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怖い話 最終夜※苦手な方はスルーで。 皆様のお陰で、無事1週間乗り切れました♡笑 ありがとうございます♡♡♡本日はあたしが1番怖かった、とっておきの怖い話を致します。 あたしが18歳の時、昨日のお話の半年前位の夏頃のお話です。 関西人なら誰でも知っている、千日前の超有名電気屋さん。ここは昔、大火災があってかなり多くの方が亡くなっている曰く付きの物件なのです。曰く付きでも有名です。 今は改装されて電気屋さんになり、20年近く前は違うデパートで、火災があった当時もデパートでした。 あたし今の電気屋さんの前のデパート時代に、この物件でバイトをしていました。 働き始めは、大阪に出てきたばっかりだったので、ここで何があったかなんて、全然知りませんでした。 ただ、たまにお祓いをしたりしてたので、何か事故があったのかなー?とは、うすうす感じていたのですが。 このデパートには沢山のテナントがあり、あたしは確か5階の服屋さんで働いていました。 出勤初日に店長から、 トイレに行くときは2人で行くか、もしくは必ず携帯を持って行くこと。 と、念押しされました。 ※他のお店の子はお守りを渡されたようです。 なに?トイレ時間まで拘束されるん?ってめっちゃ怪訝な顔をしてたと思います。 後に、同じ時間に働いてたバイトの女の子に、ここで昔なにがあったのか、あたしはこんな心霊体験をした!とか色々教えてもらい、うわーえらいとこに入ってしもたー。。。って半分ドキドキ、半分後悔していました。 実際ね、階段の踊り場にずっと中身の入ったペットボトルが蓋を開けておいてあったり※片付けては駄目らしい。エレベーターで、すすり泣く女の人の声を聞いた!とか、姿見に煤けた人が写ってた!ってお客さんに言われたり、窓とか空いてないのに、突然焦げ臭い風が吹いてきたりとか、色々あるんです。みんな慣れてたけど、初めて臭った時、怖くて怖くて堪りませんでした。 ある日仕事中に、トイレに行きたくなり、他のスタッフが接客中だったので、携帯を持ってトイレに行きました。 用を足し、出ようと思ったんですけど、 ドアが開かない。。。 鍵がかかってるとか、誰かに向こうから押されてる、とかそういう感じじゃなくて、まるでそこにドアなんて無いかのように、ビクともしないんです。 しばらく押したり引いたりしてたんですけど、怖くなって、同僚の携帯に電話をかけました。 ....もしもし? あたしだけど、トイレのドアが開かんなった!!すぐ来てー!!! 分かったー!!了解!! って、電話を切って 携帯を直そうとした瞬間、 トントン。 来たよー。 早っっっ!!!暇かっっ!!!って、口に出そうでした笑 でも、ほんまに怖かったので慌てて、 開けてーっ!! って言おうとしたのだけど。 いや待て、早すぎる。 絶対に早すぎる。 トントン。 来たよー。 なにこの抑揚のない声。 誰??? トントン。来たよー。 トイレの中で、声も出せない、ボロボロ怖くて涙が出るし、それでも一生懸命ドアノブを開かないように思い切り内側に引っ張ってました。 トントン。来たよー。 トントン。来たよー。 来たよー。 来タヨー。 キタヨー。。。 ガンガン!!ガンガン!! CUーー!!! 大丈夫ー!!! ハッと気付くと、同僚の声。 慌てて鍵を開けると、ボロボロのあたしを見て、ごめーん!!レジ打ってたー!!と抱きしめてくれました。 もう足がガクガクして、まっすぐ歩けなくて、その日は早退しました。 後日。店長に 怖かっただろうけど、辞めないでね♡ って言われて、その場で退社しました笑 それから数年後、デパートは改装され、今の電気屋さんに変わりました。除霊やかなり風水を取り入れた作りにしたらしく、霊現象は激減したみたいです。 でもこの、電気屋さんも、電気屋さんのわりにすごい暗い嫌な感じがするので、大阪にお越しの際は、一度足を運んでみて下さい 日本人のお客さんはほどんど居なくて、8割がた中国人です笑 1週間お付き合い頂き、ほんまにありがとうございました☆ また機会があれば、番外編を書こうと思います♡ ※ホラーナイト タグで過去のホラーナイトが楽しめます♡
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怖い話 第参夜 ※苦手な方はスルーで 20代前半まで、色んな不思議な体験をしました。特にバンドやってる時は多かったです。本日は事務所内で起こった怖い体験をお話しします。 あたし達のバンドは、東京の高田馬場に事務所がありました。地下2階建てで、地上に玄関があり、ドアを開けるとすぐ階段で地下1階が事務所、そのまま階段を降りていくと地下2階に所属バンドの寝泊まり部屋がありました。 地下2階まで階段を降りていくと、畳半畳ほどのスペースがあり、そこのドアを開けると寝泊まり部屋だったんですね。その畳半畳ほどのスペースでスリッパを脱いで部屋に入る感じでした。 事務所の社長が、かなり几帳面な人だったので、オフィスやキッチンを片付けてなかったり、スリッパがちゃんと揃ってないと、翌朝めっちゃ怒られるので、散々遊んで眠たい時もきちんと片付けてから寝るようにしてました。 その時はちょうど東京ツアー中で、昼間八王子や吉祥寺、新宿、原宿などでライブをして、真夜中に事務所に帰る生活をしてました。あたし達の帰る時間にはもう、事務所の人たちはみんな帰ってて、暇を持て余したあたし達は、オフィスでネットサーフィンなどして朝方まで遊んでました。 その日もライブから帰り、散々事務所で遊んで眠たくなってきたあたし達は、寝泊まり部屋に戻り布団を被って下らない話をしてたんです。 すると、 上の階から、ペタ、ペタ、ペタ、とスリッパの音が聞こえてきました。 あたし達は何の疑いもなく、もう朝になってて社員が出勤してきたのだと思い込んでました。 その割に足音がゆっくりだし、??って思って時計を見ると、確かまだ5時前位でした。 社員が来るには、まだ早い。。。誰??? 誰か分からないって思ったら、急に怖くなってきたんです。 あたしが1番ドアに近いとこで寝てたので起き上がり、ドアから遠いところで4人布団を被って固まってました。もうその時は怖すぎて声も出せないし、確認しに行くどころか電気さえ付けにもいけませんでした。 4人で固まって何分くらいだったんだろう。。。ずっと聞こえてた足音が急に聞こえなくなったんです。メンバーの1人があれ?もう聞こえへんなー。と言って安心してたのも束の間、その足音が階段を降りてきました。 ペタ ペタ ペタ だんだん近づいてくる足音に、もうあたし達は気が狂いそうでした。どうしよ!どうしよ!!って叫び出しそうになった時、 キィィィィ... っと静かな音を立ててドアがゆっくり空きました。心臓は破裂寸前です。いや、すでに破裂してたかも知れません。 もうやけくそで、伏せてた顔を恐る恐る上げると。。。 誰も居ない うわぁぁあぁぁー と、一気に脱力したあたし達は、その場所から動けず、疲れ果ていつのまにか眠ってしまいました。 しばらくすると、社員さんが次々と出社してくる音で目が覚めました。 起きても恐怖感の残ってたあたし達は、間違いや勘違いであろうが、誰かに聞いて欲しい!と思い、慌てて階段を登ろうとしました。 あれ? スリッパ1足余ってるんだけど。。。 ※ホラーナイト タグで過去のホラーナイトが楽しめます♡
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