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常緑広葉樹の一覧

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luna
🌳木の花(果実)たち  その78      トウネズミモチ(唐鼠黐) 緑色の実ができていました。 ネズミの糞に形が似ているのだとか…🐀 この果実をネズミノコマクラと呼ぶそう。 可愛い呼び名です (*´ᴗ`*)♬ 皆さま、良い一日をお過ごしください🍀 🔖にゃんママさん主催    🏷ちっちゃいものクラブ           に参加します♡    ⛅️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   モクセイ科 イボタノキ属 🔸学名   Ligustrum lucidum 🔸英名   Glossy Privet,   Tree Privet 🔸原産地   中国 🔸花期   6月〜7月 🔸結実   10月〜12/月 🔸特徴   常緑性小高木。   暖地に広く植栽されている。   よく分枝し、高さ10m〜15mになる。 葉は対生。葉身は長さ6cm〜12cm、幅3cm〜5cm の卵状楕円形で基部近くがもっとも幅が広い。   縁は全縁で、先はしだいに細くなって長くとがる。   厚い革質で、表面は濃緑色、光沢がある。裏面は   淡緑色。日にかざすと脈が透けて見える。 新枝の先に長さ10cm〜20cmの大形の円錐花序   を出し、白い小さな花を多数つける。花冠は長さ   3mm〜4mmの筒状漏斗形で、なかほどまで4裂   し、裂片は平開する。 雄しべは2個。葯は花筒から突き出る。花柱は   花筒から少し突き出る。 果実は長さ8mm〜10mm、直径5mm〜   6mmの楕円形。 晩秋に黒紫色に熟す。果実は白い粉をかぶる。   種子は黒色で、表面には大きなしわがある。   冬芽の芽鱗は赤褐色で光沢がある。   樹皮は褐灰色。多くの皮目がある。枝には粒状   の皮目がある。 🔸用途   ①女貞子(ジョテイシ)   ②女貞葉(じょていよう)   薬用部位   ①果実,②葉   〈具体的な効能〉   ・コレステロール値を下げる   ・動脈硬化の予防   ・肝臓病の予防   ・胃を丈夫にする作用   ・胃潰瘍の予防   ・眼病や白内障の予防   ・耳鳴りやめまいの予防   ・育毛効果   ・白髪予防   ・滋養強壮       などなど、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓)   に良いとされている。   現在、ネズミモチ由来のジョテイシは市場で見ら   れず、中国原産の同属のトウネズミモチ(唐鼠黐、   Ligustrum lucidum Aiton)の果実が生薬ジョテ   イシとして流通している。   また、果実酒や、更に、葉っぱにも良い効果が   あるため、果実と葉で「ネズミモチ茶」も作ら   れていた。   
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🌳木の花(果実)たち  その65       サンゴジュ(珊瑚樹) 夏空の下、赤い実(果実)がたくさん♡ 小鳥たちが喜んで食べそうです♪ いつも通り道にしている公園ですが、 花が咲いていたのには気がつきませんでした…^^; 夏に赤い実と言ったら…  ジューンベリー  サクランボ🍒  木苺🍓 …食べられる果実ばっかり思いつきます(〃ω〃) …と言うことで、ちょっと調べてみたら♬  ✴️スグリ    落葉低木。結実期:6月~7月    スグリは初夏に半透明の美しい実を付ける。    実の色は赤の他、白、黒、グリーンなど。    食用可♡  ✴️ユスラウメ    落葉低木。結実期:6月~7月    春に梅に似た小さな花を咲かせ、さくらんぼの    ような直径1㎝程度の真赤な実を枝の先にたわわ    に実らせる。食用可♡  ✴️ヤマモモ    常緑高木。結実期 : 6月〜    街路樹として日本ではよく植栽されているが    雄株らしい。    ヤマモモ科で、関東より南側では低山などに    自生する。食用可♡    徳島県の県の木。 ✴️サンシュユ    落葉高木。結実期:9月    春に黄色の小さな花を咲かせ、夏の終わり頃に    赤く光沢のある果実を付ける。赤く熟した果実    はグミの果実にも似ている。    枝にぶら下がるような付き方で印象的で切花と    しても人気。    生薬。