１１月１４日撮影 湧水地の用水路にて。 オオカワヂシャがとっても瑞々しくて、朝露かな？なんて思っていたんですが あとから写真を見たら、あれ？これって…？ もしかしたら水孔？？？ オオカワヂシャの葉って水孔があるんではないでしょうか？？？ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「水孔」の解説 水孔　すいこう　water pore ↓ 植物の葉にみられる排水組織の一種で，葉先，葉縁，鋸歯縁の先端にみられる。サトイモ，アジサイなどで発達している。気孔によく似た構造で，1対の孔辺細胞に囲まれているが，細胞内に原形質が少く，開閉運動もしない。水孔の下部には，細胞間隙に富む組織が仮道管まで連なっている。 （ここまで） えー、つまり、葉の縁のギザギザなどの先に水分の調節をする穴があり、そこから、過剰に摂取した水分を排出している植物があるのですね。 気孔は開いたり閉じたりして動物における呼吸のようなことをしていますが、水孔は開きっぱなしで閉じません。 湿気の多い日の早朝などに、水孔を持つ植物はぷちぷちと水を出しているんだそうです。 オオカワヂシャには水孔があるということでしょうか？ 探してみると、ぷちぷちと水滴が付いている葉がたくさんです🥰 オオカワヂシャ（大川萵苣） オオバコ科クワガタソウ属

７月１７日撮影　稲荷山公園 この公園はボランティアさんが花だんのお世話をしてくださっていて、園芸種のコーナーもあります。 他にも保護している植物もあり、植樹もしています。 こんなアジサイもぽつんぽつんと咲いているのです。 さて、さっきの水孔、アジサイにもあると、書きましたが 左下の葉っぱ、縁に水が溜まっていませんか😳？ もう７時過ぎなので（さっきの葉たちも）水分が滲んでいますが、 もっと早い時間なら 百日紅さんのお写真のようなコロンとした水滴も見ることができるのでしょうか？ 夏休みには自然がたくさんのところへ出かけます。（宿の周りに森がありますよ）早起きして歩いてみたいと思いました🥰 アジサイ アジサイ科アジサイ属

７月１７日撮影　稲荷山公園緑地保全地区 稲荷山公園へ戻る前にもう一枚。 昨年の夏に森の中で、朝露が葉の周りについた葉を見つけました。 葉の形で、縁に水が溜まるのが可愛らしいなあと思っていたのです。 …が、今年の春、 百日紅さんの投稿で、これは植物が体の中で余った水分を、水孔から外に出す現象だということを知りました！ 水孔とは、植物の排水組織だそうです。 植物には気孔があって、閉じたり開いたりしながら呼吸をしている…というのは、理科で学習して知っていましたが 水孔という水を出す孔もあるのだそうです。 ただ、気孔は状況に合わせて開閉できますが、水孔はただのあなです。 葉の先端や葉脈の端、鋸歯の先端付近に見られます。そして、すべての植物に備わっているわけではないらしく、イネ科植物やサトイモ・フキ・アジサイ・ユキノシタ・ヤブガラシ・ソラマメなどで見つかっています。 コメ、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、ソルガム、トウモロコシ、タバコ、トマト、イチゴ、キュウリなど多くの作物でも知られているようです。 昼間は盛んに光合成をしているため気孔が開いているので蒸散も行われ、晴れた日は水分不足になりやすいけれども、夜間に根から水分を吸収して水分補給をしています。 そして、早朝までに水分が過剰になると、水孔より出水するようです。 （気孔からは蒸散、水孔からは排水というのかな？） なので、この現象は根の活性が高いことが必要で、朝、湿気の高い日に起きやすいようです。 そこで、この写真です。 撮影したのは朝７時です☺️前日に梅雨明けしました。そして、これはヤブガラシの葉ですかね！ ハート形の葉はなんでしょう？スミレ？ではないですよね…？これが何の葉なのかは謎です。分かる方教えてください🙏 （参考資料：岡山理科大学生物地球学部生物地球学科 旧植物生態研究室（波田研）のホームページ　および岐阜大学教育学部　理科教育講座）

８月３日４日　宮城県遠刈田 朝の散歩にて。 梅雨明けして、急に暑くなりましたが 東北は朝晩はちょっと涼しくなります。 スギナ　クモの巣 ハコベ？　ムグラ　ミツバ …でしょうか？ わー、こんな風に露が付くんだ…と ちょっと感動しました🥰 （2021/08/28更新） １年経ってしまいましたが、これ、朝露ではないのではないか？ …ということがわかりました。 もう少し前にわかったのですが、更新が遅れています😆 これは水孔という水を出す孔（あな）から、余分な水を出している出水という現象のようです。 どの葉にも気孔があり呼吸をしていますが、水孔はあるものとないものがあるようで、どの葉でもこうなるわけではないようです。 湿気の多い早朝に見られる現象のようです。