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ジギタリス(キツネノテブクロ<狐の手袋>)の一覧

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カタバミ
7月、文月。とはいえ、まだ梅雨の真っ只中。でも夏のイメージが強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようとしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その1。 同じ鐘形風貌の、全く違う範疇の草花2つ。 ---梅雨時季の自宅近くのオープンガーデン。近いが故に足が遠のくだろうか、久しぶりに足が向く。 そこに観たもの、繁茂する色とりどりの様々な草花が、雨滴を少し光らせるながらジッとしていた。そっとそれらに近づく。 そこには、同じ鐘形のフクロの風貌を持つも、全く違う範疇の草花が、多少の距離を持って、そのガーデンで静かにその持つフクロを下向きに揺らしていた。 ホタルブクロ(蛍袋)とジギタリス(キツネノテブクロ<狐の手袋>) ・ホタルブクロ<蛍袋、別名 チョウチンバナ<提灯花>、トッカンバナ<トッカン花>(キキョウ科 ホタルブクロ属) (出典・参考; ホタルブクロの属性等 6/8 ’21) ・ジギタリス<別名 キツネノテブクロ<狐の手袋>、フォックスグローブ. >(オオバコ科 キツネノテブクロ属/ジギタリス属) ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジアに約20種が分布する多年草、または一・二年草※。 分布域は西ヨーロッパ~南西ヨーロッパ、北西アフリカ~中央アジアにあり、森林の開けた場所、岩山の斜面、海岸の崖など、幅広い環境に自生が見られる。※本来は多年草ですが夏の暑さに弱いため、多くは二年草として扱われている。 その中で美しい花を持つ数種がジギタリスとして流通しているが、最も一般的に栽培されるのは、ジギタリス・プルプレア種。 プルプレア種は、ヨーロッパの温帯地域に広く分布する多年草のジギタリスである。 華やかで大きな花穂を持つことから多くのガーデナーを魅了し、世界中で広く栽培されている。 日本へは明治時代に薬草として渡来しましが、近年ではイングリッシュガーデンを代表する花として多くの園芸品種が流通している。 ジギタリスの花期は5月~6月。 花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部から花序を伸ばし、花径2~4.5㎝程度の花を穂状に咲かせる。 花は鐘形で、内部の下側には特徴的な斑点が見える。 雄しべ2個は花冠の内上側に付き、花冠の内部には長い毛が生えている。 花序は下から上へと咲き進み、花は日差しの強い方向に向いて咲く。 花色は紫、白、ピンク、オレンジ、黄、茶、複色。 葉は長めの卵形で、縁に浅い鋸歯、表面には皺があり、互生。 冬は地際にロゼット状に葉を出して冬越する。 茎は花を咲かせながら1mを超える草丈に成長し、直線的な草姿が花壇の奥行きを演出してくれる。 耐寒性が高く、暑さに弱い性質。 東北以北の寒冷地では夏越しが可能。 寒い地方では年々大株になり、1株から数本の花穂を立ち上げるが、株の寿命はあまり長くない。 環境さえ合っていれば、こぼれ種でもよく増える。 <ジギタリスの全草に毒がある>                ジギタリスは全草にジギトキシン、ジゴキシンなどの有毒成分が含まれている。 多量に摂取するとおう吐や頭痛、不整脈、視覚異常を引き起こしたり、最悪の場合は死に至ることもある猛毒の成分である。 古くから切り傷や打ち身に対して使われていた他、うっ血性心不全の特効薬としても広く知られている。                心臓病の治療薬として有名なジギタリス製剤は、かつてはジギタリスから抽出した成分から作られていた。 現在では科学的に合成されている。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
7月、文月。とはいえ、まだ梅雨の真っ只中。でも夏のイメージが強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようとしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その1。 同じ鐘形風貌の、全く違う範疇の草花2つ。 ---梅雨時季の自宅近くのオープンガーデン。近いが故に足が遠のくだろうか、久しぶりに足が向く。 そこに観たもの、繁茂する色とりどりの様々な草花が、雨滴を少し光らせるながらジッとしていた。そっとそれらに近づく。 そこには、同じ鐘形のフクロの風貌を持つも、全く違う範疇の草花が、多少の距離を持って、そのガーデンで静かにその持つフクロを下向きに揺らしていた。 ホタルブクロ(蛍袋)とジギタリス(キツネノテブクロ<狐の手袋>) ・ホタルブクロ<蛍袋、別名 チョウチンバナ<提灯花>、トッカンバナ<トッカン花>(キキョウ科 ホタルブクロ属) (出典・参考; ホタルブクロの属性等 6/8 ’21) ・ジギタリス<別名 キツネノテブクロ<狐の手袋>、フォックスグローブ. >(オオバコ科 キツネノテブクロ属/ジギタリス属) ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジアに約20種が分布する多年草、または一・二年草※。 分布域は西ヨーロッパ~南西ヨーロッパ、北西アフリカ~中央アジアにあり、森林の開けた場所、岩山の斜面、海岸の崖など、幅広い環境に自生が見られる。※本来は多年草ですが夏の暑さに弱いため、多くは二年草として扱われている。 その中で美しい花を持つ数種がジギタリスとして流通しているが、最も一般的に栽培されるのは、ジギタリス・プルプレア種。 プルプレア種は、ヨーロッパの温帯地域に広く分布する多年草のジギタリスである。 華やかで大きな花穂を持つことから多くのガーデナーを魅了し、世界中で広く栽培されている。 日本へは明治時代に薬草として渡来しましが、近年ではイングリッシュガーデンを代表する花として多くの園芸品種が流通している。 ジギタリスの花期は5月~6月。 花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部から花序を伸ばし、花径2~4.5㎝程度の花を穂状に咲かせる。 花は鐘形で、内部の下側には特徴的な斑点が見える。 雄しべ2個は花冠の内上側に付き、花冠の内部には長い毛が生えている。 花序は下から上へと咲き進み、花は日差しの強い方向に向いて咲く。 花色は紫、白、ピンク、オレンジ、黄、茶、複色。 葉は長めの卵形で、縁に浅い鋸歯、表面には皺があり、互生。 冬は地際にロゼット状に葉を出して冬越する。 茎は花を咲かせながら1mを超える草丈に成長し、直線的な草姿が花壇の奥行きを演出してくれる。 耐寒性が高く、暑さに弱い性質。 東北以北の寒冷地では夏越しが可能。 寒い地方では年々大株になり、1株から数本の花穂を立ち上げるが、株の寿命はあまり長くない。 環境さえ合っていれば、こぼれ種でもよく増える。 <ジギタリスの全草に毒がある>                ジギタリスは全草にジギトキシン、ジゴキシンなどの有毒成分が含まれている。 多量に摂取するとおう吐や頭痛、不整脈、視覚異常を引き起こしたり、最悪の場合は死に至ることもある猛毒の成分である。 古くから切り傷や打ち身に対して使われていた他、うっ血性心不全の特効薬としても広く知られている。                心臓病の治療薬として有名なジギタリス製剤は、かつてはジギタリスから抽出した成分から作られていた。 現在では科学的に合成されている。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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