虫シリーズ🦗
毎年これくらいの時期に現れるクサカゲロウ。薄緑のオーガンジーを纏った金色の瞳の妖精‥

ヨツボシクサカゲロウ: 成虫は甘露を食すと書いてあるものが多いですが、花蜜やアブラムシの分泌物でしょうか？ほとんど何も食さないという方が実態に近いような気がします。卵は細い糸で一個ずつ壁などに繋がっており、それがひとまとまりをなすと儚げで美しく、優曇華の花などと言われます。そこから孵化する幼虫はアリジゴクの地上版で、自ら積極的に動いてアブラムシなどの体液をチューッと吸います🥤アリジゴクの親であるウスバカゲロウもそうですが、幼虫時代に殺戮の限りを尽くした後は、ほとんど何も食べず、子孫を残して儚く散っていくのは何となく教訓的ですね。