ユモトマムシグサ サトイモ科テンナンショウ属 多年草 日本固有種 本州の東北地方南部（岩手県、福島県）、関東地方（栃木県、群馬県、埼玉県、東京都）、中部地方に分布。 山地のブナ帯〜亜高山の林下に生育する。 名前の由来は「湯元蝮草」の意で、日光湯元温泉にちなんで付けられた。 花期５〜７月 5月頃に葉と花序を地上に出し、仏炎苞が先に展開し、葉が後に開く。 葉は2個つけ、やや掌状に5小葉に分裂する。 仏炎苞は黄緑色で時に紫褐色を帯び、長さ11〜16cmで、仏炎苞筒部は淡色で縦にあまり目立たない白色の筋がある。 仏炎苞口辺部は狭く開出する。 小型の株は雄花序をつけ、同一のものが大型になると、雌花序または両性花序をつけ、雌雄偽異株で雄株から雌株に完全に性転換する。 湯元温泉の湯ノ湖畔のこんなところに生えていました。

シロバナヘビイチゴ バラ科オランダヘビイチゴ属 多年草 別名はモリイチゴ 本州〜九州に分布 山地の高山の草地に生える。 葉は３小葉で、くっきりとした葉脈が見られる。 花は花径1.5cmの白い５弁花である。 花後に赤い果実がなる。 花期５〜７月

ハルザキヤマガラシ アブラナ科ヤマガラシ属 多年草 ヨーロッパ原産 帰化植物の雑草 別名はフユガラシ、セイヨウヤマガラシ 日本には1960年に麦類に混入することで導入された。群馬県にて野生化が確認された。 日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。 花期５〜１０月 草丈は20〜90cm 羽状に切れ込みのある葉は艶のある緑色で、茎の周りにロゼット型につく。 黄色い花は十字形をした直径6〜8mmで 密度の濃い集合体となって葉の先に咲く。 🏷️日曜ビタミンカラー♪　に参加させていただきます。

コミヤマカタバミ カタバミ科カタバミ多年草 カタバミよりやや小型のことからこの名が付いた。 北海道〜九州に分布 山地の低山の林下や林縁に見られる。花期４〜６月 ３小葉からなる葉は根茎の先に束生する。 小葉は倒心形で幅1〜3cmで角は丸く、裏面は軟毛が見られる。 花は5〜15cmの花茎に1個つき、径2〜3cmのふつうは花色は白で、しばしば花弁にピンクの筋が入る。 陽が当たると花が開き、陰ると閉じる。 この日は小雨が降っていたので、ほとんどの花は閉じていました。

ツバメオモト ユリ科ツバメオモト属 多年草 和名の由来は、葉がオモトに似ている上で、葉が開くのを刀の鍔に見立てて、鍔の芽からツバメや、果実の色がツバメの頭に似ていることによるなどの諸説がある。 北海道〜奈良県以北の本州の山地帯から亜高山帯の林内に分布。 葉は倒卵状長楕円形で、根元に重なるように数枚つき、厚くて柔らかく光沢がある。 長さ15〜30cm、幅3〜9cm。花茎の先端に総状花序を付ける。 花は白く開花時はやや下を向く。花被片は長さ10〜15mmで6枚。 花期５〜７月 果実は濃青色または瑠璃色の液果で直径1cmの球形である。