食用可♡ やっぱり食べられる実ばかりでした ( ´ ▽ ` )ノ♡ にゃんママさん主催   🏷ちっちゃいものクラブ カタカゴさん主催   🏷真っ赤な火曜日   🏷あっ火曜日        に参加します♡      ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🏝✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ガマズミ科 ガマズミ属   レンプクソウ科と記載もあり。 🔸学名   Viburnum odoratissimum var. awabuki 🔸英名   sweet viburnum 🔸別名   イヌタラヨウ (犬多羅葉)   アワブキ (泡吹)   キサンゴ (木珊瑚) 🔸由来   赤い実が珊瑚に似ていることから 🔸原産地   日本  朝鮮半島  台湾 🔸分布    日本(本州:関東地方南部以西、四国、九州、琉球)   済州島  台湾  フィリピン 🔸花期   6月〜7月 🔸結実   8月〜10月 🔸特徴   常緑小高木。高さ20mほどになる広葉樹。   葉は対生または3輪生する単葉。   葉身は長さ7〜20cm、幅4〜8cmの楕円形〜   長楕円形。縁は全縁、または波状の鋸歯がある。   表面は光沢があり、裏面全体に細かい腺点がある。   成葉では裏面の脈腋に星状毛が生える。   枝先に長さ5〜16cmの円錐花序をだし、直径6   〜8mmの白色の花を多数つける。花冠は、長さ   約6ミリメートル (mm) の筒状で、先端が浅く   5裂する。花序の基部には2対の葉がある。   果実は核果。長さ7〜9mmの楕円形〜卵形で、   夏から秋にかけて赤くなり完全に熟すと黒くなる。 🔸 その他   ①燃やすと泡を吹くほど水分が多く、防火樹や    防風樹として、庭木や生垣によく用いられる。 刈り込みに強く、良く分枝して下枝が枯れない    為、古くから高さ2 - 4 mくらいの生け垣に使わ    れており、対潮性があり海岸の防風垣としても    利用される。   ②魚毒植物としても知られており、沖縄県では    かつて毒流し漁に利用されていた。   ③ 市の木    横浜市  大東市  防府市   
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🌳木の花たち  その49      カクレミノ(隠蓑) 葉っぱの形が面白い木です。 いつの間にか、球体があちこちに…‼︎ 丸く集まった蕾たち(*^^*)♡ yuyuさん主催の   🏷金曜日の蕾たち      に参加します。     ⛅️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳✨・*:.。. 🍃.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ウコギ科 カクレミノ属 🔸学名   Dendropanax trifidus 🔸英名   Kakure-mino 🔸別名   ミツデ   ミツナガシワ  カラミツデ   ウリノキ  ミツデガシワ  ミソブタ 🔸名前の由来   カクレミノは天狗の民話に出てくる隠れ蓑と形が   似ていることから名づけられた。天狗の霊力が   こもった藁蓑(わらみの)は、着ると姿を消す   ことができることに因み、「厄災から身を隠す」   という意味合いで縁起がよい。   吉祥文様(福を呼び込む縁起のよい文様)の中に   も含まれる。 🔸原産地   日本  東アジア 🔸分布   本州の千葉県南部以西、四国、九州、沖縄に   分布し、暖地の沿岸地に生育。 🔸花期   6月~8月の 🔸結実   11 - 12月 🔸特徴   常緑小高木。広葉樹。   自然では5m以上になる樹だが、庭木などでは   1~2m程度に仕立てるのが一般。秋に紅葉する。   とても丈夫で日陰にも強い。   葉は互生。枝先に集まってつく。   幼木のうちは葉が3裂~5裂するが、成木は   長楕円形の葉だけになる。また突然変異も多い。   葉の寿命は1~2年で、古くなると黄色になり   落ちる。   ほとんど目立たないものの、成木になると   黄緑色またはクリーム色の五弁花が咲く。   両性花と雄花が同じ株に混じっている。   花後に球体の果実ができ、晩秋に熟して黒紫色に   色づく。   ⚠️樹液中に漆の成分と同じウルシオールを含む    ため、体質によってかぶれることがある。 🔸その他   ①吉祥文様に見られる「隠れ蓑」    カクレミノの名前の由来となった、天狗の    ワラノミは縁起のよい吉祥文様と呼ばれるもの    の中の「宝尽くし」と言われる文様の中の一つ。   ②葉の先が三つあるいは五つに裂けたものは、    神に供物をするときや「豊明節会(とよあか    りのせちえ)」のときに、酒や飯を盛り入れる    器として使われた。   ③仁徳天皇紀でも「御綱葉」として言及され、 仁徳天皇30年9月にその皇后の磐之媛命が、 紀国の熊野で豊明のために御綱葉を取り帰るも、 仁徳天皇が留守を見計らい恋していた八田皇女を 宮中に入れたことを知った皇后は、激怒して難波 の港で、採取していた御綱葉をすべて海に捨てて しまったという。  
