かなスポットのお散歩で涼を感じながら、日常を暫し離れて心休まる癒しのひと時を嬉しみたいものですね🍀 ＿花言葉は、「純愛」、「大胆」…他。

鮮やかなピンク地に白のストライプが入る華やかで存在感のある薔薇・「フランボワーズ・ヴァニーユ」で、おはようございます🥰 昨日は、お優しい友に初めて連れて行って頂き、関東圏の薔薇園でも随一の1600品種・1万株のバラを誇る千葉県・八千代市の”京成バラ園”を満喫して参りました＿🌹🌹🌹✨ https://www.keiseirose.co.jp/garden/ 夢のように美しかった薔薇の楽園から得た感動と数々のインスピレーションのうち、一つ目は、花名の”フランボワーズ・ヴァニーユ（=フランス語で、「木苺とバニラ」の意）”にあるように、爽やかな甘さと瑞々しいフルーツ香の絶妙なバランスにもうっとりした、私の好きなフランス・メイアン社製2010年作出の薔薇を…🌹💞🇫🇷🗼✨ 薔薇の弱点である黒星病やうどん粉病にも強い品種でとても丈夫なことから、薔薇初心者にも育て易く人気も高いようですね💕︎ ＿花言葉は、「魅惑」、「絆」…他。 …今季の春薔薇シリーズの見納めに、明日以降も大好きな薔薇達を、園内で出逢えた私の心を捉えた他の花々と交互で、マイペースに投稿させて頂きます😊❣️🌸🍃🌺🌳

色鮮やかな赤紫色の「紫陽花」で、おはようございます🐌☀️❣️ 気がつけば…色とりどりの紫陽花シーズンの到来ですね💓 一雨ごとに艶を増してゆく紫陽花🌈☔️✨ 開花は同時に、梅雨の時期が近づいていることを知らせる自然からのお便りでもありますね😉💕︎ 濃淡それぞれ、色や品種毎に異なる多様な花言葉を持つ紫陽花＿。 赤やピンクは、「元気な女性」、「強い愛情」❤️ 紫や青は、「知的」、「神秘的」💜 緑は、「ひたむきな愛」💚 白は、「寛容」、「一途な愛情」🤍 …皆様は何色の紫陽花がお好きですか？

宮沢湖へと続く森の一角だけ拓けた明るい野原で、”ラッキークローバー”という異名を持つ小さな黄色い小粒状の花をつける「薬玉詰草(クスダマツメクサ)」の群生とも出逢えました☺️💛🍀 その場にしゃがみこんで珍しい花をスマホのカメラに収めていると、未就学児位の小さな女の子が一人駆け寄ってきて、屈託の無い明るい笑顔で話しかけてきました🎀 ＿あたし、このおはなしってるよ！ ＿あら、そう♡ なんていうお花なの？ ＿ラッキー・クローバー！ ＿へぇー、素敵なお名前ね❁⃘*.ﾟ ＿おねぇさんは、どこからきたの？ ＿あはははは！東京からだよ。 ＿とうきょう、あたしもいったことあるよ！ ＿家族で遊びに来たの？ ＿おかあさんがねー、いもうとをうんだの！ ……そう言って、女の子がおもむろに指差す方向には、ベビーカーに沢山の荷物を引っ掛けながら赤ん坊を寝かしつけるように抱っこ紐であやして揺らし、こちらに向かってくる若いお母様の姿が見えました👶🍼✨ 私と目が合うと、遠くからやんわりと会釈しているのが分かりました。 まだまだ親に甘えたくて、いっぱいお喋りしたり遊びたい時期にある好奇心いっぱいの女の子が、もう少ししたら可愛い妹ちゃんと、この緑豊かな森で元気に仲良く遊び、お花摘みする姿が想像できました⸜🌷︎⸝‍ ＿花言葉は、「小さな恋人」。

