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【ハツユキカズラ(初雪蔓):Asiantic jasmine ‘Hatsuyuki-kazura’】 ハツユキカズラは、以前ご紹介したテイカカズラの園芸品種です。新芽がピンク色~白~緑と美しく変化するのが人気のカラーリーフプランツです。🍁 元になったテイカカズラは、キョウチクトウ科テイカカズラ属のツル性常緑低木で、中央アジアから東南アジア、東アジアにかけて分布し、日本にも自生します。🌏 ハツユキカズラは、テイカカズラよりもコンパクトで成長がゆっくりです。グラウンドカバーや、寄せ植え・ハンギングなどに使われます。🌿 葉を楽しむために育てる植物ですが、花も咲きます。花期は5〜6月ごろで、小さな花を咲かせます。花芽形成が夏で、枝の先端に花芽を付けるため、夏以降に剪定すると花は咲きません。🌸 葉を楽しむ場合は、形が崩れたら適宜剪定をしますが、花を楽しみたい場合は、剪定の時期に気をつけましょう。☝️ 日当たりと風通しを好みます。日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと葉色がきれいになりません。花芽が夏から形成されることもあり、真夏の直射日光にやや弱いです。夏以外は日向で、夏は明るい半日陰で育てるのが良いでしょう。☀️ 水やりは、やや湿った状態を好みます。地植えの場合は根付いた後は特に必要ありませんが、真夏に乾燥が続くときには水をあげましょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ガーデンマム(ポットマム):Garden mum/Cushion mum/Pot mum】 ガーデンマムとは、主に鉢植えで栽培するために開発された矮性の洋ギク(ポットマム)のひとつです。秋に開花する秋菊で、こんもりとした姿と育てやすさで人気があります。🪴 1867年のパリ万博に日本が参加したことで、欧米で一大日本ブームが起こりました。例えば、絵画の世界では浮世絵が人気となり、ゴッホの絵にも浮世絵が登場するくらい。🎨 同じことが園芸界にも起こり、一躍、菊が大人気となりました。それが発端となり、欧米で菊の品種改良が進みました。それが日本に逆輸入されたものを、日本に以前からある菊と区別して、洋ギクと呼びます。☝️ ガーデンマムは、家庭で育てる洋ギクの代表で、花色が豊富です。白・黄色・ピンク・赤・オレンジ・紫・緑などがあります。花数が多いのが特徴で、とても華やかです。写真は、色違いの3色がひと鉢に植えられているものです。💐 菊というと「和」のイメージがありますが、ガーデンマムは他の植物との取り合わせ次第で、どんなお庭にも似合う万能な花材です。✨ 自然にこんもりとした姿になるように改良された品種で、クッションマムとも呼ばれています。マムとは、菊の英名クリサンセマムの略です。🔠 耐寒性が強く、耐暑性は普通です。冬越しのための花後剪定以外は、形を整えるための剪定をする必要がなく、初心者でも育てることができます。🔰 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。日当たりは花付きや花色に影響します。花数が多く、良く返り咲くため、下にある蕾に日が当たるように、花がらをこまめに摘むことで長く楽しむことができます。☀️ 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげましょう。開花中に水切れしないように管理することと、花や株に水がかからないように株元の土にあげるのがポイントです。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【セイヨウネズ(西洋ねず):Juniper/Common Juniper】 セイヨウネズは、ヒノキ科ビャクシン属の常緑低木または常緑高木で針葉樹です。ユーラシア大陸、北米から中央アメリカにかけてと、アフリカの山岳地帯などに46種が分布しています。🌏 和名のセイヨウネズではピンと来ない方も、英名のジュニパーなら聞いたことがあるかもしれません。果実はジュニパーベリーと言います。🫐 ジュニパーベリーは、ウッディーで苦みと甘みのある香りがするスパイスです。熟した果実を乾燥させたものをスパイスとして利用します。ジンの香り付けや、肉の臭み消しなどに使われます。🍸 また、アロマセラピーなどに使われる精油には、果実だけでなく、枝や葉などを使ったものもあります。🌿 ジュニパーベリーについては、妊娠中・授乳中および腎臓疾患のある方は使用しないように注意しましょう。⚠️ 樹高は品種によります。高木のものは3〜10mにもなりますが、低木のものは高くなっても2m程度です。グラウンドカバーになる匍匐性の園芸品種は30〜50cm程度です。🌲 品種を選んだり、高さを抑えるために剪定をすることで、コンテナや鉢植えでも育てることができます。🪴 雌雄異株(しゆういしゅ)と言って、雄株と雌株があります。雄株には果実は実りません。