年末年始に咲いた蘭(の一部) ①　オンシジウム トゥインクル (品種不明) 　　Oncidium Twinkle, W.W.G.Moir 1958年登録 株分けして以来、枯れるでもなく大きくなるでもなく現状維持。トゥインクルは品種が多すぎて札落ちしたら確認しようもない。間違いも多いしね。 ②③セロジネ フィンブリアタ 　　Coelogyne fimbriata Lindley (1825) 今シーズンは秋がいつまでも暑かったからか、つぼみがなかなか膨らまず…と思ってたらいきなり寒くなったので蕾が小さいまま室内に取り込んだんだけど、それから咲き揃うまで結構日数がかかった。 それはそれとして、フィンブリアタって特に太陽に向かって咲くとかいうことはないらしく、②みたいに、比較的同じ方向に向いて咲いてれば写真も撮りやすいけど、しばしばそれぞれ勝手な方向を向いて咲くので、写真にすると③みたくなってしまう。 ④⑤セロジネ フィンブリアタ (白花) 　　Coelogyne fimbriata Lindley (1825) ④も全体像を写すと咲いているのか咲いてないのかわからないくらいそっぽを向いてる。安心してください、咲いてますよ⑤↑。⑤↓は昨シーズン咲いた花の実。まだ熟してない。熟れるまでに１年以上かかるんだね。 ちなみに、例年、年末年始の間にほぼ間違いなく咲くパフィオのリーアナムは今年はまだ咲かない………

９月に入ったのでセロジネ フィンブリアタの花芽も出始めた。咲くのはまだ２ヶ月以上先だけど。 セロジネ フインブリアタ Coelogyne fimbriata Lindley (1825)

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 こちらは20輪くらい🪴 今年はパンデュラータもあるかも❣️ 期待です😙♬♬ Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 ひと休みして咲きはじめました🪴 Coelogyne fimbriata

11月下旬の写真 セロジネ フィンブリアタ Coelogyne fimbriata Lindley (1825) つぼみが膨らんで、あるいは1~2輪開き始める頃に室内に入れて暖かい場所に置いておくと１週間くらいでほぼ一斉に咲く。という小技を昨シーズンに覚えたので、今シーズンも分け株でやってみた。これくらいまとめて咲くと鑑賞に堪えるね。 白花の方はその頃同時に咲いてたのをついでに撮影&合成。 元株の方は外に出しっぱなしなので、こんなにまとめて咲くことはなく、今も天気がいいと2~3輪ずつポツポツ咲いている。 この蘭について、日本で蔓延る偽情報・フェイクネームを多少なりとも是正するために、毎年以下： ①この蘭は日本では、ほぼほぼセロジネ ユニフロラ/ユニフローラ(Coelogyne uniflora)という名で流通している。 ②しかし、この蘭(セロジネ フィンブリアタ)は過去にもユニフロラ/ユニフローラだったことはなく(シノニム/異名ではなく)、日本で最初に誰かが誤認、或いは勝手に創作した名が、誰にも確認されることなく、日本のみで拡散された明らかなフェイクネームである。 ③セロジネ ユニフロラ/ユニフローラという名は、過去にセロジネ属から分離・独立し、パニセア属となった、全く別種の蘭パニセア ユニフロラ(Panisea uniflora (Lindl.) Lindl. (1854))のシノニム(異名)であり、現在、有効な学名(正式名称)としてはセロジネ ユニフロラという蘭は存在しない。 …のようなことを書き残しているのだけれど、2021年にセロジネ属とその近縁属の系統と分類に関する論文が発表されて、その結果、パニセア属はセロジネ属に再統合されたので、上記③に関しては、 ③セロジネ ユニフロラ/ユニフローラという名は、一旦セロジネ属から独立し、近年までパニセア ユニフロラ(Panisea uniflora (Lindl.) Lindl. (1854))として知られた全く別種の蘭の学名であり、この蘭(＝セロジネ フィンブリアタ)のことではない。 と変更しなくてはならなくなった。 まあ、そもそもパニセア ユニフロラを知らず、『「パニセア ユニフロラ」最近までセロジネ ユニフロラという名でしたが最近学名が変更されました』と言う全くデタラメな説明付きでセロジネ フィンブリアタを売っている“洋蘭専門店”もあったりするので、この混乱は当分是正されないだろうけど…。 ついでに言っとくと、今回のセロジネ属の再定義ではパニセア属の再統合だけじゃなく、他に13の属がセロジネ属に統合された。そのうち、園芸市場に出回っているもので特に関係しそうなのはフォリドータ属(Pholidota)とデンドロキラム属(Dendrochilum)だろう。これらも全てセロジネ属となった。つまり、これまでのDendrochilum wenzeliiはCoelogyne wenzeliiとなっているし、Pholidota chinensisはCoelogyne chinensisが正式名称になっている。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 いよいよ咲きはじめました〜 1ヶ月早かった😊 Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 ひと月ほどあきましたが、また咲きはじめました😊 Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲き終わって秋までおあずけと思ってたけど咲いた❣️ よく見たらまだまだ蕾がありました〜 得した気分😄♬♬ Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 最後の一輪😙‼︎ 2ヶ月楽しませてくれました❣️ 次は秋ですね😄♬♬〜 Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 まだまだ楽しませてくれてます😙‼︎ Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 これも展示会へ出品❣️ ツボミはたくさんあるんだけどなぁ〜 咲いてるのはちょっとだけ😅 もっと咲くと思ってたけど先週から冷たい雨が降ったりして気温が下がったから仕方ないです😙 Coelogyne fimbriata

