@soraさん 初めましておはようございます so.raの小さな物語などを読ませて頂きました 僕も6年前に最愛のワンコ15歳を 口のガンで亡くしました 年末も年始も 開いている動物病院へ連れて行って点滴などをしてもらいました やってももうダメだと分かっていても放っておく訳にいかない 治療費は相当なものでした 人間も動物も”大切な命”にかわりはないです soraさんの文面に涙が止まりません The angel’s ladder you saw will make you happy ”❤️ビタミンC、E、B2、D 、リコピン、トマト🍅果物、野菜🥦皆んな食べたら元気100倍、ハツラツと行きましょう💐💐💐
桑田佳祐さんの詩をありがとうございました。ウマキチさんの投稿はとても素敵で、添えられた言葉も深いなって。GSでお知り合いになれて嬉しいです。フォロバをありがとうございました🥰 sunny tomorrow.🌞 Under the clear sky, happiness will surely sprout✨🌱🌱🌱
@ウマキチ さん 🌿Like the flowers that bloom on the rocky terrain of the mountains, flowers that sprout from a heart of deep suffering, can they give someone hope for life?😊
** たぬき桜 ** その 28
ひ とは誰でも
め には見えない
こ ころの宝を持っている
う れしい事ばかりじゃない人生の
そ の行く道に出会った
小さな花でさえ
人生を支える
力をくれることもある
そうして一歩 また前を向く
今までも 今も
道の途中
🌱
健太の見学2日目
きむら動物病院は、町外れの小さな病院だったが、朝から絶え間なく人が訪れていた。
お昼が過ぎて 午後3時
やっと昼食を取ろうとした時に、一人のお婆さんがドアを開けた。
休憩の時間なのは知ってるんですが、どうか見て下さいと、ぐったりしたわんちゃんを抱いていた。
やぁ、はるさん、久しぶりですね。こんな時間に珍しい。
先生はドアを開いて、気さくに声をかけた。
シロくん、ずいぶんぐったりしてるようだが…かまいませんよ、さぁどうぞと、はるさんを診察室に招き入れた。
どうされましたか?
はるさんの抱いていた犬を預かると、先生が聞いた。
もうずっと食欲がなくて、あまり食べなくなってたんです。暑さのせいかなと思って様子を見てたんですが、水も飲まなくなって…。この子は大丈夫でしょうか?
そう言ってはるさんは、心配そうに
犬に目を向けた。
そうでしたか。
はるさんの話を聞きながら診察していた先生が、しばらくすると口を開いた。
ずいぶんと衰弱しています。
それに、口のなかとお腹に大きなしこりがあります。癌かもしれません。いろんな検査をすれば、詳しい診断ができますが、この衰弱のようすじゃそれすらも負担になってしまうでしょう。今日は点滴をして、様子を見てはどうでしょう?
はるさんを優しく見つめると先生がたずねた。
そうなんですか。
はるさんは、震える声でこたえると、ポタポタと涙を落とした。
もっと早く連れてきたら良かったことは、知っていたんです。一人暮らしの私にとって、この子は大切な家族だから。でも…重い病気だったら…日々の暮らしが精一杯でそのお金も払えないからと、診察に来るのをためらってました。…どんどん弱って、ついに水も飲めなくなって、やっと連れてくる決心がついたんです。弱ってくこの子を看病しながら、見守ってるだけしかできなかったんです。もっと早く連れてきてあげれば…。
そう言ってポタポタと涙を落とすはるさんの背中を、看護師さんが優しくさすった。
ずっと心配されてお世話されてきたんですね。大丈夫ですよ。はるさんの想いは、ちゃんとこの子に伝わってますよ。シロくんは、とても衰弱していますので、点滴をしてあげると少しは楽になるかもしれません。今日は点滴をされますか?
はるさんが頷き、その日シロは点滴を受けて帰っていった。
点滴をしている間、先生は、はるさんからシロとの生活やこの間どんな看病してきたか、はるさんの言葉に時間をかけて静かに耳を傾けていた。
はるさんの診察が終わり、みんなが昼食を食べたのは、もう夕方になってからだった。
先生、犬の癌って多いんですか?
健太がたずねた。
年をとると多くなるね。癌の宣告をするのは人も犬も辛いものだ。と先生がこたえた。
動物病院はね、病気や治療方針を飼主に理解してもらうために、まずその飼主のお人柄を深く理解することが大切なんだ。
どんな価値観を持っているか、
家族の中でペットがどんな存在か、家庭環境や金銭的な状況も考慮して話を進める必要があるんだよ。
獣医師として見れば、血液検査やレントゲン、超音波、もっと高額な検査もある。…いろんな検査で正確な診断をめざすこともできる。
だけど、もしも、もうすぐ命の終わりが来そうなペットに、苦しい思いをさせて検査をすることをどう思うかね。
はるさんは、旦那さんがなくなった後、愛犬のシロくんと支えあうように生きてきたんだよ。前回は2年前だ。あの時は元気だったが…。
犬のがんの手術は、平均10万〜15万円くらいかかるし、さらに抗がん剤治療は1回3万円以上する。それを月に2、3回を最低でも半年から1年続ければ軽く見積もって年間70万円。手術も入れるとトータルで100万円くらいかかってしまう。ここはバスも来ないから、通院に払うタクシー代もバカにならない。
シロくんの存在がどれ程、はるさんの支えになっているか、今までの様子から良くわかる。だけど、診察費用の心配をして、ここに連れてこれなかったはるさんの思いも、痛いほどわかるんだよ。
どんなに、悔しくて悲しいか。
もしも、シロくんがなくなったら…はるさんのこれからも気がかりだ。だけど、僕らにできることは、ここでの時間だけ。思いを誰かに伝えることで、少し心の整理がつくこともある。点滴の間話を聞いていたのは、そんな気持ちだったからなんだよ。
診察で無償で助けてあげたいと思うこともある。だけど、噂は広まるから、一人にサービスすればやがて全員にサービスしなければならなくなる。仕事だからね…そこに葛藤がある。だけどね、それでもできることに真心を注ぐことはできると、私が先生と尊敬していた人が教えてくれた事なんだ。戦時中、もっと厳しいときの話をたくさん聞いた。僕はその言葉を忘れないようにしてるんだよ。
先生はそう言うと、健太の肩をポンとたたきにっこり微笑むと、昼食もそこそこに、午後の診察に向かっていった。
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🌿ヒメコウゾ🌿
花言葉 過去の想い出
源氏山から北鎌倉へ
険しい山道の途中で出会った
ヒメコウゾ(姫楮)
クワ科 コウゾ属
コウゾは和紙の原料であるが、ヒメコウゾはコウゾとカジノキの雑種と。
初めて見た♪
野苺みたいな可愛い実💖
甘いのかな?美味しいのかな?
好奇心で、実を一粒噛んでみた
ジャリジャリ…😅甘くなかった💦