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土づくりの一覧

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しおん
植え替え中のアデニウム なんか土が沈むんで渋々抜いてみる 真夜中ちょっと長くなる土の話2 土が沈む(上から押し込める)状態だったんで もしかしたら根の一部が腐っていたり 虫が入り込んでるかと思いきや そんな事はなく植物は健康的 原因は普段買わないH社の観葉植物の土で植え パーライトと腐葉土が目減りした状態で 内部に空洞ができたらしい 排水の為や土の重量を減らす為に パーライト(白い鉢底石の細かいやつ)を混ぜる事がある 実際は日々の灌水で浮き上がって移動し 逃げたりするんで長期的に植えるものにはあんまり良くはない 半年で空洞ができるとは思わなかったけどね 腐葉土も同じく土をフカフカにしたり 重量を軽くしたい場合に堆肥の代わりに入っている 目減りが激しいしカビや虫も出やすいんで あまり比率が高いのはよろしくない 土が軽ければ軽いほど多く入っている カブトムシの幼虫を育てる茶色のが腐葉土である バーク堆肥は発酵されていて水分を含んでいるので多少重いが 植物の吸収も良く完熟していれば発熱もしない 養分が少し入っているので完全に腐葉土とイコールではない 排水を増したりする場合には砂質を少し加えると 長く使えて変質しにくい土を作れるけど 園芸はターゲットが女性メインで 重い土は買ってもらいにくい事情がある そこで出てくるのがパーライトや腐葉土の配合が多い土 商売との折り合いが付かんのだろう 軽い土には御用心 ちょっと前まで園芸店オリジナルブレンドの土を使ってて パッケージ変更とともに内容が変わり土難民 基本は団粒構造という読んで字の如く 粒を沢山並べて隙間を作り保水排水が 良くなるよう土づくりはするもので 園芸書の自分で土を作るときのベースに 赤玉土の比率が多いのは粒状でphをあまり変えないのが理由 鹿沼土も粒状なのにベースにされないのは 土自体がかなりの酸性で生育が向かない植物も多く かつ赤玉土より崩れやすく長期で団粒構造を 保つ事ができないという特性のため 酸性土壌を好むのは森が豊かであったり 熱帯雨林のような常に落ち葉が堆積しているような場所に生えている植物が多い アルカリ性を好むのは基本地層が石灰質であったり 硬水の河川や地下水の流域近くのもの 砂質の土地の植物など 火山でできた地層がベースのところなんかもアルカリ性である場合が多い じゃあ赤玉土をベースしてれば永遠に どんな植物でも使えるかというとそうもいかない 石や砂ではないので日々の移動や植物の成長で 粒は粉々になってやはり鉢底から流れ出たり 適度な空洞を保てなくなる それなら崩れない砂ベースなら良いのではないかとなると 今度は保水性保肥性が低く根が傷んでしまう 崩れやすい土と崩れにくい砂、保肥保水性がある 腐葉土やバーク堆肥のバランスが土づくりの要 生育環境の土質に合わせて更に改良材を調整する この改良前のベースが大体の植物に使いやすい土 というのを探して土難民を続けている 再利用もエコっぽくて聞こえは良いんだけど どんだけ殺菌しようとも病害虫は持ち越し 化成肥料を使うと塩分も持ち越し 薬剤も使うと更に残留分も気になってくるところ 微量元素の調整は野菜のように厳密に 後作を考えなければ過多や欠乏していく 捨てるのが難しくなければ入れ替えが 植物生育のためには本当は良い 毎回全部の微量元素までテスターで見る人なら 欠乏分だけ補えるけどそんな人は皆無でしょう 鉢栽培は自然のように循環も調整されない 自分でやらなければ補われないし 植物が成長している分は等価交換で土中から失われ 鉢底や上部から流れ出たものは勝手に戻っては来ない 枯れたものを残すと鉢内部で発酵熱や ガスを発生し根を傷めるし そのくせ外部から病害虫は来てヌクヌク居座るのである 園芸は深く掘り下げると理科や地理 自然科学や地学、化学にも思いを馳せる夜
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