オニドコロ 庭の植木に絡みつく黄色にも薄い緑色にも見えるヤマノイモの仲間の花🟢 雌花序は垂れ下がり、膨らんできた大きな子房の上にチョコンと付いている💚 上向きに伸びる雄花序はよく目立ち、花弁6、雄しべも6♬ 雌雄異株だけれど、お互いすぐそばで巻きついていて、受粉は完璧だ🌀去年まで雄株しかなかったと思うんだけどな？嬉しいわ(,,>᎑<,,) ヤマノイモと違って葉は互生、つるの巻き方向は左肩上がりのS巻き↖！ 葉の形や蕾の時に迷ったら、とりあえず巻き方向をチェックやね🟩

ヒオウギ 祇園祭や天神祭の魔除けに使われるオレンジ色の斑点が鮮やかな6弁花🟠 花茎が高くないので矮性のダルマヒオウギかな♪ 外花被片3枚と内花被片3枚は微妙に形が違う🟠 柱頭は3つに開き、3個の雄しべはそれを囲むように立って、3が基本数やね▲ 咲き終わった花、例えば3枚目の下側などを見ると花弁は強くねじれていて、若い実の先に残っている🔶月曜日にビタミンカラー🏷 名前の由来は、扇状に広がっている葉の姿から付いたものです💚

ツルレイシ 完熟してオレンジ色の実は割れて果肉がのぞく 日曜日ビタミンカラー♪🏷 雄花は見えるし、巻き髭もまだまだ伸びる気まんまんだけれど、雌花は何処に？ 葉陰には食べごろなのも吊り下がっておりますね🟩 苦瓜、いやゴーヤの方が名の通りが良いよね！ ゴーヤチャンプルーが一番好きだけれど、酢の物にしたり素揚げにしたり🟢みなさまはどんなレシピをお持ちかしら？

キキョウ 村の重鎮のお宅で八重咲きのキキョウが咲いている💜蕾もたくさんついて、これからが盛りのようだ♬ 花の中心にある雌しべの花柱は、開花して間もない時には棍棒状🟪 雄しべは役目を終えると3枚目のように倒れて、花柱は5つにくるりと開き、他の花の花粉を受け入れる体勢になる（4枚目）♡ 5枚目は数年前に花友さんから頂いた鉢植え🟣冬場は鉢ごと土に埋めて寒さをやり過ごし、今年も無事に咲きました ヽ(^。^)ノ

ミゾカクシ 両手を広げてこちらに向かって飛んでくるような🩷 火曜はマクロの発表会🏷なので、もう少し寄ってみると、葯頭の先から毛が出ているのが見える👀まだ柱頭は出ていない雄性期の状態だ♬ 萼裂片は5個で細長い円錐形💚互生する細長い葉の縁は鈍いギザギザ🟩 別名アゼムシロ、どちらにしても溝を隠したり、畦に筵を敷いたようにワサワサと広がるという訳やね🩷

ノアザミ アザミ図鑑もあるぐらい種類が多い◎ 当地の道端で出会うアザミは、総苞を触ってみるとだいたいネバネバしているノアザミだ🩷 雌性期には、集約雄しべの葯筒の中を通って伸びた雌しべの花柱はクルリと2裂➰ フサフサして丸いフォルムだけれど、一つ一つの筒状花の花弁は5個やね♬ ギザギザとして棘のある茎葉は茎を抱いている💚 冠毛はバサッとまとまって落ちるようで、粘り気のある総苞に張り付いていた ꒰Ꮚ´ꈊ`Ꮚ꒱