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🌳木の花たち その48        マサキ(柾木) 小さな可愛い白い花が咲いてます。 マサキの品種あれこれ…🍃  江戸時代から品種改良が進みカラーリーフと   して庭のアクセントになるものも。   ①オウゴンマサキ:新しい葉のみ黄金色   ②ギンマサキ:葉の縁が白色   ③斑入りギンマサキ   ④キン(オウゴン)マサキ:黄色と緑色の葉が混ざる   ⑤ ベッコウマサキ:生長がゆるやか   ⑥ オオサカベッコウ:淡黄色で覆輪状の斑入り   ⑦ キフクリンマサキ:葉の縁が黄色 にゃんママさん主催 🏷ちっちゃいものクラブ       初参加させてください♡      ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ ⌘ Mein Lernmemo ⌘ 🔸科名・属名   ニシキギ科 ニシキギ属 🔸学名   Euonymus japonicus 🔸英名   Japanese spindle 🔸別名   フユシバ  シタワレ 🔸漢字表記   正木 柾木 柾 🔸由来   冬でも葉が真っ青な木=真青木からきている。   諸説あり。 🔸原産地   日本  朝鮮半島  中国 🔸分布   日本国内では北海道南部以南、本州、四国、   九州、沖縄諸島、小笠原諸島に分布 🔸花期   6月〜7月 🔸結実   10月から 🔸特徴   日本全国に分布するニシキギ科の常緑小高木。   放任すると6mにもなる。広葉樹。   かつては最も多く生垣に利用された代表種で、   園芸品種が多く、葉が明るい品種は洋風の現代   住宅にも使われる。   また、燃えにくく熱や火の粉をさえぎる効果が   ある貴重な樹木で、防火林(火災発生時に延焼を   防ぐ)として利用できる。   葉は厚みのありつややか、縁に浅い鋸歯がある。   形は楕円形で、長さは3~8cmほど。潮風や大気   汚染にも強いため、海岸付近や自動車の交通量の   多い都市部での植栽にも適している。   薄緑がかった花は目立たないが、同属のニシキギ   やマユミと同様に長い柄の先に直径6〜8mmの   蒴果(さくか)が10月から11月に赤く色づき、   裂開して橙赤色の仮種皮に包まれたタネが    現れる。濃い緑の葉に鮮やかな橙赤色が秋の庭に   彩りを添え、鑑賞価値が高い。
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🌳木の花たち  その47    コクチナシ 八重咲き (小梔子) コクチナシは葉も花もクチナシより小振りです。 それでも、八重咲きで華やかでした。 クチナシは、木の質感がツゲなどに似ている為、将棋の駒などにも利用されるとか。 将棋がご趣味の方はきっとご存知でしょう。 将棋盤や基盤の脚にクチナシがかたどられているのは 「他人の勝負に口出し無用」という意味が込められているとか。 私は将棋はわからないので、早速、画像見てみましたが、花ではなく、実の方でした。 「薄月夜 花くちなしの 匂いけり 」              正岡 子規      (雨雲で月も隠れがちの夜にふとくちなしの花の香りがしました)      ⛅️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳✨'・*:.。. 🌿.。.:*・゜゚・* ⌘ Mein Lernmemo ⌘ 🔸科名・属名   アカネ科 クチナシ属 🔸学名    Gardenia jasminoides var. radicans 🔸英名   Cape jasmine   Common gardenia 🔸名前由来   ⑴実は熟しても裂開しないことから、口が開かな    い「くちなし」   ⑵上部に残る萼を口(クチ)、細かい種子のある    果実を梨(ナシ)とし、クチのある梨の意味。   ⑶クチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実の    なる木)、つまり、ヘビくらいしか食べない    果実をつける木という意味。 