今日のお花 フジバカマ キク科ヒヨドリバナ属 多年草 準絶滅危惧（NT） 本州関東地方以西、四国、九州に分布 日当たりの良い湿った河原の堤防や草地に自生する。 自生種が減っていて、観賞用として庭や鉢などに植えられる。 秋の七草のひとつ。 名前の由来は、花の色が藤色を帯び、花弁の形が袴のようであることから。 別名はコメバナ、ウサギノサトーグサ（青森県）、モチバナ（福島県）、スケホコリ（石川県）などの地方名がある。 日本には奈良時代に薬草として渡来したとされる。 花期８〜９月 草丈は0.6〜2mほど。 茎は直立して株立ちになり、上部は縮れ毛があるが、下部は無毛である。 葉は対生し、3裂する。濃緑色で少しつやがあって無毛である。 茎の先端に散房状に淡紅紫色を帯び、白っぽい小さな花を群がって咲くので目立つ。 頭状花は5個の管状花（筒状花）からなり、花冠は白に違い色をしている。 ここはアサギマダラを呼び寄せるために、たくさんの株が植栽されています。 まだ、ほとんどが蕾でした。 アサギマダラが飛来するのが楽しみです。

今日のお花 ゲンノショウコ フウロソウ科フウロソウ属 多年草 日本三大民間薬の1つに数えられる。 和名の由来は、古来より下痢止めや胃腸薬に効能がある薬草として有名で、煎じて飲むとその効果がすぐに表れるところからきている。 ゲンノショウコは「実際に効く証拠」を意味し、「現（験）の証拠」と漢字書きされる。 別名はフウロソウ、ミコシグサ、イシャイラズなど 北海道〜九州に分布 日当たりの良い野原や道端、林縁、山野、原野、水田の畔などに自生する。 花は白色系と紅色系がある。 日本では、富士川付近を境に東日本では白花が多く、西日本では淡紅色、日本海側で紅色の花が多い。 花期７〜１０月 花はウメに似ていて、紅紫色、淡紅色、白色で、淡紫色の筋が入った花を咲かせる。 枝先と葉腋から細長い花軸を出した先に花を2個付ける。 花径は10〜15cm前後で花弁は5枚、萼も5つ、雄しべは10本、咲き始めの頃は柱頭の先が本に見えるが、開花後しばらく経つと5裂する。 花言葉は「心の強さ」「憂いを忘れて」など。 ①〜③　9/25 三ツ堀里山自然園にて撮影 ④⑤　9/4 上三依水生植物園にて撮影

ヒガンバナ ヒガンバナ科ヒガンバナ属 多年草 別名は曼珠沙華、カミソヒバナ、シビトバナ、トウロウバナなど 中国原産の史前帰化植物 日本全国に分布 土手、堤防、畔、道端、墓地などの人手の入っている場所に生えている。 秋の彼岸（９月）頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて、翌年の夏には枯れるという多年草としては特殊な性質である。 別名の曼珠沙華（マンジュシャゲ）は梵語（サンスクリット語）で「赤い花」「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味から名付けられている。 日本では各地方のみで通じる異名が数百から千種以上あると言われている。 花期は９月中旬（秋の彼岸頃） 土中の花芽は、温度の変化だけを感じて季節を知り、葉よりも先に高さ30〜60cmの枝も葉も節もない花茎を突き出し、その先に苞に包まれた花序が1個だけ付く。苞が破れると5〜7前後の花が顔を出す。 花は短い花柄があって横を向いて開き 、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。 花径は5〜15cmほど。 1つの花には花被片（花弁）が6個つき、長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。 雄しべは6本、雌しべは1本でともに花外に長く突き出る。 🏷️真っ赤な火曜日 🏷️あっ火曜日 に参加させていただきます。

今日のお花 ススキ イネ科ススキ属 多年草 東アジア原産 日当たりの良い山野に自生する 花期８〜１０月 草丈1〜2m 長さ20〜30cmほどの総状花序を伸ばし、10数本の総（ふさ）の節ごとに１対の小花からなる小穂（しょうすい）を多数付ける。 秋の七草の１つ 尾花（おばな）振袖草（ふりそでぐさ）とも呼ぶ。 ①②上三依水生植物園にて ③那須塩原の宿泊先の旅館にて ④山口県秋吉台にて（2024.10.30　撮影） ⑤三ツ堀里山自然園にて（2024.9.29　撮影）

