返り咲きのスミレちゃんに出会いました。 空き家になってるような古いお宅の玄関先に  落ち葉が吹き溜まり、ヨウシュヤマゴボウの実もなり、その傍らに  咲いてました。 何スミレだろう？ コスミレ　小菫　かなぁ？ と、思いましたが、 ケナシノジスミレと、わかり、下↓に追記しました 写真では  赤紫色っぽく見えますが、実物は 淡青紫色でした 側弁に毛はないようです 柱頭はカマキリの頭 閉鎖花もあるし、蕾もありますね 種子がビッチリ詰まった果実も見っけ。 葉っぱは長三角形～長卵形でギザギザがあり、先は尖ってない。 アレレ？葉柄に少し翼がある？ 撮影　2025  11/24、11/29 職場近所の道端 …………………… 追記 すずはなさんから ノジスミレかなぁ？ かしさんから ケナシノジスミレだろうと、教わりました。 ありがとうございました🙇 ケナシノジスミレ🏷️つけます 追記 ケナシノジスミレ　毛無し野路菫スミレ科スミレ属の多年草 ・ノジスミレが 本州（秋田県以南）〜四国、九州（屋久島以北）に分布するのに対し 本種は、暖地に多いようです ・ノジスミレの変種で、全体的に毛深いノジスミレに対して、このコは 葉っぱ、茎、距の毛が無い品種なので、ケナシなんですね。 ・気になる葉柄の翼ですが、ホンスミレの翼は広くハッキリしていますが、迷っていたコスミレには翼はありません。 ノジスミレ(ケナシノジスミレも)には　狭く目立たない翼があります。 ・春の花期、葉っぱはヘラ型〜楕円状披針形ですが、お花が終わって花のない時期は長三角形〜卵形に変化します。 私、この変化具合をよくわかっていませんでした。投稿されているケナシノジスミレの春と秋冬の葉っぱを見比べてみて、納得しました。 地上茎なし 側弁は無毛 柱頭はカマキリ形 葉裏は紫色を帯びることがある

草紅葉   くさもみじ 　1/2 １つ目 ゲンノショウコ　現の証拠 フウロソウ科フウロソウ属の多年草 シロバナは東日本、赤花は西日本に多く自生するそうですね。 ありがたいことに　赤塚植物園や小石川植物園では　赤 白　どちらにも会えます。 果実が熟し弾けた後の形が，お御輿の屋根に飾られる装飾品に似ているので，ミコシグサとも呼ばれます。 神輿飾りの根本の萼や茎、葉っぱが紅く染まってました。 お花撮影　2023  9/17 お神輿と草紅葉撮影　2023  11/4 小石川植物園(別個体) ★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ ２つ目 キンミズヒキ　金水引 バラ科キンミズヒキ属の多年草 以前 投稿を拝見し  キンミズヒキも紅葉すると教わりました。 同じ場所に何株も生えてて　この辺りを歩くと　ひっつき虫だらけになって楽しかったです。 赤くなった  ひっつき虫　なかなかおしゃれ〜 撮影  2023  11/23 都立光が丘公園　昆虫原っぱ ★ ひっつき虫シリーズ ３つ目 ヨウシュヤマゴボウ　洋種山牛蒡 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草 大型のざっ草だからかなぁ　お花は見ても  果実や草紅葉の頃には　バッサリーノされちゃって　最後まで見届けられない事が多々あります。 この写真も同一個体ではありません。 野草園では果実と草紅葉も  見せてもらえました。私の背丈よりは少し低いけど  なかなか大きな株全体が 赤く、 西に傾いてきたお陽さまを浴び輝きを増してました  お花撮影  2022  6/16 果実と草紅葉撮影  2023   10/18 都立舎人公園野草園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 有毒なので人間は食べられませんが　鳥たちには美味しいごちそうのようです。 ４つ目 ヒメツルソバ　姫蔓蕎麦 タデ科イヌダテ属の多年草 花期は5月～11月となっていますが、冬にも咲いてる姿見ますね。 こんなふうに紅葉する姿も また かわいい～ 撮影　2023  11/23 道端 ★ お姫さまコレクション ５つ目 エノコログサ　狗尾草 イネ科エノコログサ属の一年草 シュッとカッコよく紅くなった葉っぱを見っけると　撮りたくなっちゃうんですよね～ 撮影　2023   12/7   スマホ 道端 ★ どうぶつシリーズ

