モミジガサ

キク科コウモリ属
多年草
在来種
名前の由来は、傘のように垂れた状態からモミジのような葉が開くことに因む。
別名はシドケ、シトギ、モミジソウ
北海道、本州、四国、九州に分布
丘陵地や低い山地の湿り気のある樹林の林床、林縁に自生する。
茎は直立し、高さ60〜100cm。
葉は互生し、葉柄が長さ5〜15cmで長く、茎は抱かない。葉身は長さ15cm、幅10〜25cmの半円形で、モミジ状に深く5〜7裂し、表面は無毛でツヤがある。
花は円錐花序を作り、やや紫色を帯びた白色の頭花が数十個集まって付く。
総苞は長さ15mm、直径6mm位の筒状で乳白色で、総苞片は5個。
頭花は5個の小花からなり、全て両性の筒状花である。
小花の花冠は5裂し、雌しべの花柱の先は2つに分かれて大きく反り返る。
花期8〜9月

撮影したのは10/24でしたが、まだ咲いていました。