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むらたぬき
オ ニ ユ リ (鬼百合) 古い時代の 中国からの渡来は 一説に過ぎず、朝鮮半島南部が 原産地と考えられている。(帰化植物) 草丈は 2mを 越えるものもある。花の花被片(花弁)は 根元から 強く反り返り、黒褐色の斑点も 大きめである。何より特徴的なのは、葉の付け根(葉腋)に 珠芽(むかご)が できることである。 オニユリが "3倍体"植物で 種子が出来ない事は 良く知られているが、繁殖は その珠芽(むかご)と 鱗茎(球根)の株分け(分球)のみで 行われる。 《⇨全てのオニユリは、同じ遺伝子を持つ・・つまり クローンなのだろうか? 🤔》 ※3倍体とは・・? 通常、生物は生殖の時 雄♂と雌♀から 染色体を1組づつもらうことで「2組」の染色体を持つことになる。これを『2倍体(偶数)』と 呼ぶ。これによって生殖による増殖が可能となり、進化や突然変異も可能となるのである。 『3倍体(奇数)』の場合は 染色体が3組あるので(割きれない)、生長はしても 生殖できる成熟した ♂や♀には なれないのである。植物の場合は 種子ができず、雌蕊や雄蕊による増殖が 不可能なのです。 一般的に オニユリは『3倍体』なのですが、朝鮮半島や「対馬」には 『2倍体』のオニユリが 存在しています。従って 対馬には オウゴンオニユリや 八重咲きのオニユリのような 変種や 変異体が 固有種として 存在しているのです。 また、3倍体のオニユリでも 在来種の コオニユリ(小鬼百合)とは 交雑が 可能で(コオニユリは 2倍体植物)、その交配により 異なる遺伝子型のオニユリが 確認されており、現存するオニユリが 全てクローンとは 限らないようです。 地球上の動物は ほとんど2倍体ですが、1部の微生物などに 3倍体が見られます。 植物では 他に『ヒガンバナ』や『ヤエヤマブキ』などが 3倍体です。 オニユリの鱗茎(球根)は 『ゆり根』として 食すことができますが、アクが強くて苦いので 主に流通するのは アクの少ない「コオニユリ」の鱗茎です。 なお、オニユリの珠芽(むかご)から 花が咲くまでは 3年かかると 言われています。 🏷土曜の土手の日 🏷土曜はお空の発表会
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