クサボケ(草木瓜)

バラ科の落葉低木
日本原産
本州中南部、四国、九州の山野に自生
季節外れですね╰(*´︶`*)╯♡
藪の中に咲いていました。
ボケと似ていますが、ボケが樹高2mほどになるのに対し、クサボケは枝が横に広がり草状に立ち上がるため、「草木瓜（クサボケ）」と名付けられました。

📝: 甲信地方ではクサボケの事を地梨(じなし)と呼び、秋になると地梨の実を採りに山に入ることもあったそうです。
地梨という名前は、地面ぎわに梨のような実がなることからといわれています。

特徴 : 10月から12月頃に黄色く熟し、樹高の割に大きいため目立ちます。見た目はリンゴやナシの若い実に似ていますが、非常に硬く酸味が強いため、生食には向きません。ほのかなリンゴに似た香りがします。

利用方法
果実酒 がいいですね。
香りが高く、「果実酒の王者」とも評されます。
未熟な青い実を漬けることもあります。

熟した果実は薬用酒として疲労回復に利用されていました。