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北区赤羽自然観察公園の一覧
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のんちゃん
ふわふわ〜っ 昨年 撮り溜めていた ふわふわさん達を大放出しちゃいます ★ ふわふわシリーズ 風散布 種子散布方法別にシリーズ化しています。痩果や種子に ふわふわ綿毛 (冠毛や種髪) が 付いていて、風に吹かれて 種子・痩果を遠くへ散布します 1つ目 マツシマアザミ 松島薊 キク科アザミ属の多年草 日本固有 岩手〜宮城に分布 撮影 2024 12/7 小石川植物園 2つ目 ミヤコアザミ 都薊 キク科トウヒレン属の多年草 在来種 岩手県以南の本州〜四国、九州に分布 お名前はアザミって付いてますが、アザミ属のアザミの仲間じゃないんです。 撮影 2024 12/7 小石川植物園 冷温室 3つ目 ボタンヅル 牡丹蔓 かなぁ? キンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性半低木 在来種 本州〜四国、九州に分布 撮影 2024 12/7 小石川植物園 4つ目 ヒヨドリバナ 鵯花 キク科ヒヨドリバナ属の多年草 在来種 北海道〜九州に分布 撮影 2024 11/10 北区赤羽自然観察公園 5つ目 ノコンギク 野紺菊 キク科シオン属の多年草 在来種 本州〜四国、九州に分布 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園
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のんちゃん
今年は いろんな グミに出会えちゃいました。 1つ目〜2つ目 アキグミ 秋茱萸 グミ科グミ属の落葉低木 在来種 北海道〜本州、四国、九州に分布 * 春にお花が咲き、秋に実る 秋グミ 葛西臨海公園の船着き場周辺に植えられてます。花柄が短く 密に付くので、春見っけたとき、お花がびっしり咲いていました。 この写真のお花は白いので咲き始めですね。次第に黄色へと変化していきます。 花弁のように見えてるのは萼、先端が四つに裂けます 葉っぱの表面には 銀色の鱗状毛があるので シルバーリーフのような趣き。その鱗状毛は果実が熟す頃には脱落する。 果実は 6〜8mmの球形〜楕円状球形。他のグミたちと比べると 丸っこくて小さ目かな。 秋9〜11月に赤く熟し 表面には赤褐色や白色の鱗状毛がある。 このコ グミ っぽいなぁ〜 もしかしたら 秋に実がなるかなぁ だとしたらアキグミよね。とか何とか 思いつつ… 秋を待ちました 11月様子を見に行くと 赤い実がなってました。 やったー ビンゴ! お花 撮影 2024 4/14 果実 撮影 2024 11/17 葛西臨海公園 3つ目〜4つ目 ナワシログミ 苗代茱萸 グミ科グミ属の常緑低木 在来種 本州関東地方以西〜四国、九州に分布 * 秋にお花が咲いて、 苗代を作る頃(田植えの3〜4週間前) に 実がなります。 葛西臨海公園の鳥類観察『下の池』を囲む林・茂みに ワサワサボーボー自生かなぁって感じで生えてます。海岸もすぐそこ。 4月半ばに実がなってるのを見っけました。 この時期になってるグミは ナワシログミだよねっ お花の季節を待ってみました。 11月半ば、クリーム色のお花が 葉腋に数個ずつ咲いてました。 茶褐色の点々が目立ちます。 葉っぱは 細長い楕円形で、長さ5~10cm。 革質で縁が波打ち表面は濃い緑色でツヤピカ光沢があり、裏面は独特の銀白色。 果実は 1.5cm位の縦長楕円形で 点々がハッキリ見えます。 果実の先っちょに 萼筒の上部が残ってるのも特徴 果実 撮影 2024 4/14 お花 撮影 2024 11/17 葛西臨海公園 5つ目 ナツグミ 夏茱萸 グミ科グミ属の落葉低木 在来種 北海道南部、本州(福島県〜静岡県の太平洋側)に分布 * 春にお花が咲き、初夏に実がなります。 クリーム色のお花は、形がアキグミに似てるけど、花柄が長くて葉腋に1~3個ブラリンぶら下がってるので アキグミの付き方とは ハッキリ違うなぁってわかります。 葉っぱは、広楕円形。表面には銀色の鱗状毛、裏面には銀色の鱗状毛が密生。 5〜7月に熟す 果実は 長さ2cmの広楕円形。ナワシログミより大きくて、ナワシログミのような萼筒は残って無いですねっ。 お花 撮影 2021 4/3 果実 撮影 2021 5/29 北区赤羽自然観察公園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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のんちゃん