🔸別名   ヒメクチナシ 🔸原産地   中国南部 🔸分布   日本では本州の静岡県以西・四国・九州、   南西諸島の森林に自生する。 🔸花期   6月~7月 🔸結実   10 月〜11月 🔸特徴   常緑低木。広葉樹。   よく枝分かれし、枝が詰まって葉が育つ為、生垣   として好まれる。   葉は対生し、長さ2.5~5cm、幅0.7〜1.5cmの   倒披針形で全縁、表面に光沢がある。   花は枝先に単生し、径4~5cmで白色、6弁花   の一重咲きと八重咲きがあり、強い芳香がある。   一重咲きのものには、果実がつくが、八重咲き   には果実ができない。   果実は倒卵形~楕円形で6稜があり、先端に萼裂片   が長く残り、橙黄色に熟す。   果実は黄色染料として布、たくあんや栗きんとん   などの食品の着色に用いる。   また、漢方では山梔子(さんしし)として用いら   れる。 🔸品種    ⑴クチナシ: クチナシそのもの。         花は白の一重咲き。 ⑵ヤエクチナシ: クチナシの変種。花色は白で、           バラのような八重咲き。   ⑶コクチナシ: クチナシに似ているが、花も葉も          クチナシより小振り。花は白の           一重咲き。   ⑷コクチナシ八重咲き: コクチナシの八重咲き。   ⑸マルバクチナシ: 葉が丸い 🔸食草とする虫たち   ⑴オオスカシバの幼虫。   ⑵イワカワシジミ(シジミチョウ科)の幼虫 🔸その他   ❇︎世界︎三大芳香花・三大芳香樹・三大香木     ①ジンチョウゲ ②キンモクセイ ③ クチナシ   ❇︎「市の花」     埼玉県八潮市   静岡県湖西市     愛知県大府市   奈良県橿原市     沖縄県南城市など
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🌳木の花たち  その44     シマトネリコ(島十練子) 小さな公園に植栽されています。 自宅からも見えるので、 あ、新緑が綺麗だなぁとか あ、花がついたなぁとか あ、花が咲いたかなぁとか 一年中眺めています。 シマトネリコだと思っていて、 GS始めたら、似たものが色々あることに気がつき、 一応、見比べてみて、 やっぱり、シマトネリコでいいかなぁと落ち着きました。 ご意見募集中です♬      🌧 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳✨・*:.。🍃. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   モクセイ科 トネリコ属 🔸学名   Fraxinus griffithii 🔸英名   Griffith's ash 🔸別名   タイワンシオジ 🔸漢字表記   島梣、島秦皮 🔸由来   「トネリコ」は、「戸に塗る木」が語源。   昔はトネリコの樹皮につくイボタロウムシの分泌   する蝋物質を敷居などの溝に塗り、戸のすべりを   良くしたことから名付けられた。   「シマトネリコ」は「沖縄などの島に自生する   トネリコ」という意味。 🔸原産地   日本(沖縄県) 台湾 中国 フィリピン   インド 🔸花期   5月下旬〜7月 🔸特徴   常緑高木または半常緑高木。   雌雄別株。トネリコ属では数少ない常緑樹。   小葉が規則的に並ぶ奇数羽状複葉。   枝先に小さな白花が房のように咲き、やがて結実   して白色の翼(よく)をもったタネが見られる。   タネは樹上に長くつくため、遠目に見ると花が   咲き続けているように見える。   街路樹に利用される場合は、幹が1本で見通しの   よい単幹仕立てがほとんど。庭木としては、細い   幹が数本立ち並ぶ株立ち仕立てが人気。   カブトムシが集まる木で知られているそうですが、   この木でカブトムシを見たことはありません😅
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🌳木の花たち その37 アベリア・エドワードゴーチャ   (A. × grandiflora ‘Edward Goucher’) あちこちで植栽されているのをよく見かけるアベリア。 新しく伸びてきた枝が光沢のある紅色なのも素敵です。 長い期間咲いてくれるので、暑い夏で、花の少ない時期までも花を楽しめるのが嬉しいです。             ☀️              *・゜゚・*:.。..。.:*・👒・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   スイカズラ科 ツクバネウツギ属 🔸学名   Abelia × grandiflora 🔸英名   Grossy abelia 🔸別名   ツクバネウツギ (衝羽根空木)   ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)   ハナゾノウクバネウツギ(花園衝羽根空木) 🔸名前の由来   別名のツクバネウツギは「衝羽根空木」と書き、   これはウツギに似ていて、プロペラのように広がる   5枚の萼が花後も残り、羽根つきの羽根のように見え   ることに由来している。 🔸原産地   野生種: 日本  中国  ヒマラヤ メキシコに15種   日本4種自生: ①ツクバネウツギ、 ②オオツクバネウツギ、 ③コツクバネウツギ、 ④タイワンツクバネウツギ (アベリア・キネンシスの変種) 🔸花期   5月中旬~10月 🔸花色   白  ピンク 🔸特徴   半常緑低木。広葉樹。   公園や道路沿いに数多く植栽されている。      低木で好みの大きさに剪定することができ、且つ   花の美しさやその香り、長い開花期、寒さに強い点、   また斑入り葉などの観賞価値の高い園芸品種もある     のが長所。   19世紀中期にイタリアで作出された交配種。   日本へ渡来したのは大正時代末期。   枝の先に、長さ2cmほど、直径1cmほどの、小さな   5弁の釣鐘型の花をつける。結実はしない。 🔸品種   ❇︎アベリア・カレイドスコープ    斑入種。春はブライトイエロー、    夏はゴールデンイエロー、低温期にはブライト    オレンジに変わる為カラーリーフとしても人気。    別名「万華鏡」。花は白色で、ほのかに香る。    比較的、落葉が少ない。   ❇︎アベリア・ホープレイズ    匍匐性。    光沢のある葉の緑に、クリーム色から白の覆輪が    入り、葉色が明るいので、カラーリーフとして    楽しめる。花色は、白からピンク色。ほかの    品種に比べて、比較的萌芽力がある。   ❇︎アベリア・グランディフローラ    葉が黄色あるいは黄緑色で、模様が入る斑入り種。    アベリアの基本的な園芸種で、大正時代に日本に    渡来。花は白から淡ピンク色。萼は赤い色をして    おり、白い花との対比が美しく開花期が長い。   ❇︎アベリア・エドワードゴーチャ    一般的な品種。    葉色は緑で、少し大きめの花がよく目立つ。    花色はグランディフローラよりも濃いピンクで、    ややふっくらとした花をつける。葉はグランディ    フローラよりも小さく、緑色をしており、寒く    なるとオレンジから赤紫色に紅葉する。   ❇︎アベリア・フランシスメイスン    ライムグリーンの葉を持つ。    葉の縁に大きく黄色の斑が入り特に春と秋に葉色    が鮮やかに映える。花は白色で、斑が入る以外は    一般のアベリアとほぼ同じ性質。葉の色が明るい    ため明るい印象になる。   ❇︎アベリア・コンフェッティ    葉にオフホワイトの斑が入り、寒い季節になると    濃桃色に紅葉する。新芽は斑が濃桃色になる。    また、陽あたり、環境により色が変化する。    葉が小さく、樹形がまとまりやすいのが特徴。    矮性種。   ❇︎アベリア・サンライズ    斑入り葉の代表的品種。黄色の斑。    樹高が高くならないことから、低い生垣を作る    のに重宝する。   ❇︎ラッキーロット    斑入り。花色は白。庭に幸運を沢山        運ぶきれいな葉色のアベリア。耐寒      性が非常に強く、冬もほとんど葉色       が変色しない。春にかりこみをする     と一層葉色がきれいになる。       
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🌳木の花たち  その32     ハクチョウゲ (白丁花) まだ、咲いていてくれました♡ 小さい花で、ピントが合わず四苦八苦。 大好きな花だけにどうしても撮りたくて なんとか撮れた一枚✨ *・゜゚・*:.。🌸..。.:*・⭐︎✳︎*🌿:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   アカネ科  ハクチョウゲ属 🔸学名   Serissa japonica 🔸英名   June snow 🔸名前の由来   熊野川や四万十川流域に自生する同じアカネ科の   落葉低木「シチョウゲ(紫丁花・イワハギ)」   に対応して「ハクチョウゲ」と名付けられた。   「丁」は花の形のことで所謂「ラッパ型」を表し、   「白い丁型の花が咲く」というのが由来。   