ベリーを鑑賞または収穫したい場合は、雌株を選びましょう。☝️ 日当たりと風通しを好み、日当たりは成長に影響します。日当たりが悪いと葉が枯れ落ちることがあります。土壌は、水はけが悪いものと多肥を嫌います。また、挿木で増やすことができます。🌱 水やりは、地植えの場合は根付くまで1〜2年程度あげる必要があります。根付いた後は特に必要ありませんが、夏に乾燥するようなときは朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりとあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【スィートアリッサム:Alyssum/Sweet alyssum】 スィートアリッサムは、地中海の北岸地方から西アジアにかけてが原産の、アブラナ科ニワナズナ属(ロブラリア属)の一年草または多年草です。こんもりと茂り、春と秋に小さな可愛らしい花を咲かせてくれます。🌍 和名をニワナズナ(庭ナズナ)と言いますが、通称でも英名でもアリッサムまたはスィートアリッサムと呼ばれています。ニワナズナの「ナズナ」はダイコンではなく、ダイコンも含まれますが、アブラナ科の花、いわゆる菜の花を指します。アリッサムも、名前の通り菜の花状の花を咲かせます。🌸 そして実は、植物学上の分類ではアリッサムは近縁種の違う植物です。本来のアリッサムは、アブラナ科イワナズナ属(アリッサム属)の小潅木というもので、以前は2つが同じ属に分類されていたため、今でも世界中でニワナズナが、通称でアリッサムまたはスィートアリッサムと呼ばれています。🧐 一年草のものは耐寒性・耐暑性ともに弱いですが、スーパーアリッサムと呼ばれている栄養系の選抜ハイブリッドのものは、耐寒性・耐暑性がやや強く、多年草です。❄️ 花期は育てる場所の気候によりますが、春と秋です。花がらをこまめに摘んだり、切り戻したりすることで、長く花を楽しむことができます。一年草のほうが小型で、花色が豊富です。💐 苗からのみ育てる多年草を栄養系と言うのに対して、一年草は実生系とも呼ばれ、苗からも種からも育てられます。苗が流通するのは春で、種蒔きは春と秋です。こぼれ種からも増えます。多年草の苗は秋にも出回ります。🌱 日当たりと風通しを好みます。地植えでも鉢植えでも育てることができ、初心者でも大丈夫です。冬の冷たい風や霜を避けて育てましょう。🔰 水やりは、地植え・鉢植えともに、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。高温多湿に弱いため、株が蒸れないように、水やりは株元の土にあげましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ワタ(綿):Cotton plant】 ワタは、アオイ科ワタ属の多年草です。コットンの布や、詰め物に使う綿を取るために栽培されますが、枝にコットンボールが付いた状態のドライフラワーも人気です。👔 ワタは、中央アメリカから南米大陸にかけてと、アフリカ大陸から中東に渡る地域、インド、オーストラリアなどに55種が分布しています。🌏 家庭での栽培は、主に花とコットンボールを鑑賞するためのものですが、もちろん綿を収穫することもできます。👩‍🌾 本来は多年草ですが、日本よりも暖かい地域が原産のため、耐寒性が弱く、一年草として扱います。‍❄️ アオイ科なので、フヨウやハイビスカスに似た花を咲かせます。綿毛は、白の他に、緑・青・茶色のものがあります。草丈も60〜150cmと、品種によって異なります。🌺 苗が出回ることは稀で、春に種を蒔いて育てます。日本の高温多湿に弱いため、若い苗のときに来る梅雨を越すのが育成のポイントです。☔️ 無事に梅雨明けを迎えると、7月から8月にかけて開花し、9〜10月にかけて実を付けます。熟した実は割れて開き、中からコットンボールが覗きます。綿毛は種に生えています。☁️ 鉢植えでも地植えでも育てることができますが、栽培難易度としては中級者向けです。日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好み、酸性土壌を嫌います。地植えの場合は、高植えにするなどし、土壌の酸度の状態を確認しましょう。🪴 水やりは、地植え・鉢植えともに、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。ただし、苗が若い内は過湿を嫌うので注意しましょう。蕾から開花中にかけては、水切れさせないように、十分な水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【タイム:Thyme】 タイムは、シソ科イブキジャコウソウ属(ティムス属)の低木で、ティムス属の総称ですが、ハーブの名称として一般的に使われています。秋植えができるハーブです。🌿 ティムス属は、ユーラシア大陸とグリーンランド、アフリカ北部になどにかけて、266種が分布しています。🌍 代表的なものは、コモンタイムと呼ばれるティムス・ブルガリスです。