ふぅー
今日も無事に終わるね。
自営業として考えさせられる事が身近で起こった。

村のお寺さんのご住職とその奥様の話。
僕の家も檀家になってまして、普段からお世話になってます！

ご住職が89歳、奥様が86歳の御高齢でして、7月迄はちゃんと仕事をしてました。

89歳でも車を運転してるし、奥様と二人で買い物へ県外まで行く事もあったの。

でも、先月あたりから奥様の身体の調子悪くて、両腕はテーブルの上まで上がらない、台所での煮炊きが出来ない。

身体のあちこちに湿疹が出来て痒みが酷くて、もう皮膚の色が変色してる。

お盆やお彼岸などには、檀家さんが大勢いらっしゃるが、前みたいにお茶が出せなくなって隣の部屋で横になってる感じですね。

ある日、辛かったのでしょうね、奥様が
旦那様に、(いつまで、やらんだっし？)と言ったらしぃです。
いつまで仕事をやるんですか？と…
言った奥様も辛かったでしょう…
言われた和尚様も辛かったでしょうね。…

和尚様はまだまだ自分ではやるつもりだったが、奥様からそう言われて、かなりへこんだのかな？ ピーーンと張ってた何かが
プツンと切れた。

今は跡継ぎが居ないので、他のお寺さんからご住職を呼んで引き継ぎをしてる段階です。

僕らも自営業です。
幾つまで出来るかは分からないが、嫁様に
いつか、(いつまで やらんだし)と言われるんだろうな。

でもね、昨日 和尚様がお茶飲んでる時に、
夜中に身体を掻いてる奥様を見て、
あぁ〜 むずせえなぁ〜(可哀想)と思ったって僕らに言ったその顔は
和尚様ではなく、1人のお爺ちゃんの顔でした。