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もちっこの冬芽と葉痕の一覧

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もちっこ
2月5日撮影 小石川植物園 トガリバサザンカの近くにはこの木が。 ニワトコのようです。 幹は縦に筋が入り、成長すると、深い溝ができて独特の風合いになるようです。まだ大きくなる前は、ぽつぽつとイボのようなものが付いています。ここから裂け目が広がっていくんだなと思えるあともありますね。 葉痕は維管束痕が3つで可愛らしい顔になるはずが、これは葉痕の上の芽ができていないので、幹のイボが目のように見えて 怖い顔になっていました😅(葉痕がクワっと開いた口みたい🤭) クリーム色の小さな花とたくさんの赤い実、 わたしはどこかで見たことがあったかな??? 大きな冬芽とブロッコリーのような花芽、見たような気も…?探してみよう。 ニワトコ(接骨木) スイカズラ科ニワトコ属 (ガマズミ科、レンプクソウ科とするものもあり。APGⅢだとガマズミ科のようです) 《幹》 近い種類のセイヨウニワトコの幹は、「ハリーポッター」の魔法の杖の材料に使われていました。 《冬芽》 大きな冬芽は、冬とても目立ちます。春開きはじめた花芽はブロッコリーのよう。天ぷらにするとおいしいのですが、食べすぎは禁物です。 《人との関わり》 葉や枝を細かく切って乾燥させたものは薬になります。また幹の樹皮をはがした部分はコルク質で、顕微鏡で観察するための切片(せっぺん:観察するものを薄く切ったもの)を作るのに使われます。 《名前の由来》 ニワトコの名前は、ミヤツコギ→ミヤツコから転じたと言われています。この名は「宮仕う木」に由来し、大昔使われた木幣(神にささげた御札のようなもの)の材料にニワトコが用いられたことからきていると言われています。 別名の接骨木(せっこつぼく)というのは、ニワトコの幹や枝を煎じて水あめ状にしたものを骨折などの幹部に塗ると直ると言われていることからきています。 (NPO法人リトカル はなもく散歩 より) 調べてみたら、ありました🤭 2022年5月22日にブロッコリーのような芽を、五色沼で見ていました😆 初めは草だと思っていたくらい若い木だったようです。
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もちっこ
1月28日撮影 牧野記念庭園 ツツジつながりでドウダンツツジの後に出せばよかったなぁ。 葉痕がひょろーんとして可愛いですね。ポチッと側芽も見えていますね🥰 ツツジは「躑躅」と書くが、「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する。「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意である。 ツツジ属の花の花弁には斑点状の模様が多く見られる。これは蜜標(ガイドマークとも)で蜜を求める昆虫に蜜のありかを示している模様であることがよく知られている。蜜標によって花に潜り込む昆虫による受粉ができるように雄蕊がついており、雌蕊の柱頭は蜜標のある方に曲がっている。 (Wikipedia より) これはモチツツジ。ツツジ科ツツジ属ですね。…違っていたらどうしようと思いましたが、当たっていました。 ツツジ科の中でもツツジ属は、子どもの頃から想像する「ツツジといえばこんな形」…の花ですね。 他の属に比べて毛がたくさん生えていて、ちょっとだけべとってしているイメージが。 (蜜をちゅーっとしたからかな?) モチツツジ(餅躑躅) ツツジ科ツツジ属 ・伊豆半島以西の本州及び四国に分布する日本固有のツツジで、林の縁や崖など日当たりの良い場所に自生する。葉や茎がネバネバし、触れると指が貼り付くことから、餅あるいは鳥もち(黐)に擬えてモチツツジと名付けられた。ヒラドツツジなど多くの園芸品種の母種となる。 ・モチツツジの葉や茎がネバネバするのは、これらに生じる腺毛から粘液が出ているため。これは葉茎に限らず、花の付け根、萼、子房、果実なども同様で、虫の攻撃から身を守る。 (庭木図鑑 植木ペディア より) おおお、わたしがちょっと、べとってしている…と感じているツツジは、このモチツツジが母種ということでしょうか? 分布が伊豆半島以西とあるのは、自生地なので、園芸種ならここら辺にあってもいいですよね?
