藤岡歴史館の夏季企画展"堀越二郎 78年前の夏ものがたり"を見てきました😊 堀越二郎とは…10年程前のジブリの"風立ちぬ"という映画でも取り上げられましたが、藤岡市出身の零戦の設計者でございます🤗 丁度10年程前にこの地に来た私は開催されていた"風立ちぬ"の原画展等にもいっております。そしてここに来る前に地元で勤めていたのは三菱系の会社だったのでそこはかとなくご縁を感じたのでした(堀越二郎は三菱で航空設計をしていたのです)。 今年は堀越二郎の生誕120年という事なのですが、図らずもライト兄弟の初飛行から始まった航空の歴史も120年なんだそう。 たったそれだけの時間⏳で…初飛行から数十年で…航空技術の遅れていた日本で零戦を作るまでになるものなんですね…😮 零戦が使われた戦争については色々考える事もありますが…技術の進歩のスピード、そして当時の日本の技術力、優れた思考力というものを改めて考えさせられる展示なのでした😊☝️ ※お花はまだまだあちこちで盛っている百日紅(サルスベリ)🐒。

「零戦と戦艦大和」文春新書　 写真はアルストロメリア　ピンクの花言葉は「気遣い」 第１章　帝国海軍VS米国海軍 日本はなぜアメリカに勝てないのか？ ○ニッポン型現場主義VS米国型独裁トップ ○職人芸、名人芸VS大量生産、サイエンス 第２章　零戦と戦艦大和 ○すり合わせで世界の頂点へ 日本海軍は零戦の真珠湾攻撃に始まり、沖縄戦の大和の沈没によって終わった。 ○大和の凄さ 戦艦として最大の特徴は46センチ砲。アメリカのアイオワ級は40.6センチ砲。 装甲の厚さ41センチも世界一。 不満はエンジン。 当時で27ノット。アイオワ級は33ノットなので空母艦隊に随行できた。 日本はカタログ上の性能に依存しすぎ。 ○零戦　抜群の運動性能 昭和15年登場。向かうところ敵なし。 長所は後続距離 3000キロ以上。 ワイルドキャットは1450キロ。 空母に搭載される艦上戦闘機は大戦前半の最優秀機といえる。 ○技術の〝すり合わせ〟で頂点へ 機体は軽量化のため超々ジュラルミンを使用。 栄エンジンもコンパクトに作り軽量化。プロペラも木製から金属製。 飛行機の脚は引き込み式にして非常にスマート。 結局、それを運用さる人間に問題があった。 ・・会社も同じ事が言えますね。 こんなスゴイ人にこんな仕事をやらせているなんてと思うのと同時に、どうしてこの人が人を指導する立場にいるのか？　 いまだに自分の会社は精神論の部分が強いように思います。 適材適所が大事ですね！