２年前くらいにトリミングしたときに作った、小さい分け株を、試しに部屋の中に入れておいたら、一気に咲き進んで満開になった。 花芽が出来た後に、ある程度温度のあるところに置いておくと、ほぼ同時に咲き揃うってことなんだろうね。なるほど。 セロジネ フィンブリアタ Coelogyne fimbriata, Lindley (1825)

今年もそろりそろりと咲き始めたセロジネ フィンブリアタ。 Coelogyne fimbriata, Lindley (1825) １輪目の開花が11月末なのでこれもちょっと早めっちゃ早めだけど、これに関しては、まあ、誤差の範囲だね。 よほどの寒波が来ない限り、すこのまま屋外で２月頃までポツリポツリと咲き続ける。 で、一応今年も書いておきますけど、この蘭は日本でセロジネ ユニフロラ(or ユニフローラ)という名前で売られているモノと同じものです。 ですが、フィンブリアタは過去にもユニフロラという学名を冠していたことはなく、なので、現在も異名(シノニム)としてユニフロラという名を持っているわけではありません。当然、この蘭は日本以外のすべての国でセロジネ フィンブリアタと呼ばれています。 現代的な言い方をすれば、日本にフィンブリアタが持ち込まれたときに、誰かが「これはユニフロラだ」という“フェイクニュース”を流し、それを情報の裏取りもしないまま拡散に拡散を重ねた阿呆業者どもが作り上げたデマネームがセロジネ ユニフロラということです。 世界で唯一セロジネ ユニフロラという学名を有している蘭は、現在、セロジネ属から独立したパニセア属の１種となっているパニセア ユニフロラのみです。 パニセア ユニフロラ Panisea uniflora, (Lindl.) Lindl. (1854) (シノニム:Coelogyne uniflora, Lindl. (1830)) セロジネ フィンブリアタとパニセア ユニフロラが別種の蘭なのは見比べてみれば一目瞭然なので自分が売ってるものが何なのか確認しない業者がいかに多いかってことですよね。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 連日の霜が降りててオー寒💦💦 アボカドとライチを室内へ取り込むか🤔 前シーズンの教訓で屋外はムリ……。 なら早めにかな😙 フィンブリアタ🪴 まだまだ咲き続けてます❣️ Coelogyne fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 21輪咲きました❣️ 過去最高😄♬♬ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 開花進みました😄‼︎ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 横顔❣️ けさ咲いてることに気づきました😊〜 株分けしないで大っきくしてます🪴 今回は出来がイイので期待😙♬♬ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 また咲きだしました😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

今年も11月末からポツポツ咲き始めました。 例年、12月中旬～2月頃まで咲くので、今年はスタートが少し早めですね。 日本では、セロジネ ユニフローラ/ユニフロラという、付けられたこともないウソ名で呼ばれているセロジネ フィンブリアタです。まっ、ほぼ日本中の花屋がウソ名で売ってるので、年に1回くらい、こんなところでこの話を書いても、何も状況は変わらんですが。 セロジネ フィンブリアタ Coelogyne fimbriata Lindl. 1825 ラン科セロジネ属 中国南西部からヒマラヤ山麓にかけての東南アジア(スマトラ島、ボルネオ/カリマンタン島を含む)の低地～高地に分布する広域分布種です。 環境適応力が高く、日本の夏の暑さも問題にしませんし、冬も氷点下５℃辺りまでは問題ない事を確認しています。っていうか、氷点下２℃くらいまでは普通に咲き進みますからね。 一つ一つの花は小さくて、しかも、いくら蕾が沢山付いても一斉に開花することはないので、いくら大株にしても全然華やかにはなりません。上の📷のような寂しい感じになります😅 一株で10～20バルブ程度が丁度いいんでしょうかね～。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 また咲きだした😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲いては散って🥀 咲いては散って😊♬♬ 株は元気でボーボー😆‼︎ そろそろ鉢を作ってあげなきゃ💦💦 Coelogyne fimbriata

神代植物公園温室で出会ったセロジネ・ユニフローラと思しき洋ラン。 一目惚れをして同じ品種の白花のものをお迎えしました。 本来の学名はCoelogyne fimbriataで、Coelogyneはcoelos(空洞)とgyne(雌)から。由来は柱頭が窪んでいることから。 種小名のfimbriataは「フリンジのある」という意味で、由来は唇弁がフリンジ状になっていることから。 Coelogyneはラテン語の通りに読むとセロジネではなくてコエロギネっていうのは禁句なのかな。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲いては散ってを繰り返してます😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲きだしました😊♬♬ Coelogyne Fimbriata