マリンさんのフシグロセンノウ,山野草の投稿画像

フシグロセンノウ

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マリン

2025/08/20

フシグロセンノウ（節黒仙翁)

ナデシコ科センノウ属の多年草。

花期: 7-10月
山地の林内にあちこちに咲いています。山野草でも色が鮮やか〜

茎は直立し高さ50〜80㎝になり、節のところだけ黒紫色になる。葉は対生、楕円状披針形で長さ5〜14㎝。花は径5㎝ほどの朱赤色。

特徴:

花弁は５枚。直径約5cm。
①の画像:
中心に5個の紫色の葯がある。
②、③ :
はじめに出た雄しべが役目を終える頃、さらに5個の葯が現れます。
その周りの濃い朱赤色をしたものは鱗片と呼ばれ、花弁の基部に2個ずつあります。
雄しべが10本のように見えますが、外側5本の葯は花粉を出しつつ花糸が伸びて退縮中。
そして
二度目の雄しべが出揃った後、おもむろに雌しべが現れます。
(雄性先熟)です。

雌しべの花柱は５本、先端の曲がっているところが柱頭です。
雄しべ計10本が鱗片の後ろに倒れた頃、花柱が伸び、柱頭が熟して他花からの花粉を待ちます。