『トウガラシ』
🏷️今日のお花


🌶️ もともとは南米原産

コロンブスがアメリカ大陸から持ち帰ったのがヨーロッパへの広まりの始まり。唐（中国）から来たと思われたので、日本では「唐辛子（とうがらし）」と呼ばれるようになりました。

🌶️辛さで動物を選別⁉

鳥は辛さ（カプサイシン）を感じません。だから鳥が実を食べて種を遠くまで運んでくれる。逆に哺乳類（人間やネズミなど）は「辛い！」と感じるので、食害を防げる。自然界の知恵ですね。

🌶️辛さは「スコヴィル値」で表す

科学的には「スコヴィル辛味単位（SHU）」で計測されます。世界一辛い品種は毎年のように記録更新していて、もはや兵器レベルです😅💦


🌶️代表的なトウガラシと辛さ

1. キャロライナ・リーパー　
約 200万〜220万SHU
🤬世界一辛いとギネス認定されたことがある。食べると危険なほど。
2. トリニダード・スコーピオン
約 150万〜200万SHU
😡名前の通り「サソリの毒針級」の辛さ。
3. ブート・ジョロキア（ゴーストペッパー）
約 100万SHU
🥵インドのアッサム地方原産。「幽霊のように消える」辛さ。
4. ハバネロ
約 10万〜35万SHU
😠フルーティーな香りと強烈な辛さ。サルサやチリに。
5. タイ・チリ（プリッキーヌーなど）
約 5万〜10万SHU
🔥タイ料理の火を吹くような辛さの秘密。
6. 韓国トウガラシ（コチュ、タカノツメ）
約 3万〜5万SHU
🌶️キムチや日本の鷹の爪はこのクラス。
7. ハラペーニョ
約 2,500〜8,000SHU
🌶️メキシコ料理の定番。青唐辛子でフレッシュに食べられる。
8. パプリカ、シシトウ
約 0〜200SHU
🌶️ ほぼ辛味なし。シシトウは時々「当たり」があるけど、あれは環境要因😅💦
　余談だがシシトウ料理すると良く🎯。私だけ🥵🔥🌶️‼️🤣🤣🤣



🌶️トウガラシの主な薬効

1. 血行促進
※ 有効成分「カプサイシン」が血管を拡張して血流を良くします。
※ 身体を温め、冷え性・肩こり・腰痛・神経痛の改善に役立つ。
※ だから湿布薬や塗り薬にトウガラシ成分がよく使われています。

2. 発汗・代謝アップ
※ 辛さで発汗作用があり、代謝が高まってエネルギー消費が増える。
※ ダイエットやデトックスのサポートとして利用されることも。

3. 食欲増進・消化促進
※ 適度な辛さは胃液や唾液の分泌を促進し、食欲を増進。
※ 消化も助けるので、食欲が落ちる夏バテにも効果的。

4. 殺菌・防腐作用
※ カプサイシンには抗菌性があり、保存食のスパイスとして重宝されました。
※ インドやタイなど暑い国の料理に唐辛子が多いのは、実は理にかなっているんです。

5. 鎮痛効果
※ 「辛さの刺激」によって、脳が痛みを感じにくくなる（痛覚を鈍らせる）働き。
※ 医薬品でも「カプサイシンクリーム」が神経痛や関節痛に使われています。

🌶️ただし注意点⚠️

🥵　摂りすぎると胃腸を荒らすことがあります。特に胃炎や胃潰瘍の人は控えめに。
😱　激辛品種（ハバネロ以上）は「薬効」より「刺激」が強すぎて、危険な場合も💦
😅　適度な辛さを楽しむのが一番効果的です。


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江戸時代の日本では、唐辛子を炒って粉にした「七味唐辛子」が薬として売られていました。
薬味（やくみ）って、文字通り「薬」になる調味料なんですね🧐‼️