→ ウマノミツバ（馬の三葉) 　セリ科 ウマノミツバ属 　7~9月 30~100cm 在来種 多年草 薄暗く湿った場所に生える (6月下旬〜7月初旬にかけて見たもの) 花序は普通三又分枝する 苞は葉状で3裂する 小苞は8~10個つき、長さ1.5~2㎝、幅約1㎜の線形 雄性両全性同株 小散形花序内に雄花と両性花が混生し、花序の中央に両性花、その周囲に雄花がつく 　両性花 3~4個 　雄花　 3~7個 花径約1.5mm 花弁5個∶白色で先が内側に曲がる 雄しべ5個 花柱2個 両性花の子房には鈎状毛が密生し、開花前でも目立つ 雄花は子房が無いため小さく鈎状毛は無い ※ ウマノミツバは有毒、無毒の両論があります 仮に有毒成分があっても食べたことで出る症状が軽微であるために表に出てこない可能性があります そもそもが不味いそうで 不味いから食べない→事故(中毒)例が無い ということで詳しい研究もなされていないのではないでしょうか 有毒だと断言する記事においても、その詳しい成分や症状など何も記されていないのですよね… まあ、食べて何かしらの自覚症状があった人が過去にいたから有毒論があるのかなとは思います(因果関係が不明であってもw) 不味くて食用にならないが、馬の餌にはなるだろうということで、ウマノミツバという名になったそうです 　

→ ウマノミツバ（馬の三葉) 　セリ科 ウマノミツバ属 　7~9月 30~100cm 在来種 多年草 薄暗く湿った場所に生える (6月下旬〜7月初旬にかけて見たもの) 茎は直立し全体に無毛 葉は根出葉と、数個の互生する茎葉がある (or 根出葉、茎葉ともによく発達する) 葉身は3全裂し、側小葉がさらに2裂する 下部では2深裂し5小葉に見えることもある 葉縁は重鋸歯 葉の表面に皺があり、葉裏には葉脈が隆起する 葉柄は上部で無柄~短柄、下部で長柄 全体が写っているものがひとつも無くて、普通に落ち込んでいる…😢 　

ウマノミツバ（馬の三葉) 　セリ科 ウマノミツバ属 　7~9月 30~100cm 在来種 多年草 薄暗く湿った場所に生える 果実ができていました(まだ若い） 果実は卵状球形で2分果 (2個の分果が縦面で合わさっています) 表面には先が鈎状に曲がった刺毛か密にあり、動物の体毛等にくっついて種子散布をする (動物散布・動物付着散布） 果実の先には針状の萼歯片がついている 雄性両全性同株で、小散形花序内に雄花と両性花が混生する 1枚目中央に写る花は雄花だったようですね😊

ヒマワリ 太陽の花 サンフラワー🌻 キク科らしく、管状花は外側から開いていって、くるりと巻いた雌しべ➰と棍棒状の雄しべで泡立つように盛り上がる✨ お隣の丹波市に出現するひまわり迷路🌀今年もコンプリート(^^)v

キキョウソウ 道端で出会うことが増えてきた🟣 雄性先熟で、雄性期には花柱は棍棒形、花粉が出終わって雄しべが役割を終えると雌しべの柱頭は3裂💜 名前はキキョウソウだけれど、キキョウの方は5裂しますよね🟪 浅くギザギザになった互生の葉は茎を抱いている💚 花が終わると、がく片を残したまますぐに果実🟡 下の方から咲き上がるけれど下は閉鎖花で、細く伸びた茎の上の方で、何輪かだけが開いている 美しく青きドヨウ🏷 ダンダンキキョウと呼んでます♬

ホタルブクロ 開花してすぐ、棍棒のようになっている雌しべには、すでに花粉がたくさんついている雄性先熟♡ 時期が来ると柱頭が3つに開いて、自家受粉を避ける仕組みだ‥ 花弁の内側にも萼片にも茎にも結構毛が生えている木曜モフモフ🏷 当地では白が多くて、ピンクの株に出会うのは珍しい🩷 5枚目‥‥萼片の間の反り返った付属体の上では、アシグロツユムシが休憩中🟢

ウマノミツバ 両性花と雄花が混生で訳わからん！カギ状の毛があるのは両性花﹏ 小さく丸まっているのが雄花かな？ 花弁は薄い緑色を帯びていて、内巻きはなんとなく分かる♡ カギ状の毛は透明感があって、ひっつき虫の準備はもう始まっている(,,>᎑<,,) 縁にギザギザのある葉は３全裂して、側小葉は更に2裂するから5枚に見えるね💚 下の方の葉っぱは葉柄があるけど、上の方の葉にはほとんど無いかな🟢 見回せば、あたり一面に咲いていた 火曜はマクロの発表会🏷