今日のお花 リョウブ リョウブ科リョウブ属 落葉小高木 別名はハタツモリ、サルスベリ、サルナメリ 北海道南部、本州、四国、九州に分布 丘陵や山の尾根に自生する。 ⑤リョウブの冬芽は数ある樹木の中でも特徴的である。（2/15 三ツ堀里山自然園にて） ④新芽（若葉）は生で食べても甘みがあって美味しい。 新緑の美しさは雑木林でも目立つ。（4/9 三ツ堀里山自然園にて） ③でき始めの蕾の様子である。（5/20 三ツ堀里山自然園にて） ②花期は６〜８月で 房状で垂れ下がる。 花はウメに似ている小花の集合体で、5弁花に見えるが根元で合着している。 雌しべの先は3つに裂ける。（7/2 三ツ堀里山自然園にて） ①花後は、同じような雰囲気で実ができる。（7/31 筑波実験植物園にて撮影） 花言葉は「溢れる想い」

ジュズダマ イネ科ジュズダマ属 多年草 東南アジア原産 本州〜沖縄まで分布する。 水辺に生え、野原や空き地、湿地に自生する。 草丈1〜2m 実は硬くて光沢があり、昔はつないで数珠の玉にした。 別名はズズ、ズズコ、ツシダマ、トウムギ 花期７〜１０月 雌雄同株 花は上部から長短不揃いの柄を持った穂状花序を出す花茎の先端は、雌花が入った長さ1cmの丸い壺型の苞（苞葉鞘、苞鞘）をつけ、その先から雄花の小穂が伸びる。 雌花の小穂は固い苞に包まれた花穂で、柱頭だけを外に出し、雄花の小穂は苞を貫いて伸びて雄しべを垂らす。 花の色は白っぽい。 以上のように花は複雑で、大雑把に言うと、黄色が雄花（の葯）で、白い糸状のものが雌花（の花柱）である。 秋に果実が熟し、灰白色、茶褐色、セピア色、黒褐色など、一粒ずつ微妙な色になり、光沢のあるホーロー質になって非常に硬くなり、長さ10mm、直径7mmの卵状球形の数珠玉状になる。 花言葉は「祈り」 ①7/17 花の池公園にて ②③7/31 筑波実験植物園にて ④⑤8/10 三ツ堀里山自然園にて

今日のお花 ミソハギ ミソハギ科ミソハギ属 多年草 北海道〜九州に分布 湿地や田の畦などに生え、または栽培されている。 お盆の頃に紅紫色の小さな6弁花を多数つける。 盆花としてよく使われ、ボンバナ、ボングサ、精霊花（ショウリョウバナ）などの名もある。 花期７〜８月 花言葉は「切ないほどの愛」「愛の悲しみ」「慈悲」 これらの花言葉は、お盆の時期に仏花として供えられることが多いミソハギが、故人を偲ぶ想いと関連づけられていることに由来する。 私のよく行く所で、それぞれ撮影しました。 ①②7/5 茨城県自然博物館の野外フィールドにて ③④7/17 花の池公園にて ⑤7/27 三ツ堀里山自然園にて

今日のお花 ガマ ①②⑤ガマ ガマ科ガマ属 多年草 沼地、水辺などに生育する。 在来種で北海道〜九州に分布する。 ５〜６月頃に花穂が付き始める。 始めは苞というものにくるまれているが、開花とともに自然に脱落する。 上が雄花の穂、下が雌花の穂である。 雄花の穂は開花とともに大量の花粉をまき散らす。雄花と雌花の間はくっついている。 高さ1〜2.5m 雌花穂は果期に 長さ5〜25cm 幅24〜36mm 円柱形 花期６〜８月 ④コガマ ガマより小さい 本州、四国、九州に分布する。 高さ1.3〜2m 雌花穂は果期に 長さ4.5〜15cm 幅10〜20mm 上端がやや幅広い円柱形で濃い褐色 ③ヒメガマ 水辺、湖沼などに生育する。 ヒメガマは変異が多い。 高さ0.7〜2.5m 雌花穂は果期に 長さ5〜23cm 幅15〜25mm 円柱形 一番の特徴は雌花と雄花の間が離れていることで、軸が1〜8cm見えることである。 共通していることは、果実期になると、赤茶色のフランクフルトソーセージのような穂が目立つ。 穂は大量の綿毛付きのタネがぎゅうぎゅうにつまった状態になっている。 穂は成熟すると簡単にほぐれ、タネが風とともに飛び立って行く。

ミソハギ 何時もGレンズではエゾが付くので少し近場で撮れたので確かめ　白い毛も無いし葉が茎を抱くはちと分からず😅　ミソハギでしょうね お盆に必要な方もおられるようですが　馴染みのない私は綺麗だなで終わってしまう　