前回 イヌタデ属の お仲間たちで 登場した ミゾソバ 、ツルソバ、ヒメツルソバ。お名前にソバが入ってました。 今日は『ソバ』に絡めて… イヌタデ属ではなくって、タデ科ソバ属の ソバを! 1つ目、2つ目 ソバ 蕎麦 ソバ属の1年草 中国原産 去年の秋、北区立赤羽自然観察公園に植えられているのを見っけました。お花を撮ったので ぜひ実も撮ろうと思っていたのに あっという間に収穫されちゃってました。 あらら残念。そーこーしてるうちに投稿機会逃しちゃってました。 ようやく登場してもらいます! 茎は直立して分枝し、紅色を帯びる。お花の写真の背景が赤いのは 茎の色です。 高さ50〜70〜90cm 葉柄は 1〜1.5cmで短く 茎を抱いてるように見える 葉っぱは ゆるい五角形〜心形で先は尖る。 花期は8〜10月 お花は 茎頂や枝先に 短い 総状花序を出し白色か淡紅色。花びらのように見えているのは 萼 葯は ピンク色 短期間で開花結実する 果実は三角錐形 撮影 2023 10/14 北区立赤羽自然観察公園 3つ目、4つ目 シャクチリソバ 赤地利蕎麦 ソバ属の多年草 北インド〜中国原産 昭和初期 小石川植物園に薬用として栽植されたものが のちに逸出して各地で野生化 舎人公園のバードサンクチュアリ裏手の草ボーボー(クズやヤブマメなど)の所で群生してました。 茎の高さ50〜100cm 三角の葉っぱは 長い葉柄がある 茎上部の葉腋から長い花枝を出し、先は2〜4個の短い枝に分かれて、5〜6mm位の 白いお花を多数付ける。雄しべの葯が赤いです。ぐぐーんと拡大してみて下さい。見えるかなぁ 果実はソバとよく似た形で 少し大きく えぐみが強いので食用には不向きのようです。 お名前の由来は 生薬名「赤地利」、ソバの仲間でお花も似てるので 。 撮影 2024 10/14 舎人公園
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のんちゃん
昨日に引き続き ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 1つ目 ヘクソカズラ 屁屎葛 アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草 臭いからって こんなお名前がつけられちゃってますが… お花もかわいいし この黄金の果実の美しいこと! じつは あかぎれ、しもやけ の塗り薬になるそうです。 撮影 2023 10/14 北区赤羽自然観察公園 2つ目 ツルウメモドキ 蔓梅擬 ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性木本 北海道〜沖縄まで広く分布 黄緑色で目立たない小さなお花の後、果期は10 - 12月 果実は蒴果で 秋に淡黄色に熟すと3つに裂けて開きます。鮮やかな 橙赤色の仮種皮に被われた種子が表れてます。 撮影 2023 11/4 小石川植物園 3つ目 ムクロジ 無患子 ムクロジ科ムクロジ属のの落葉高木 本州 新潟県・茨城県以西〜四国〜九州に分布 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ には 該当しないようなんです。 いろんな文献見て回りましたが、鳥が食べると言う文言を見かけません。 うむむ??? サポニン毒だから?でもサポニンを含むエゴノキの実は鳥が食べますね。 じゃぁ〜どうして?硬いからかな? 種子散布方法は不明と、記載されてるものもあります。 更に探っていくと、どうやら 水散布型なのではないかという仮説がありました。硬い果皮に包まれたままでは どうにも発芽出来そうには見えないですね。硬い果皮に守られながら プカプカ浮いてどこかへ流れ着き その間に果皮はふやけて柔らかくなり 気温などの条件が揃えば 発芽しやすくなるのでは!というものでした。 へーー!!なるほど! オモシロ〜イ 興味が尽きません。 撮影 2023 11/19 都立舎人公園野草園 4つ目 ロウヤガキ 老鴉柿 別名 ツクバネガキ 衝羽根柿 カキノキ科カキノキ属の落葉小低木 中国原産 お名前の由来は、 冬になっても黒くなった実がぶらさがっている姿を、老いたカラスに見立て老鴉柿 ( 鴉=烏カラス) もしくは老人の姿に擬えて老爺柿とした漢名。 と、言うことは鳥たちにも不人気ってことかなぁ? また別名の 衝羽根柿は、 実と萼の形が羽根突きの羽根の形のようだと付けられたそう。 撮影 2023 12/17 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ 5つ目 ヒゼンマユミ 肥前真弓 ニシキギ科ニシキギ属の常緑小高木 朝鮮半島原産 本州(山口県)、四国(徳島県)、九州(福岡県、長崎県、大分県、鹿児島県)、沖縄に分布 暖地の海岸沿い林に自生 最初に発見された場所が 長崎県諫早市。旧国名が「肥前」西部だったことから、牧野富太郎博士に「ヒゼンマユミ」と命名されました。 果実は 1.5 cm 位で 角張ってて4裂し、中から濃いオレンジ色の仮種皮に包まれた種子がのぞいてます。 同属のマユミの実は1cm位の大きさでピンク色でしたね。マユミと比べるとこちらのヒゼンマユミの実 大きかったです。 撮影 2023 12/17 小石川植物園
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のんちゃん