ツリガネニンジン　(釣鐘人参) 　キキョウ科 ツリガネニンジン属 　8~10月　40~100cm　多年草　在来種 　雄性先熟　子房下位 茎葉は3~4個が輪生 卵状楕円形～披針形で先が尖り、葉縁は粗い鋸歯がある 花冠は鐘形でやや膨らみがあり、互生又は輪生する 細い小柄の先にややうつむいて咲く 花冠の先は5裂し、花柱は普通花冠から長く飛び出るが、短い場合もある 　雄しべ5個 　柱頭3裂(4裂のものがチラッと写ってるw) 花柱の基部に花盤があり、蜜を分泌している🍯🐝 萼裂片は線形で、縁にまばらに1~4個の小さな鋸歯がある 果実は蒴果 ※ 雄性先熟で、咲き始めは花柱の先は棍棒状(雄性期) 雌性期に入ると柱頭は3裂する キレイやった(⁠灬⁠º⁠‿⁠º⁠灬⁠)⁠♡ 　

ホタルブクロ（蛍袋） 　キキョウ科 ホタルブクロ属 　5~7月 40~80cm 在来種 多年草 　雌雄異熟　雄性先熟 子房下位 全体に毛が多く、茎には粗い毛が開出する 根生葉は基部が円形~心形、長い葉柄があり、花期には枯れる 　 茎葉は互生 長さ5~8㎝、幅1.5~4㎝の三角状卵形~披針形、先は尖り、基部は茎を抱く 下部の葉は葉柄に翼がある 花冠は長さ4~5㎝の釣鐘形で淡紅紫色又は白色 先が浅く5裂し、内面に斑点があり、長毛が密生する 萼は5裂し、萼片は狭い長三角形で縁に毛が多い 萼片の間の湾入部分にある付属体(付属片)は上方に反り返る (※変種のヤマホタルブクロは萼に毛がなく、萼片の付属体がなく、湾入部分はふくらむだけ） 雄性先熟 雄しべ5個 開花時、雄しべの葯は花柱を取り囲み、雌しべの花柱の毛にたくさん花粉をつける 花粉を出し終えた雄しべは雌しべから離れ徐々に萎れる この段階では柱頭は閉じたままであり受粉能はない (このときに訪花した昆虫の体に花粉がつく🐝） 開花後しばらくして花粉が無くなる頃に雌しべは伸び、柱頭が開いて受粉可能となる(柱頭３裂） (訪花昆虫が運んでくる他花の花粉で受粉する🐝） 果実は蒴果 自家受粉を避けているんですね😊 　 そういえば、自宅のキキョウもそうだなと思った😆 　

ザクロ タコさんウィンナー 森を行く🐙🐙🐙 ていうコンセプトで並べてみた🤣 しかしてその実態は、萼なのだけれど🐙 たくさんの雄しべがあって、それが花弁化すると4枚目のような八重となり、花ザクロと呼ばれる⭕ 7月に入りました☀ 今月もどうぞよろしくお願いします♬

ニワトコ（接骨木・庭常) 　ガマズミ科 ニワトコ属 　3~5月 3~6m 在来種 落葉低木~小高木 〈記録用〉 花外蜜腺がしっかり残っていた(5枚目)

ニワトコ（接骨木・庭常) 　ガマズミ科 ニワトコ属 　3~5月 3~6m 在来種 落葉低木~小高木 一部ですが果実(核果)が赤く熟しはじめていました 果実を見ると、子房下位であることが分かりますね😊 (果実の先に萼の痕跡がある）