リョウブ（令法）の花 7〜9月に枝先に長さ10〜15㌢の花穂をつけ、梅の花に似た白色の5弁の小さな花を探せます 5月に蕾を見つけから3回目に花を見る事が出来ました 他の施設の方に若いうちは食料になるので昔は沢山植えられと聞きました

ミズヒキ タデ科イヌタデ属 多年草 北海道〜沖縄に分布だが、九州南部から沖縄では絶滅危惧種である。 山地や低地のやや湿った林縁や林下に生える。 高さ40〜80cm 葉は楕円形〜広楕円形で先は鋭形。 基部は広いくさび形で、長さ5〜15cm、幅4〜9cmで、両面に1mm内外の毛がある。 表面の中央にはときにV字型の斑紋が見られる（①②）が、花期では上部の葉はほとんど無柄である（④） 別名はハチノジグサで、シミ状の斑紋が「八」の字に見えるのでこの名がある。 花期８〜１０月 茎先から長さ20〜40cmほどの細い花穂を数本伸ばし、直径2〜3mmの花を穂状に咲かせる。 小さな花は4枚の萼片があり、赤色が3枚、ほぼ白色のものが1枚でこの萼片の色の違いが花穂を紅白に見せている。 ①〜③　6/29 三ツ堀里山自然園にて ④⑤　7/5 茨城県自然博物館の野外にて 🏷️8日は葉っぱの発表会　に参加させていただきます。

ミソハギ ミソハギ科ミソハギ属 多年草 北海道から九州に分布。 日当たりの良い山野や湿地に生える。 お盆にこの花を供える習慣がある地方では、家の周りや田畑の畔など、身近な場所に植栽されている。 名前はミソギハギが転訛したもので、「みそぎ（禊）に使う萩に似た花」を意味する。 別名はボンバナ、ボンクサ、ショウロウバナ、ミズハギなど。 花は赤紫色の小さな六弁花で、一輪一輪は6mm程度で小さいが枝分かれが多いため、びっしりと咲き、群生する様は美しい。

オミナエシ オミナエシ科オミナエシ属 多年草 秋の七草の１つである。 別名は敗醤（はいしょう） 和名の由来は、姿がよく似ている白花のオトコエシ（男郎花）に対する「女郎花」で、全体に優しい感じがするところから名付けられた。 別名の敗醤は、花を室内に挿しておくと、やがて醤油の腐敗したような匂いになっていくことに由来する。 北海道〜九州に分布。 日当たりの良い草地や林縁に自生している。 花期８〜１０月 草丈は60〜100cm 茎の上部が分枝して、花茎の先端に黄色い小花を平らな散房状に多数の花を咲かせる。 花径は3〜4mmほどの合弁花で、花冠は5裂する。雄しべは4個、雌しべは1個。 🏷️日曜ビタミンカラー♪　に参加させていただきます。

リョウブ リョウブ科リョウブ属 落葉小高木 北海道南部、本州、四国、九州に分布 丘陵や山の尾根に自生する。 若葉が食用となるため、飢饉に備えて植栽、貯蔵、採取を「令法（りょうぼう）」によって命じたことからリョウブと名付けられた。 花期６〜８月 白い小花が長さ10〜20cmの穂状になって咲く。 一つ一つの花はよく見るとウメに似ており、5弁花に見えるが、基部で合着した合弁花である。 小花の直径は1〜2cmほどで、雌しべ1つで先端は3つに裂け、10本ある雄しべは花冠の外へ突き出す。 花言葉は「溢れる思い 」 🏷️金曜日の蕾たち　に参加させていただきます。

チダケサシ ユキノシタ科チダケサシ属 多年草 別名はアスチルベ、ボンバナ、ヤマチダケ 日本固有種 本州、四国、九州に分布 山林の湿った林内や林縁、日当たりの良い草原、田畑の畔などに自生する。 名前の由来はきのこのチダケ（チチタケ）をこの茎に刺して持ち帰ったことによる。 花期６〜８月 茎には褐色の長い腺毛があり、直立して、高さ0.4〜1mになる。 花は径3〜5mmの小花が円錐状に集まる。 淡いピンク色あるいは白色の細長い花弁が5枚、萼が5枚、雌しべ（花柱）が2本、雄しべが10本あり、雄しべは花弁より短い。 花言葉は「自由」「恋の訪れ」「繊細」 🏷️木曜日は桃色 🏷️木曜モフモフ に参加させていただきます。

ヒメコウゾ クワ科コウゾ属 落葉低木 本州の岩手県以南、 四国、九州に分布する。 低地や低山地の林縁に自生する。 花期４〜５月 雌雄同株 新しい枝の下部に雄花序、上部に雌花序を付ける。 雄花序は径1cmほどの球形。 雌花序は径4mmほどの球状で赤紫色の長さ5mmほどの糸状の花柱を多数付ける。 果期は７〜８月 径1.5cmほどの赤く熟した集合果を付ける。 果実は食べられる。 ①②6/28撮影 ③雄花④雌花　5/3撮影 ⑤4/13撮影