他にもフレンチタイム、這性のクリーピングタイムなど、たくさんの品種がハーブとして使われます。🌿🌿🌿 成分には、ハーブの中で最も強い殺菌・抗菌効果があると言われています。中世のヨーロッパでペストが流行ったときに感染防止に使ったり、また古代エジプトではミイラの保存に使われました。冷蔵庫の無い時代にタイムを加えて料理することで、保存効果を高めたと言われています。🥘 香りはスパイシーで爽やかですが、柑橘系のような香りのものや甘い香りがするものなど、品種によって違います。🍋 キッチンハーブとして料理に使う以外に、ローズマリーの投稿でご紹介したような、芳香浴や、ハーブティーなどにも使うことができます。🛀 ハーブティーやハーブウォーターには去痰作用があるとされ、喉の調子が悪いときに良いとされています。飲用だけでなく、うがいをするときにも使えます。🫖 日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好みます。耐寒性・耐暑性ともに強いので、初心者でも育てることができます。ただ、日本の高温多湿に弱いので、蒸れないように気をつけましょう。🔰 水やりは、乾燥に強く、多湿を嫌います。地植えの場合は、根付いた後は、ほぼ水やりの必要はありません。雨が少なく、暑い日が続くようなときは、朝早い時間または夕方にあげると良いでしょう。鉢植えは、表面の土がしっかり乾いてから、たっぷりとあげましょう。土がいつも湿っている状態は嫌うので、鉢皿に水を溜めないようにしましょう。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ケイトウ(プルモーサ系):Cockscomb (Celosia Cristata var. Pulmosa)】 今日は、前回お伝えしたケイトウとは、まったく違うタイプの花が咲くものです。 ケイトウは、ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の一年草です。特徴的な花が、秋の花壇の彩りとして人気があります。🎑 ケイトウ属は、中央アメリカから南米にかけてと、中近東・インドなどに46種が分布しています。🌎 園芸上いくつかのグループがありますが、今日ご紹介するのは、最近よく見かけるようになった羽毛ゲイトウまたは房ケイトウと呼ばれるプルモーサのグループです。🐓 プルモーサ系のケイトウは、花房がニワトリのトサカ状にならず、羽毛のようにふわふわとした形をしています。草丈が品種によって異なり、小型のものは花が炎のように見えるため、キャンドルケイトウなどとも呼ばれます。🔥 花色もトサカ系と同じように、赤・ピンク・黄色・オレンジ・白など、さまざまな色があります。💐 種または苗から育てますが、開花期が7〜11月と長く楽しむことができます。耐暑性が高く、日当たりと風通しを好みます。土壌は選びません。初心者でも育てることができます。🔰 水やりは、乾燥しすぎるのを嫌うため、地植え・鉢植えともに、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。特に種から育てる場合は根がしっかり張るまで十分な水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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【ケイトウ(クリスタータ系):Cockscomb (Celosia Cristata)】 ケイトウは、ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の一年草です。特徴的な花が、秋の花壇の彩りとして人気があります。🎑 ケイトウ属は、中央アメリカから南米にかけてと、中近東・インドなどに46種が分布しています。🌎 園芸上いくつかのグループがありますが、最も一般的なのが、トサカ系と呼ばれるクリスタータのグループです。花が平たい帯状や扇状に広がって、名前の通りニワトリのトサカのような形になります。🐔 和名のケイトウは、漢字では「鶏頭」と書きます。また英名でも同様に、コックスコーム(ニワトリのトサカ)と呼ばれています。🔠 古くから親しまれているケイトウは赤い花でしたが、現在は赤・ピンク・黄色・オレンジ・白など、さまざまな色があります。💐 種または苗から育てますが、開花期が7〜11月と長く楽しむことができます。耐暑性が高く、日当たりと風通しを好みます。土壌は選びません。初心者でも育てることができます。🔰 水やりは、乾燥しすぎるのを嫌うため、地植え・鉢植えともに、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。特に種から育てる場合は根がしっかり張るまで十分な水やりが必要です。💧 弊社公式インスタグラム(https://www.instagram.com/sustee.jp/)より転用
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