「白鳥花」は当て字。 🔸原産地   沖縄  台湾  インドシナ等 🔸分布   東南アジア 🔸花期   5月〜7月 🔸特徴   常緑広葉低木。地域により半常緑。   元禄年間以前から本州でも園芸用に使われるよう   になった。丈夫で剪定に強いことから花壇や芝生   の縁取り、低めの生垣に使われる。   西日本の暖地では秋の気候の良い時期にも開花する   ことがある。 🔸品種   庭木や盆栽としてよく栽培されるため品種は多い。   ①フイリハクチョウゲ : 葉に模様が入る ②ヤエハクチョウゲ : 八重咲き種 ③フタエザキハクチョウゲ : 花が二重 ④ダンチョウゲ : 節が詰まり葉が密に重なり合う。 ⑤ピンクミスティック: ピンク色の花を咲かせる。
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🌳木の花たち その29    マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎) いつもの道をちょっと遠まわりしてみた。 今までなら素通りしていたであろう木に、 あっ、何だろう? 細くて、シュシュシユと伸びたのは、 マテバシイ の花。 もう少しすると、花穂がほわほわになるらしい…。 写真を撮っていたら、 通りすがりの人に、 写真撮ってるぅ〜と呟かれてしまった😅 あるあるだけど、 ま、2か月前の私なら撮らないか…🤣 *・゜゚・*:.。.⭐︎.。.:*・'🌳⭐︎✳︎*:.。.⭐︎ .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ブナ科 マテバシイ属 🔸学名   Lithocarpus edulis 🔸別名   マテバガシ  マテガシ  マタジイ       サツマジイ  アオジイ  トウジイ          …別名の多いこと🐕💦 🔸名前の由来   ❇︎学名のedulis はラテン語で   「食べられる」という意味。   ❇︎和名は葉がマテガイに似たシイノキという意味。    但し、分類はシイノキ属ではない。   ❇︎「待てば椎の実のようにおいしくなる」     という事から。 🔸原産地   日本 🔸分布   日本固有種で九州から南西諸島の温暖な沿岸地に   自生し、本州の房総半島の南端、紀伊半島に分布。 🔸花期   6月 🔸特徴   常緑高木。   日本に自生するマテバシイ属の植物は、本種と   シリブカガシの2種のみ。   幹は、暗褐青灰色、滑らか、若枝は無毛。   葉は、互生、楕円形で全縁。   厚く平滑で、光沢がある。   花は、黄褐色の10cm程度の雌雄花穂を結ぶ。   雄花は皿状の花被から長い12本の雄蕊が突き出る。   雌花は三つに分かれた雌蕊がある。   果実は所謂、堅果(どんぐり)で長楕円形、   2年かけて熟す。 🔸用途   樹木、街路樹、防風樹、防火樹材、建築材・器具材・   木炭・薪など。   果実は、実はタンニンをあまり含まないため、   アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。   粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜると  「縄文時代のクッキー」になる。 🔸その他   ❇︎松浦市鷹島では、マテバシイを原料にした焼酎が    製造されている。   ❇︎神奈川県では、マテバシイを原材料にしたお菓子、    お茶、食品を製造販売している会社がある。
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🌳木の花たち その13 ソヨゴ(冬青)…雌花 控えめに小さな花が咲いています。 枝先に花がついている感じでした。 何という木の花なのか… 初めて見ました。 ご存知の方、ご教示ください (^人^) ↓ ソヨゴ(冬青)で、 風にひらひらと葉がそよぐから「ソヨゴ」だと教えて頂きました。 素敵な名前の由来です。 秋に赤い実ができる頃が楽しみです。 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   モチノキ科 モチノキ属 🔸学名   Ilex pedunculosa 🔸英名   Soyogo 🔸別名   フクラシバ 🔸原産地   日本  中国  台湾   🔸名前の由来   風に戦(そよ)いで葉が特徴的な音を立てる様が   由来。表記は「戦」。   「冬青」の表記は、常緑樹で冬でも葉が青々と   茂っていることから。   また、「具柄冬青」の表記は、   「冬青」は常緑樹全般にあてはまるため、それと   区別するため。 🔸花期   5月〜6月 🔸特徴   常緑小高木。広葉樹。雌雄異株。   葉は1-2cmと長めの葉柄がある。葉は互生し、   卵状楕円形で光沢があり、表面は滑らかで、   縁は波打つ。   雌花は葉腋に単生し、雄花は集散花序に小さな   白い花が数個まとまる。   いずれもはっきりした柄がある。   果実は5-6 cmの柄があってぶら下がり、   直径7mm程の球形で、10-11月に赤く熟す。   よほど周囲に木がない場所でなければ、雌株だけで   大抵結実する。