オニグルミ（鬼胡桃） 　クルミ科 クルミ属 　5~6月 5~10m 在来種 落葉高木 　雌雄同株　子房下位 葉は互生 長さ40~70㎝の奇数羽状複葉で小葉は5~9対つく 小葉は長さ5~18cm、幅3~8cmの楕円形 細かい鋸歯があって、葉裏には星状毛が密生する 葉軸や葉柄には褐色の軟毛と、腺毛が密生する 雌雄同株で雌雄異花 果実は堅果 堅果は、肥大し肉厚になった花床に包まれており核果状

ノハナショウブ と ハナショウブ 湿原に自生するノハナショウブは、園芸種ハナショウブの原種と言われ、「野」がつく🟣 今日のGSの花であるアヤメ属の仲間で、3個の内花被片は直立していて、外花被片の基部中央に黄色い蜜標があるのが見分け方の1つやね💛 外花被片に被さるように見える雌しべの先は、2つに深く裂けている💜 湿原のノハナショウブは咲き始めたばかりで、緑の中にポツンポツンとある 美しく青きドヨウ🏷 一方で、近くの休耕田に持ち主が楽しみのために植えておられる色とりどりのハナショウブは満開で、そろそろ終わりの時期を迎える🩵♡💛 ※GS内ではアヤメとハナショウブの投稿が混在しているようです( ˆ꒳​ˆ; )‬ 拝見しますと、「あやめ祭り」でも、来園の方々が長く楽しめるように、ハナショウブが植えられていますね♪

クリ 「栗花落」と書いて「ついり」「つゆり」、転じて「つゆ入り」♬ 当地もようやく梅雨入りし、栗の花は咲き始めで落ちてはいない☔ 雌雄異花で、フサフサとして目立つ雄花序から少し離れた基部に付く雌花は、短い針のような花柱をツンツンと突き出す💚 普通3個セットで総苞に入っていて、その無柄で緑色の総苞は若いイガ、受粉後に鋭い棘が発達して全面を覆う🟤 葉の鋸歯は細く尖っていて、先の方まで葉緑体（葉肉）があって緑色、形の似たクヌギやアベマキは葉緑体がないので色が抜けるのだとか‥‥ﾌｰﾝ🟩 0のつく日は雨粒の日🏷 気候の変わり目、ご自愛ください♪

エゾボウフウ（蝦夷防風) 　セリ科 エゾボウフウ属 　6~8月 20~70cm 在来種 昨日の投稿とは別の場所のもの 果実ができ始めていました

マルバトウキ（丸葉当帰) 　セリ科 マルバトウキ属 　7~8月 30~100cm 在来種 多年草 　本州北部~北海道　海岸草地•岩場 全草無毛 葉は2回三出複葉で、小葉は9個となる 小葉は厚みがあり、卵形~円形で光沢がある 葉縁は不規則な鋸歯縁 茎や葉柄は暗紫色を帯びている 花は白色の5弁花で複散形花序に多数つく 花弁の先端は内側に曲がる 　雄しべ5個 　花柱2個 　 総苞片、小総苞片ともにあり(線形) 果実は2分果(双懸果) 隆条は脈状または翼状、油管多数 裂開前の葯は紫色だった😍 蕾時の花弁(背面)は紅紫色を帯びている😍 (濃淡など個体差があるかもしれない) 葉の形、葯、紅紫色の花弁 萌えの3ポイント(笑)

エゾボウフウ（蝦夷防風) 　セリ科 エゾボウフウ属 　6~8月 20~70cm 在来種 エゾボウフウだと思うのですが…🙄 葉が上手く撮れていませんでした😢 葉は互生し、根出葉や茎の下部の葉は、2-3回3出羽状複葉で小葉の縁に粗い鋸歯がある 茎の上部につく葉は下部の葉に比べて小さく、小葉の先端が長く伸び細長くなる 葉柄の基部は鞘状にふくらむ 茎は細く、直立して上部で分岐 花は小形の複散形花序につき、白色の5弁花 　雄しべ5個 　花柱2個 花弁の先端は内側に曲がる 総苞片、小総苞片はともに無い 果実は2分果(双懸果) 隆条は脈状、油管は無い