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アカマツの一覧

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もちっこ
5月4日撮影 須賀川 宿の庭にはクロマツとアカマツもありました。 比べてみると違いが分かりますね。 クロマツは去年の実(松ぼっくり)がまだついていました。 下の方でワサワサ付いているのが雄花ですね。雄花は、うろこのような「りん片(りんぺん)」が多数集まったつくりをしています。雄花のりん片には「花粉のう」という袋があり、中には花粉が入っています。 なので、これは松ぼっくりにはなりません。 それぞれ下の写真の雄花の真ん中から伸びている穂のようなものの先に、胚珠が剥き出しの雌花が咲きます。 これらの木はどちらも雌花が付いていません。 なぜかというと自家受粉を避けるためで、雌花は5月の中旬を過ぎないと出てこないそうです。(と、いうことは、今なら雌花が見られるのかな?) 雌花が咲く頃は雄花の中には花粉は残っていないそうですが、だとすると、どのマツの花粉が雌花につくのですか!? 調べてみましたが、個体間の差などがあったり、完全に時期が全くずれるわけではないそうですが、専門家の方もはっきりと説明はできないようでした。 ただ、松は他家受粉で、先に咲いた雄花の花粉が風で漂い、雄花よりも高い位置にある雌花には他から流れてきたものが受粉するようです。 (参考:日本植物生理学会ーみんなのひろば)
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醜男
赤松(アカマツ) マツ科マツ属の常緑高木。海岸性の黒松(クロマツ)に対し、内陸の野山に広く分布しふつうに見られるほか、庭木や防風林、山崩れ防止のためにも植えられる。直立する赤茶色の幹と細く小柄な葉をもつ。老木になると、樹皮は亀甲状にはがれてクロマツに似て見えるが、木の上部を見ると赤いので本種だと分かる。乾燥地や貧栄養土壌でも生育でき、林の伐採跡にも真っ先に生え、高さ25mに育つ。葉は針状で、短枝に2本ずつ束生する。花期は4~5月。雌雄同株。雄花は緑色がかった黄褐色で長さ約1㎝、本年枝の下部に多数つき、雌花は紅紫色で2~3個つく。球果(松ぼっくり、松かさ)は卵形で長さ4~5㎝。開花の翌年秋に熟す。種子は種鱗の内側に2個つく。翼のある種子を風に飛ばす。粘りのある材が建材として使われるほか、燃料として火力が強いので、炭や薪が鍛治や焼き物などに使われる。樹脂はテレピン油やワニスの原料。また、マツタケ菌は本種と共生する菌根菌のひとつ。アカマツ林はマツタケが出ることで有名だが、マツタケはやせた土地を好むので、維持するためには落ち葉かきなどの管理が不可欠である。 樹皮が赤みを帯びるのが名前の由来。雄松(オマツ)、男松(オトコマツ)とも呼ばれるクロマツに比べると、本種はしなやかで、繊細な葉をつけた優美な姿から、雌松(メマツ)、女松(オンナマツ)とも呼ばれる。『松』の名前の由来は多説ある。松の木は、行事や祝い事に用いられた。門松のように正月を『待つ』木であったり、神の到来を『待つ』木であったりした。また、長寿を保つとか、常磐の色を保つなど、『保つ』がマツに変化したという説もある。 出典『里山の植物 ハンドブック』『葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑』
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華子
多摩川台公園 アカマツと「こも巻き」 松に巻いている腹巻きのようなものは、藁(わら)で編んで作ったもので、冬の間、幹に巻きつけてます。 ーーーーーーーーー 🗒️1 赤松は黒松に比べると 葉も柔らかく幹もしなやです。樹皮は赤みを帯びていて、 亀の甲羅のような割れ目が入るのも特徴です。 樹皮が幹全体を覆っています。老木になると樹皮が細かくめくれあがります。 古い皮を剥ぐときれいなスベスベの赤い幹が現われます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 🗒️2 ​冬の風物詩 「コモ巻き」 松にコモを巻き、その中に越冬する幼虫を集めて、春先に「コモ」ごと焼きます。古くから伝わる マツ(松)を食べる毛虫「マツケムシ」の防除法です。 幹に菰(こも)を巻く「コモ巻き」と菰(こも)を外す作業を、伝統行事として行っている庭園もあります。 ※マツケムシは、マツの葉を食べ荒らす害虫(マツカレハの幼虫で大型の毛虫)です。成虫になると「マツカレハ」になります。 薬剤を使わない害虫駆除方法(昔の人の知恵)です。古く江戸時代の頃から行われています。 現代では科学検証も行われ、害虫駆除効果には賛否両論あるようですが、巻いた菰(こも)に色んな虫が集まるものの、松を食べるマツケムシの害虫退治としては十分でないことから、松のコモ巻きをやめてしまうところもあります。 海外観光客が多い庭園などでは、菰(こも)を巻いた景観を楽しんでもらえるようにと今でも「こも巻き・こも外し・こも焼き」の行事を行っているところもあります。
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