花弁の縁が裂けるような星咲きとなる純白の「スター・フロックス」が、曼珠沙華で有名な巾着田のある高麗地区の長閑な自然遊歩道に咲いていました⛰️🌟🕊✨ 訪れてみて初めて知り得たことですが、埼玉県の日高市と飯能市を中心に設置された高麗郡とは、歴史の教科書でも学んだ”高麗人(コマヒト)”が37年頃～668年までに主に朝鮮半島北部から中国東北部にかけて渡来し、大和朝廷が入間郡の一部に広がっていた空閑地に高麗郡として移住が拡がっていったのが始まりだそうですね🏠 ”東国7ヶ国”と昔呼ばれた現在の静岡、山梨、神奈川、千葉、茨城、栃木には、その文化の名残を残す形跡が、今尚点在していることを知ることが出来ました🇰🇷🇨🇳🇯🇵 ハイキング旅では、時に花巡りのみならず、その土地に伝わる歴史や文化について学ぶチャンスに恵まれることもあります😊❣️ ＿花言葉は、「あなたの望みを受けます」、「一致」…他。

気心の知れた山友御夫妻にお誘い頂き、暫し暑さを忘れて奥武蔵の森でゆったりと自然散策を満喫し、心調う時間を過ごすことの出来た週末🥰🌳🍃☀️ 天覧山から高麗峠を抜けて、宮沢湖畔に佇む温泉へと続く気侭なハイキングコースやドライブをたっぷり楽しみました⛰🚗🎶 途中、里山に自生する多様な季節の花々と出逢えましたが、中でも何十年かぶりにユキノシタ科の可愛い「ティアレラ」を高麗川の散策路で見つけて、懐かしさに胸がときめきました🌿💞 天覧山の頂から下山後にお立ち寄りした、森の中にある”発酵”がテーマの炭火焼レストラン・Femyのコースランチはとてもヘルシーで、滋味深いお味やログハウスのような寛ぎの空間にも癒されました😋🍽🌳✨ 近年は、単に美食なだけでは無い身体に優しく食べると健やかになれるメニューを提供するホンモノ志向のお店が増えてきてくれて、嬉しいです❣️ https://femy.owst.jp/ ＿ティアレラの花言葉は、「深い愛情」。

クライアント様との打ち合わせ帰り素晴らしい陽気でしたので、都心のオアシス・日比谷公園をお散歩していたら、見上げる程に2m近く生長する「アカンサス」と出逢えました☺️❣️⛲️✨ ”アカンサス”は、地中海沿岸を原産とするキツネノマゴ科の植物🍀 イングリッシュ・ガーデンにもよく植えられる伝統的な宿根草ですが、耐寒性と耐暑性のどちらにも強く、育て易くて見応えもあることから、庭園花壇の他に、最近では個人宅のお庭でもよくお見掛け致しますね💕︎ 別名は、葉薊（ハアザミ）＿。 また、アカンサスには古代ギリシャの主要建築様式の一つであるコリント様式の柱のモチーフにも彫刻されていることから、花言葉には、「芸術」、「技巧」…等、アーティスティックな表現が多数あることも知りました🇬🇷☀️

優雅な花姿にして上品で淡い色調が万人に愛される親しみ易いイギリスの薔薇・「ジュード・ジ・オブスキュア= ”Jude the obscure”」で、おはようございます😘🧡 昨日の投稿と同じく、イギリスのデビッド・オースチン氏によって1995年に作出された代表的なイングリッシュ・ローズ🌹🇬🇧✨ 強健で病気にもなりにくいことから、ローズ・ガーデンのみならず、世界中のバラ愛好家達のお庭を優美に彩って参りました🐈❣️ 濃厚かつフレッシュな甘口の白ワインを思わせる芳香も、実に素晴らしかったです💐✨ 一見覚えにくい花名は、イギリスの自然主義文学を代表する小説家・トーマス・ハーディの作品『日陰者ジュード』から名付けられたもの📖⭐️🇬🇧 物語を一度は読んだことのある人であれば、身分制度の壁が厚かった19世紀・ヴィクトリア朝の伝統社会を背景に、人生を左右する職業の選択や結婚などの不条理さに対する挑戦的な主題と共に、精神性や善への指向性を求めながらも、同時に欲望から逃れられなかった主人公・ジュードの悲劇に共感し、人間に共通する弱さや哀しみのイメージが重なり、簡単には花名を忘れることが出来なくなるでしょう☺️🌈✨ ＿花言葉は、「あなたを愛しています」、「嫉妬」…他。