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🌳木の花たち その12 常緑ヤマボウシ(常緑山法師) あ、小ちゃい可愛いヤマボウシ💓          と思ってパシャリ🤳 でも、よく見ると、葉っぱが違います。 でも、花はどう見ても、 ヤマボウシを小ぶりにした感じです。 ヤマボウシのそっくりさん??? なんだろう🤔 と思っていたら、常緑ヤマボウシでした。 名前がわかれば!と思いましたが、 調べれば調べるほど、よくわからなくなってきました。 花が一回り小さい? では、ガビサンヤマボウシなのかな? でも、常緑ヤマボウシはほとんどホンコンエンシスだとか… 素人頭が哀しいかな😢 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ミズキ科 ミズキ属   モクセイ科と記載されているものも。 🔸学名   Cornus hongkongensis 🔸別名   トキワヤマボウシ 🔸原産地   中国 🔸花期   5月〜6月 🔸実   9月〜10月 🔸特徴   常緑広葉樹。小高木。   耐寒性のある常緑ヤマボウシだか、関東辺りでは、   冬に多少落葉するため、半常緑樹の分類もある。   紅葉も楽しめる。   果実は食用になる。   1年を通して鑑賞出来るのが魅力的。   葉は厚みがあり光沢もある。   常緑ヤマボウシと言えば、ほとんどが   ホンコンエンシスであるが、   他にもホンコンエンシス月光、   ホンコンエンシスメラノトリカ、   サマーグラッシー(ホンコンエンシスの品種改良で、   花も実も多い)   ガビサンヤマボウシ(花が一回り小さい)   リトルルビー(半八重咲き赤紫色の花)   ヒマラヤヤマボウシ(一回り小さいクリーム色の花)   などの種類がある。  
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luna
🌳木の花たち その⑤     カラタネオガタマ(唐種招霊) 遠目には白い蕾が沢山ついているといった印象でしたが、近くで見たら既に花が開いていました。 花は小さくて、3センチくらいかと思います。 いつも通っている場所ですが、全く気が付かず、落葉樹か常緑樹かすら記憶に残っていないです^^; 風が強くて、花の様子がうまい具合に撮影できなかったのですが、 花の形状から木蓮科??? …と言っても私の感はあてにはなりません :;(∩´﹏`∩);: 何だろう?と調べましたが名前がわからず、名前を教えて!にしました。結果、 カラタネオガタマ(唐種招霊)と教えていただきました。ありがとうございます。 名前の漢字表記にピッタリ、かつては寺社仏閣に植えられていたものが、育てやすさから一般に広まったそうです。 更に調べていましたら、 日本神話では、天鈿女命が、 日本に自生するオガタマノキ(Michelia compressa)の枝を持ち、 天岩戸の前で舞った、とのこと。 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   モクレン科 オガタマノキ属 🔸学名   Michelia figo 🔸英名   Banana shrub 🔸別名   トウオガタマ(唐小賀玉)   ポートワイン(紅花)   バナナツリー   バナナブッシュ   含笑花(中国) 🔸原産地   中国の南部   江戸時代~明治初期に日本へ渡来 🔸形態   常緑小高木。樹高が4〜5mくらいで、   枝葉がよく茂り、花の香りがよいので    庭木や生垣に利用される。温暖な気候   を好み寒いのが苦手。開花時期は4月中      頃-5月、花の直径は3cmくらいで花び   らは厚くクリーム色、フチがほんのり   紅紫色を帯びることもある。花には完    熟バナナをすっきりさせたような芳香   があり、この香りが木の特徴で大きな     魅力。葉は長さ5-7cmの長だ円形、厚   めで表面に光沢がある。   
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