★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 1つ目 ⬆ コムラサキ 小紫 シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木 撮影 2023 10/8 暗渠遊歩道 ⬇ ムラサキシキブ 紫式部 シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木 お名前の由来は、気品のある紫色の実を 源氏物語の作者である「紫式部」に例えたという説があるようですね。 そして! 英名は Japanese beauty berry ジャパニーズ・ビューティーベリー 何だか誇らしい気分になっちゃいます。 撮影 2023 11/4 小石川植物園 2つ目 エビヅル 蝦蔓 ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本 お名前の由来は諸説あり そのうちの一つ 『エビ』は海老のことじゃなくて、ブドウの古名「えびかづら(蒲萄蔓)」のエビのこと。熟した果実の色を 葡萄エビ色と いったそうです。 撮影 2023 10/14 北区赤羽自然観察公園 3つ目 ノブドウ 野葡萄 ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木 お名前の由来は 野に生える野生のブドウっていう意味なのだそう。でも山葡萄や果物の葡萄のようには食べられないんですよね〜 撮影 2023 10〜11月 都立舎人公園野草園 赤塚城址近くの道端 小学校裏のフェンス 4つ目 ⬆ アオツヅラフジ 青葛藤 ツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本 お名前の由来は、 昔、このツルで 葛籠つづら(衣類を入れる籠)を編み、実が青いのでこのお名前が付けられました。 撮影 2023 11/9 スマホ A病院の外周植え込み ⬇ アオカズラ 青葛 別名 ルリビョウタン 瑠璃瓢箪 アワブキ科アオカズラ属のつる性落葉樹 お名前の由来は、 実が青いだからではなく、枝が緑色だから青いつる性の木と言う事らしい。 春3月に咲くレモンイエローの小さな お花には 子房が2室あり 花後2つずつの果実が付きます。(片方だけが大きくなることもあり) 瓢箪のようにくっついてる ニコイチの果実が瑠璃色なので、ルリビョウタンという別名も付けられています。コッチのほうが 頷ける〜 この写真の果実はまだ若く成長途中。青くなり更に完熟する頃には濃紺になります。 撮影 2023 11/4 小石川植物園 ★ ニコイチって かわいい 5つ目 クサギ 臭木 シソ科クサギ属の落葉低木・小高木 葉茎を折ったり傷付けると 臭いからってこんなお名前が付けられてますが、お花は甘くいい香りなんですよね。 お花撮影2023 7/15 果実撮影2023 10/8 都立赤塚公園 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お花が咲いたあとは 実がなり種ができますね。植物たちは 命を繋ぐ為に それぞれ工夫をこらし種をまきます。 動物にひっついて運んでもらったり、ふわふわ〜っと風に吹かれ遠くへ飛んだり、翼で風にのって飛び立ったたり。(他にも色々) そんな工夫が面白くて いろんな種子散布方法別に見つめ、私なりに分類タイトルを付けて投稿しています。 今回は 鳥や動物たちに果実を食べてもらって種子を運び散布する作戦の『 動物被食型散布 』です。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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のんちゃん
昨日10月27日は 十三夜 でした。 仕事が遅くなり 撮影できなかったけど、帰り道 ビルのまにまに見え隠れする 綺麗な十三夜のお月さまを愛でました。 皆様の地域は いかがでしたか? 中秋の名月を愛でた 十五夜のお月見の後 翌月、旧暦9月13日は、十三夜とか 後の月と 呼び 古くからお月見をする風習があります。 十三夜のお月さまの頃は、 豆や栗の収穫時期にあたるので、 「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。と、言う事 … 本当は昨日投稿したかったんですけど。 テヘペロ ↖ ノササゲ 野大角豆 別名 キツネササゲ 狐大角豆 マメ科ノササゲ属のつる性多年草 在来種 本州〜九州に分布 山地の林縁などに生える 撮影 2023 10/8 赤塚城址の崖下のやぶ ( 生物多様保護エリア内 ) ★ どうぶつシリーズ キツネササゲだってーココにも動物居たいたー ↗ ヤブマメ 薮豆 マメ科ヤブマメ属のつる性一年草 日本全土に分布 林のふちなどに多い 撮影 2023 10/8 都立光が丘公園 昆虫原っぱ 原っぱの奥の方 林縁 → ツルマメ 蔓豆 別名 ノマメ 野豆 マメ科ダイズ属のつる性一年草 在来種 本州、四国、九州、沖縄に分布 日当たりのよい野原や道端に生える ダイズの原種です。そっくりですね〜 ミニミニ枝豆って感じ 撮影 2023 10/8 都立光が丘公園 昆虫原っぱ 小高くなった開けた原っぱ ↓ クリ 栗 ブナ科クリ属の落葉高木 在来種 沖縄以外の全国に分布 落ちてるクリを 見っけたのが 自然観察公園だったので もしや?!コレがシバグリと思いながら撮って来ましたが… シバグリ柴栗/ヤマグリ山栗 実が小さな野生のクリ イガの大きさは ピンポン玉 ほど 対して 食用として栽培される実の大きなもの。様々な品種があります イガが 野球ボール ほど そっか~ この写真のクリは しっかり大きなサイズでした。 イガの隣に ぷっくり 育ったおいしそうな実。 その右隣りは ペッタンコの未熟な実。 撮影 2023 10/14 北区赤羽自然観察公園
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