★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ イスノキ　柞の木 マンサク科イスノキ属の常緑高木 静岡県以西〜四国〜九州、沖縄に分布 暖地の山地に自生 イスノキとの出会いは　こんなふうに　ガオーってお口を開けたような姿でした。 名札が無いので　お名前調べ苦戦し、イスノキかなぁ？と投稿した時　皆さんが一緒に調べ考えてくださり　わかりました。 ↑　春 お花が咲く頃　まだ実殻が残ってました。 若い実を見のがしてしまいましたが、昨日投稿した　トサミズキと似た感じて　丸い実に角のような花柱が残るそうです。 ↓　秋　覗きに行くと、 すでに　ガオーっと　お口開けた姿になってましたよ。 昨日投稿した　トサミズキと同じマンサク科のお仲間です。 ７～10 ㎜の 蒴果は、完熟し乾燥すると　外果皮が２つに割れて　中から黒い種を弾き飛ばします。( 種子は膜状種皮に包まれており それがバネ仕掛けのように弾ける) って仕組みは　トサミズキと同じなんですって！ 確かに〜！　似てますね！ トサミズキが　ゴツくて凶暴なガオー こちらイスノキは　ちょっと可愛げのあるガオー 　　　　　　　　　ぷぷぷっ 種を飛ばす威力のほどは　なかなか文献が見つからず　わかりません。 このイスノキ、お花よりも　果実よりも　虫こぶの方が注目度“大”なんです。 葉っぱも　実も　虫こぶだらけになるそうです。 お花と虫こぶの投稿　2021年 4/20 撮影　↑2021 3/27 　　　↓2021 11/27 都立赤塚公園 ( 生物多様性保護エリアの近くだけど、その中の自生の木ではなく、公園樹として植えられた木のようです。)

★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ トサミズキ　土佐水木 マンサク科トサミズキ属の落葉低木 春先に　爽やかレモンイエローのお花を咲かせますね。 この写真は　昨年秋１１月です。 ⬆　お花が　ぶら〜んとぶら下がる穂状だったので　実もそんな風にぶら下がってますね。 まだ完熟していない果実 (さく果)はコロッと丸く　二本の角が見えます。 角みたいなのは ２個の花柱が残ったものです。果実は中で２室に分かれてて　それぞれ１つずつ種子が入ってます。 ⬇　ぐぐ〜んと、拡大してみて下さい。 怖っ　エイリアンが お口を開けて噛みついてきそう。 　　　　　　　　うきゃ〜 完熟し乾燥すると　外果皮が裂けて大きく開きます。 その時 中から 黒い種を弾き飛ばします。( 種子は膜状種皮に包まれており それがバネ仕掛けのように弾ける) とは、言っても　私は　飛ぶ瞬間を見たことありません。 観察した方のお話によると、(ネット情報)　パチッんと音をたてて弾き飛ばし　なかなかの威力なんだとか。 この写真は　口が開いてて　中の種はもう弾き飛ばした後ですね。 見てみたいなぁ〜！ お花の投稿　2021 3/16 撮影　2021 11/3 帝京大学板橋キャンパス

★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ ゲンノショウコ　現の証拠 フウロソウ科フウロソウ属の多年草 北海道〜九州に分布 日当たりの良い野原や道ばた、山野、原野、水田のあぜなどに自生 12月半ばの植物園です。 ん！？！？　 ショウコちゃんどうしたの？　 お花の時期は 7月 - 10月くらいのはずなのに　寒い中１輪咲いてました。 ↖　まわりには　もうすぐ種を弾き飛ばしそうな実と、 ↓　弾き飛ばした後の姿が いくつもありました。 細長い実が 下の方から裂けて反り返り　クルリンとバネのような力で巻き上がるときに　種を弾き飛ばします。 写真のこの姿が　お神輿の屋根の四隅についている飾り (＝蕨手) に似ていることから「ミコシグサ神輿草」って　別名が付いてるそうです。 アメリカフウロやヒメフウロも　同じでしたね～ 撮影　2021 12/12 赤塚植物園 ★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ

フジ　藤　 マメ科フジ属のつる性落葉木本 日本固有種 去年　11月の写真です。 刈られずそのままになってる藤棚を見に行くと　フジのお豆サヤがぶら下がってました。 黄色に染まった葉っぱも美しかったです。 お豆サヤの長さは　10cm〜20cm だいたい１５cm前後位が多いかな。 短く柔らかな毛に覆われてるので　ビロードのような手触り。 けっこう好きです。ずっと撫でていたくなる感じ。 完熟し　寒く空気の乾燥した晩秋〜初冬に　サヤが捻じれる強い力で 種を弾き飛ばします。 その瞬間は見てませんが　パンパンと　ハッキリわかる音もするそうです。そして　直撃されると痛いんですって。 弾き飛ばされた種は　1,3〜1,5cm こんな風に種を飛ばして散布する方法を　自動散布と言います。 さて、この散布方法　なんて名付けましょうか。 ★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ って　どうかな？ たぶん、弾き飛ばしてるその瞬間を捉える事は　できないでしょうけど、　どんなふうに飛ばすのか　面白そうなので　見っけて行きたいと思います。 撮影　2011 11/27 公園の藤棚 ★ 弾き飛ばしちゃおうシリーズ