名前を教えて！タグに回答しました。
｢ベニバナヤマシャクヤクの実｣かも！

名は、ヤマシャクヤクに似ていますが、花が淡紅色であることからついたものです。単にヤマシャクヤクの赤花品と思われがちですが、ヤマシャクヤクとは明確な違いがある別種で、花柱が長く柱頭が強く外側に巻き込みます。
環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類（VU）で、東北地方北部においても極めてまれで、ヤマシャクヤクよりもはるかに少ない植物です。明るい落葉広葉樹林の林床に生える多年草で、高さ40〜50cmになります。根茎は肥厚して紡錘状になり、太い根を出します。茎は直立し、基部に少数の鱗片葉があります。
葉は2〜3個が互生し、2回3出複葉で小葉は長さ6〜12cmの倒卵形～長楕円形で全縁、裏面に白い軟毛が生えます。
花は直径4-5cmと大きく、淡紅色で茎の先に1個つきます。花弁は倒卵形で5〜7個あり、半開きの状態で縁が重なり合ったまま満開を迎え、落ちるのです。萼片はふつう3個で卵形。環状の花盤の外側に多数の雄しべがあり、内側に雌しべがあります。花柱は3〜5個あり長く、暗紫紅色の柱頭が外側に強く巻き込みます。
果実は長さ2.5〜3.5cmの袋果で、裂開して中から直径6-7mmの紫黒色の種子と赤い不稔の種子が現れます。葉の裏面が無毛のものをケナシベニバナヤマシャクヤクといいます。
ヤマシャクヤクの葉の裏面はふつう無毛ですが、軟毛が生えるものがあり、葉での区別は難しいのです。
ベニバナヤマシャクヤクは、種が発芽するまで２年、発芽してからつぼみが付くまで3～4年、花の色の確認まで5～６年かかるため半数が幼い株となります。ちなみに、この花には毒性があるため、鹿の食害から逃れて群生することができるのだそうです。

@山ちゃん さん

詳しく教えていただきありがとうございます🙇‍♀️ そんなに珍しいお花かもしれないのですね！

ここは標高1000m近くで雪が深く、落葉広葉樹の地域です。山野草は保護されているので、可能性はあります！
春になって花が確認できたらいいなあ

蝶のpicと思いました……
珍しい花ですね 素敵ですね✨
湿原には魅力的な植物がたくさんあるのですね

私も初めて見る実と種だったのですが、
あまりの色にビックリ🫢

春にどんなお花が咲くのかとっても楽しみです♪

@rock女子 さん……
本当ですね✨
山野草というか自然界になかなか無い色でしたので…(笑)