お正月に海岸で出会った植物です。 ① 浜防風　ハマボウフウ ② 浜昼顔　ハマヒルガオ ③ 浜大根　ハマダイコン ④ 小待宵草　コマツヨイグサ ⑤ 大巻耳　オオオナモミ ①②ハマボウフウの黄葉と茎の色のコントラストとハマヒルガオの艶々の葉の黄葉が綺麗でした。 ③ 大根のロゼットとまるで同じで区別がつきませんが浜に生えていたのでハマダイコンとしました。 ④ コマツヨイグサ小さな海岸全体に生えていました。その間に他の植物が覗いているといった感じです。 ⑤ オオオナモミは一本だけ。ヒッツキムシが沢山できてました。来年は増えるかもしれません。

小白の栴檀草　コシロノセンダングサ 別名　シロノセンダングサ 、 　　　シロバナセンダングサ キク科 センダングサ属 原産地　北アメリカ、南アメリカ 帰化種 花期　9〜11月 ・コセンダンクサの変種 ・日本では関東地方以西に帰化 ・コセンダンクサに似ているが白色の舌状花を持つことで区別することができる。 瀬戸内海の江田島市の海岸の波打ち際から山裾にかけて群落をつくっていました。 ほとんど種でしたががポツポツと花も咲いていました。 家の近くでは見られなくなり久しぶりに見ましたが可憐な花です。

新年明けましておめでとうございます。 平和で穏やかな年になりますよう。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

いただいたお気に入りのぐい呑みに。 白朮、島寒菊、紺菊を生けました。 糸巻きの上に置いて。

大手毬　オオデマリ 冬芽葉痕 スイカズラ科 ガマズミ属 写真① ３つの維管束痕の三日月形の葉痕と鱗芽 写真② 芽鱗が開き始めています。 写真③ 紅葉が美しい。 写真④ 春の花（過去pic）

実葛　サネカズラ マツブサ科 サネカズラ属 常緑蔓性植物 別名 ビナンカズラ 分布　日本では本州(関東地方以西) 四国　九州　沖縄 雌雄異株 しばしば雌雄同株 花期　7~8月 果期　秋から晩秋 写真①②撮影12/17 　　　　庭の植木鉢 　　　　真っ赤に熟していますが 　　　　美味しくないのだそうで 　　　　す。 写真③撮影10/21 　　　　山中、自生です。 　　　　鈴なりでした。 別名のビナンカズラ(美男葛)の名 は昔若い蔓から採れる粘液を、男 性の髪付け油(整髪料)に使って いたことに由来する。

姫榊　ヒサカキ モッコク科 ヒサカキ属 分布　日本本州（岩手県、秋田県以西）四国、九州 在来種 花期　3〜4月 果期　10〜12月 植栽です。 写真②熟すと黒くなるようですが 写真①未熟果が綺麗でした。

小茄子　コナスビ サクラソウ科 オカトラノオ属 分布　北海道　本州　四国　九州　琉球 在来種 花期　5〜6月　とあるがこの時期にも元気に咲いています。 多年草 名前の由来は先の尖った5裂する萼に包まれた果実の形が丸茄子の形に似ていることから。

亀甲白熊　キッコウハグマ どうも小さな虫が潜んでいるようです。 写真①下の小花の蕊がなくなりました。撮影12/5 写真② 向かって左上の小花の蕊も食べられました。 撮影12/7 花友さんに頂いた種、沢山芽が出て花芽もつけました。 たった一つ咲いた解放花の様子です。あとは全部閉鎖花でした。

吉祥草　キチジョウソウ キジカクシ科 キチジョウソウ属 分布 本州関東地方以西 四国 九州 花期　9〜12月 写真③ 雌蕊柱頭 　　　　黄色いのは雄蕊の花粉 背丈　10〜30cm程度。 花は下から咲き 下部に両性花、上部に雄花をつける。 原産国　日本　中国 古代に中国から日本へ渡来したものが野生化したという説もあるようです。 キチジョウソウは縁起の良い花として知られていますが、これはキチジョウソウを育てている家で、花が咲くと吉事が舞い込むという中国の言い伝えによります。 中国では咳止めの薬草として使われているようです。

足摺野路菊　アシズリノジギク キク科 キク属 分布　高知県足摺岬から愛媛県佐田岬にかけて分布すると される。 花期　10〜12月 ・海岸沿いの傾斜地に生えるノジギクの変種。 ・葉の裏に白い短毛が密生し、葉の周りが白く縁取ら れている。 写真① 今年の花は筒状花が所々黒くなっています。 写真②コアオカスミカメの仕業のようです。 今年はカメムシの大発生で🍅🍎などがカメムシに汁を吸われて大打撃だとか。 この種類のカメムシは菊の筒状花がお好きなようです。（他の菊は被害にあっていません） 写真③過去picです。 　　　被害に遭っていない正常の花

銀梅花 ギンバイカ(マートル) フトモモ科 ギンバイカ属 原産地 地中海沿岸 ヨーロッパ南西部 花期 5~7月 ・花、葉 共に香りがありハーブとして利用される。肉料理にも使われるよう。精油にも使われる。 ・和名は花が梅に似ていることから。 黒く熟した実がたくさんなっています。同時に白い花もポツポツと返り咲いていました。