大変深みのあるクリムゾンレッドカラーにベルベット調の豊かな花弁を持つ、大人の雰囲気たっぷりの薔薇・「ザ・プリンス」でおはようございます🥰💜🌹✨ オールドローズ系特有のモダン・ダマスクの強香が素晴らしく、その印象深い色調と共に、薔薇を愛でに訪れる多くの鑑賞者達を存分に魅了しておりました⛲️✨❣️ ”ザ・プリンス(The Prince)”は、90年にイングリッシュ・ローズの生みの親として名高い名育種家の故・デビッド・オースチン氏が作出したカップ咲きの薔薇🇬🇧👑✨ 世界で最も歴史の古いチェルシー・フラワー・ショーに出展されて以降、世界的に爆発的な人気を得た薔薇の一つで、2019年までに25個ものゴールド受賞という素晴らしい実績を得ましたが、世間の加熱した人気ぶりにも左右されることなく、純粋に薔薇を愛し、独自の育種哲学に基づき弛まぬ努力を地道に続けてこられたデビッド氏の成功哲学こそ、讃えられるべきでしょう☀️🌱👏 ✨ ＿花言葉は、「高貴」、「成功」…他。

透明感のある優しいレモンイエローの花弁が爽やかな初夏の時期にピッタリの薔薇・「エリナ(Elina)」で、おはようございます🍋😊🌹✨ ”エリナ”は、言わずと知れた18世紀に創業された北アイルランドの世界最古のバラ育種会社・ディクソン社の三代目・パトリック・ディクソン氏によって1983年に作出された人気の薔薇🌹🇮🇪✨ 第二次世界大戦が始まると、世界的な人気を誇った名門ディクソン社もバラの生産量を10％にまで削減させられた挙句、育種も中断せざるを得なくなったのだとか🥲 パトリック氏は、大戦中は従軍していたものの、戦後は各地のナーサリーで修行を重ね、戦争中に中断させられていた育種が、薔薇大国であるフランスやドイツ、アメリカなどの進展から大きく遅れをとってしまったことを痛感して名門フランスのメイアン社にも留学し、熱心に薔薇の研究に励んだというエピソードも知ることが出来ました🤓📖✨ ＿花言葉は、「明るい光」、「松明(たいまつ)」…他。 暗く厳しい時代にも決して諦めず、深い薔薇への情熱と希望を絶やさなかったパトリック氏の心の灯火を象徴するかのようなワードですね🕯✨

白地にピンクの差し色がなんともエレガントな佇まいの薔薇・「プリンセス・ドゥ・モナコ」で、おはようございます🌹🎀💕💓🇲🇨 昨日投稿した”ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ”に次いで、やはりセットで掲載したくなるのが、グレース公妃に捧げられた上品で愛らしい私の大好きなピンクの薔薇の一つです🥰❣️ しっとりと愉英雨を受けて咲く様もまた麗しく、光の中だけでなく雨露に濡れながら咲く花姿にも気品が漂っていました🌹✨ 因みにこの時期特有の雨表現は色々とございますが、”愉英雨”の”英”とは”花”を意味し、春に咲く花々を愉しませ、いのちを潤す雨のことを美しく表現する覚えておきたい粋な日本語の一つです☔️🌸🇯🇵✨ ＿花言葉は、「美しい少女」、「温かい心」…他。