🏷️毎月23日は本と植物とに参加　　　　　
します

「庭仕事の愉しみ」
　ヘルマン・ヘッセ　著
　　　　岡田　朝雄　訳
　　　　1996年6月第1刷発行
　　　　1996年7月第4刷発行
　　　　　　　　　　　草思社

8月に北大総合博物館にて
「人文的昆虫展」を観てきました。
その中の展示物に
　ヘルマン・ヘッセ
　〜少年の日の思い出〜があり、
　この本も紹介されていました。
　私はGSを始める前に読んでい　
　ました。
　とても素敵な楽しい本ですので
　紹介させてください。
　
ノーベル賞作家であり、心から自然を愛するヘッセが、花づくり、野菜づくり、草むしり、焚き火などの庭仕事を通して、樹木や草花への愛、「一区画の土地に責任を持つ」ことの喜びと愉しみをしみじみと語っています。
　　
GSを愛する皆さんなら、植物に対する気持ちはヘッセと同じであると感じるでしょう。ヘッセの時代も、お馴染みのお花は同じです。
本書には、エッセイ12編、詩27編、叙事詩「庭でのひととき」.
未完の小説「夢の家」、童話、手紙などが収録されています。

①本書に掲載されている木、
　白百合、クレマチス、紫陽花。
　私の庭に咲いたお花を
　コラージュしました。
　木は昨日のイチョウです。

②③目次から一部掲載

④ヘッセの絵と文 (本書から)

⑤「人文的昆虫展」のポスター
　他にメーリアンの立体昆虫図譜
　の展示あり。
　　「虫を描く女(人)」
昆虫学の先駆」
マリア・メーリアンの生涯
　　　　　　　中野京子　著
　　も面白かったです。