野路菫 ノジスミレ 返り咲き 閉鎖花ばかりの中に一本恥じらいながら咲いています。

葉内花　ハナイバナ ムラサキ科 ハナイバナ属 分布　日本各地 在来種 花期　3〜10月 花冠　大きさ2〜3mm 　　　淡青紫色 　　　副花冠の色は白 萼片　花期の萼片は小さいが花後は大きくなって種子をつつむ。萼片は5枚で中にできる種は4個。 ・越年草の生活形をとる個体はロゼット状の根出葉があり、茎は基部でさかんに分枝して平面的に広がり、長さ30cmに達する。 ・一年草の生活形の個体は根出葉がなく、茎は基部から直立して中部で分枝し、枝は斜上して高さ6cmほどになる。 写真は根出葉が見られないので一年草の生活形の個体のようです。

島寒菊　シマカンギク キク科 キク属 分布 本州の三重県以西 四国 九州 花期 10~12月 草丈 30~60cm 茎は細く根茎が横に延びて増える 別名 アブラギク (花を油に浸け その油を火傷や切り傷に塗った ことから) 花　径約2.5cm 小さな器や花瓶に挿して部屋の一隅に置くとかわいいので重宝しています。

写真① 茶庭の藪柑子　ヤブコウジ 写真② 小葉の髄菜　コバノズイナ 磯菊　イソギク 　花入　尺八 頼山陽史跡資料館の茶室 お借りすることができます。

糸辣韮　イトラッキョウ ヒガンバナ科 ネギ属 原産地　九州西部 花期　10〜11月 栽培種 小さな鉢植えから毎年増えて鉢を大きくしました。 鉢いっぱいに咲くのも良いですね。かわいいです。

里磯菊　サトイソギク キク科 キク属 花期　10〜12月 調べたら2種類の名前の付け方がありました。 ＊イソギクに花弁がついたものを白色、赤色、黄色、どの色でもハナイソギクという。 ＊イソギクに花弁がついたもので花弁の色によって名前が違う ・ハナイソギク　イソギクに白 　　　い花弁がついたもの。 ・アカバナイソギク　イソギク 　　　に赤い花弁がついたもの ・サトイソギク　イソギクに黄 　　　色い花弁がついたもの サトイソギクを採択させていただきました。 よく見ないとわかりませんが小さい小さい黄色の花弁がついています。 磯菊と他の小菊の交雑種です。 庭にイソギク(2023/11/21に投稿）とシマカンギク（2023/11/30に投稿）を植えています。 イソギクは今夏の猛暑で枯れましたが側に零れ種で芽吹きました。 自然交雑したとすればシマカンギクとの交雑だと思われます。開花期も同じです。

橘擬　タチバナモドキ バラ科 タチバナモドキ属 原産地　中国 花期　5〜6月 返り咲き 撮影　10/28 春に咲く花は一重咲きだが返り咲きは八重咲きになるようだ。 新しい枝が伸びて新葉を出しその新枝の枝先毎に一輪ずつ返り咲きの花をつけている。 公園の端にある土手に自生している大きな株につけていたオレンジ色の果実は今は一つも残っていない。 新枝の先に咲いている返り咲きの花がチラホラと咲いているだけ。 常緑低木。

追記 カワリツワブキ　変わり石蕗 別名　筒咲石蕗　ツツザキツワブキ キャプションを下記のようにしておりましたがこの形の花弁のツワブキ の名前を　はちなつめさんが調べてくださって 名前がわかりました。 変更させていただきます。 石蕗　ツワブキ キク科 ツワブキ 属 分布　本州の太平洋側の福島県 　　　以西 　　　本州の日本海側の石川県 　　　以西〜沖縄 花期　10〜12月 海岸の岩の上や崖に生育する。 根生葉　長さ10~38cmの柄 　　　がある。 葉　長さ4~15cm、 　　幅6~30cm 　　腎心形 　　厚くて光 沢がある。 　　若葉はにぎりこぶしのよう 　　に丸まり、 灰褐色の軟毛 　　をかぶっている。 花　直径4〜6cm 葉の間から太い花茎を伸ば 　　し黄色の頭花を散 房状に 　　つける。 　　花柄は1.5~ 7cmと長い。　　　 　　花のまわりにには雌性の舌 　　状花が1列に並 び、中心 　　部に両性の筒状花が多数集 　　まる。 　　総苞は 筒形で、総苞片は 　　1列に並ぶ。 　　そう果は長さ5~6.5mm。 　　冠毛は褐色を帯びる。 ＊花の周りには雌性の舌状花が一列に並ぶ。ようですが我が庭に咲くツワブキ の花は舌状花と筒咲きの花弁が混在します。不思議です。

草八手　クサヤツデ 別名　ヨシノソウ 　吉野山に多く生育するため キク科　クサヤツデ属 一属一種 分布　本州（神奈川県から近畿地方の太平洋側）四国　九州 日本固有種 花期　9〜11月 多年草

高野箒　コウヤボウキ キク科 コウヤボウキ属 分布関東地方以西~九州 花期 9~10月 一年目の茎に一輪ずつ咲く。 頭状花は筒状花のみ十数個から なる。 日本固有種

蔓岩桐草　ツルイワギリソウ イワタバコ科 イワギリソウ属 自生地　中国 花期　10〜11月 観賞用として中国より渡来。

閉鎖花2種 写真①② 蒔絵萩　マキエハギ 写真③④ 姫萩　ヒメハギ