ヤブミョウガ ツユクサ科ヤブミョウガ属 多年草 アジア（日本）原産 関東地方以西に分布 暖地の林縁などに自生する。湿気の多いところを好む。 花期７〜９月 草丈50〜100cm 茎の先端から花序を真っ直ぐ伸ばし、輪状に白い花を咲かせる。 花は両性花と雄花がある。 白い花弁が3枚、萼片も白く3枚、雄しべが6本、雌しべが1本で、花冠は直径8mm程度である。 いずれも一日花であるが、タイミングをずらして次々と咲くため、花期は１ヶ月ほど続く。 今シーズン、初めての出会いです。

シロバナノアザミ キク科アザミ属 多年草 ノアザミの白花品種 本州、四国、九州に分布 山野、道端などに生える。 草丈60〜100cm 頭花は直立し、総苞はほぼ球形で、花径2cm程度の白色の花を付ける。 花言葉は「自立心」「ひとり立ち」 もう終わりかけで、冠毛になっているものがほとんどでした。

カワヂシャ オオバコ科クワガタソウ属 越年草 別名はカワヂサ、カワジサ 花期５〜６月 在来種 本州、四国、九州、沖縄に分布 川岸、溝の縁、 水田の畦道なとの多湿地に生える。 高さは10〜100cm 葉は対生し、縁にはやや尖った鋸歯がある。 花は長さ5〜15cm、幅1〜1.5cmになる細い総状花序を出し、50〜120個の花を付ける。 萼は深く４裂し、萼片は狭卵形で尖る。 花冠は径4〜6mmで、皿状に広く開き４裂し、白色から白紫色になり、淡紫色から淡紅紫色の筋がある。 雄しべは２個、雌しべは１個である。 🏷️白い水曜日♡　に参加させていただきます。

キケマン ケシ科キケマン属 越年草（二年草） 本州の関東地方以西、四国、九州、沖縄に分布 草原、林縁、海岸近くの林内に自生する。 名前の由来は、花色が黄色で花序がケマン（けまんとは寺院の仏殿にある飾りのこと）に似ることから。 高さ30〜60cm。 茎先に長さ５~15cmの総状花序を出し、長さ1〜2cmの黄色の花を多数付ける。 花期３〜６月 花期がとても長く、ムラサキケマンよりずっと長く咲いている。 花言葉は「祈りある生活」 🏷️月曜日にビタミンカラー　に参加させていただきます。

オカトラノオ サクラソウ科オカトラノオ属 多年草 北海道〜九州に分布 平地から低い山地の日当たりの良い草地や道端に見られる。 茎の先端に長さ15cm前後の花穂をつけ、多数の花を咲かせる。 花穂は途中で横向きに曲がっているのが特徴。 地下に細長い地下茎が多数あり、これを伸ばして増えるので群生する。 花期６〜７月

ハンゲショウ ドクダミ科ハンゲショウ属 多年草 本州、四国、九州、沖縄に分布 低地の水辺や湿地に群生する。 別名はハンゲショウグサ、ハンゲソウ、カタシログサ、三白草など 高さ30〜100cm 葉は互生し、卵形〜披針形卵形で、5~15✕2~10cmで、先端は尖り、基部は心形である。 花期６〜８月 香りがある小さな花が多数集まり、長さ10〜15cmの総状花序を付ける。 花序は初めは下垂しているが、後に上を向く。 花期になると花序に近い数枚の葉が白くなる。花期が終わると再び緑色になる。

キミノニワトコ　最新の分類ではガマズミ科　分類の仕方によりスイカズラ ①果実が黄色に熟す種が稀にある 完熟途中かと思ってしまった😅 ②何時もみる赤くなるニワトコ ③葉が20ｾﾝﾁもある　アカソ？

ニワトコ スイカズラ科ニワトコ属 落葉低木 本州、四国、九州に分布 日当たりの良い山野に見られる。 花期４〜５月 果期６〜７月 実は直径3mmほどで、中には小判型の小さなタネが3個入っている。 鳥たちの大好物だが、人間には苦くてまずいらしい。 ①②6/6撮影　こんぶくろ自然博物公園にて ③6/13撮影　三ツ堀里山自然園にて ④6/1撮影　散歩コースにて ⑤5/20撮影　三ツ堀里山自然園にて 🏷️真っ赤な火曜日　に参加させていただきます