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もちっこ
1月28日撮影 牧野記念庭園 ここを始めた年に、センダンについて 花とものお師匠さんにいろいろ教えていただいて、 近くで見たいなあとずっと思っていました。 でもなぜか、散歩道のセンダンはわたしの身長より低く、毎年幹を残して切られてしまうので 花も実もなかなか見られませんでした。 他に、センダンの木があるところも何か所か知っているのですが、背が高すぎて花も実もうーんと下の方からしか見られません😆 この秋には、観察会で出かけた場所近くの小学校の校庭に植えられていて、ここは傍に坂道があるので、坂の上から近くで見ることができたんです☺️ ただ、そのためだけにそこに行くのはなかなか難しいなぁ…なんて思っていたんですよねー。 ここのセンダンは、やはり背が高いのですが、こんなに近くまで枝がぐいーんと降りてきているところがあり、 ひゃーひゃー言いながら撮ることができました🥰 近くに実がーーー😄!と思って撮りましたが、左側の写真には葉痕?も写っていますね☺️ なんか可愛いかもー💕 気が付いていたらもうちょっとピントを合わせようと頑張ったのになぁー😆 センダン(栴檀) センダン科センダン属 冬芽は、平たい球形。芽鱗は褐色で、灰色〜淡褐色の星状毛が密生する。葉痕はT字形。維管束痕は3個。 (樹に咲く花 より) 〝栴檀は双葉より芳し〟のセンダンは白檀(ビャクダン科ビャクダン属…サンダルウッド)のことで 全くの別物です☺️
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もちっこ
1月28日撮影 赤塚植物園 ツツジの冬芽たちです。 子どもの頃、ツツジといえば花をプチっと摘んで、付け根の蜜を吸う…ということを楽しむ花だと思っていましたが 観察を始めて、花の名前と科や属を調べるようになると ツツジにはわたしが思っていた花の他に ドウダンツツジのように垂れ下がって咲くものもたくさんあることがわかりました。 で、ドウダンツツジの芽は色がきれいだなと思っていたら 他のツツジの芽も、色が淡くて柔らかいきれいなものがたくさんあることに気が付きましたよ。 赤塚植物園にはツツジの山というゾーンがあります。万葉薬用園にもツツジがあります。いくつか撮ってみたので並べてみますね。 ↖️シロヤシオ(白八汐) ↙️ツツジ科ツツジ属 別名 ゴヨウツツジ(五葉躑躅) 枝先に5枚の葉が車輪状に並ぶ姿より。 芽鱗は赤褐色で縁に細毛がある。…と書かれているものが多いですが、その芽は茶色のカバーを付けているようです(上の写真) ・「ヤシオ」の語源は「八入」で、布を繰り返し染料に浸して色付けする作業をいう。シロヤシオの花は白色だが、花の様子がアカヤシオに似るため、アカヤシオに対してシロヤシオと名付けられた。 (庭木図鑑 植木ペディア より) ↗️アブラツツジ(油躑躅) ツツジ科ドウダンツツジ属 葉の裏が油っぽくピカピカしているのが名前の由来ということで、花の時期に何回かトライしたのですが、自分の手が入らないように葉の裏を写すことができませんでした😅 ドウダンツツジよりも柄が長く、垂れ下がって咲く花は美しいです。 芽は赤くツヤツヤです。 ↘️ジングウツツジ(神宮躑躅) ツツジ科ツツジ属 ・三重県、愛知県東部及び静岡県の蛇紋岩地域に分布するツツジ科の落葉(あるいは半落葉)低木。春に大輪かつ気品のある花を咲かせるため、原産地以外でも庭木として普及する。 ・ジングウツツジ(神宮躑躅)という名は、伊勢神宮の神域である朝熊山で発見されたことにちなむ。静岡県浜松市内の渋川に群生地があるため、別名をシブカワツツジ(渋川躑躅)といい、同地では例年、「渋川つつじ祭り」が開催される。 (庭木図鑑 植木ペディア より) 芽はやや赤みを帯びた緑色?縁に細毛が見られます。 こちらもツツジ属でプチっとやって蜜をチュー形のツツジですね。 アブラツツジや、ここにはありませんがドウダンツツジの芽には細毛は見られません。 プチっとやってチュー形のツツジはつぼみなどもモフモフした印象があります。 思うに、同じツツジ科でも 〝ツツジ属〟の芽は縁に細毛をもっているものが多いのかな???
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もちっこ
1月28日撮影 家の前の公園のナンテンです。 今年もこの木には実はほとんどありませんでしたが(鳥に食べられるのかな?) 面白いものが!😊 この木にはたくさんあったのですが、 枝が落ちた痕です。 葉痕ならぬ枝痕!?可愛らしいんですけど。 大きなものは2つの枝が落ちた痕ですが、ほとんどは右側?真ん中にあるように3つの枝が落ちた痕でした。 (下にコラージュして並べてみました☺️) ふふふ、もしかしたらこの木もミツマタが多いのかな? あ、3つ痕があるということは元の枝も合わせてヨツマタですね。 (〝 〟内は追記) 〝調べて分かりましたがこれも葉痕! 大きなものが2つしかないのは、左側のピンク色に見えるものが大きな葉の葉柄で、一枚、まだ残っているからなのですね!!〟 この木から少し離れた、追っかけモクレンの隣にあるナンテンにはこんなにたくさんの枝痕はありませんでした。他の木はどうでしょう? ナンテン(南天) メギ科ナンテン属 わー、調べてみたら やっぱりこれは葉痕のようでした。 ナンテンの葉は奇数三出複葉。3枚1組の葉ではなく、それを含めた大きな葉になるのですね。 それがポロリと落ちると三出なので、複葉は3方向に広がっているので、痕も3つになるのでした。 ちょっとクマかな?ネズミかな?耳が付いている可愛らしい形です。 今度は奇数三出複葉が分かるように撮ってみたいと思いました😆
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もちっこ
12月28日撮影 東京都薬用植物園 冬はやはり、実や、冬芽と葉痕探しなのかな。…とようやく気が付いたこの頃。 今シーズンはあまりにお出かけができなかったことと、仕事に追われすぎていて身体も緊張していたのか 寒い寒い🥶…というのになかなか気が付けなかったようです。 年末年始休みになって、気を緩めたら 寒さにも気が付いたというか…😅 去年に比べて、冬芽にも葉痕にも気が付いていなかったことに気が付きました。 植物園も、花だんやロックガーデンにはほぼ何もないような状態なので(管理されているからですね😆)林地を楽しみます。 ムラサキシキブ属の後はこの赤い芽が目につきました。でも、葉痕撮っていませんでした😅下の写真でわかりますかね??? コゴメウツギは昨年初めて行った初夏の観察会で教えていただいた木です。その後、赤塚植物園でも花を見ていますが、 そこからはお久しぶりです。 ここにコゴメウツギがあるということは分かっていませんでした。 行き慣れていると思っているところでも 見ていないものがたくさんありますね。 気が付けるようになりたいですが、そうなると全く前に進めなくなってしまうので、それはそれで困るなぁ😆 コゴメウツギ(小米空木) バラ科コゴメウツギ属
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