ハナハマセンブリ(花浜千振)

リンドウ科　シマセンブリ属

花期6〜7月
道端や空き地に生える地中海原産の花
北アメリカにも帰化している

日本では太平洋沿岸、瀬戸内海、九州北部に多く、都市付近に分布している様です
全体は無毛で、茎は4稜で中空、直立して分岐し、高さは20cmくらいになる
葉は先が尖った倒針形で、根生葉はロゼットにはならない
直径8mmくらいの5裂した桃色の花を多数つける

よく似たベニバナセンブリは、薄い桃色で花の大きさが1〜1.3cmで根生葉はロゼットになる違いがある

シマセンブリ属の特徴で、ハナハマセンブリの雄蕊の葯は、花粉を出した後、捻れる事が分かっている
花のアップで見えます

どうして捻れるかはネットに考察されています。難しいのでやめます。

また、雌蕊と雄蕊の長さが違うものがあり、雌蕊の長い花、雄蕊と雌蕊が同じ高さの花がある

雌蕊が高く、雄蕊が低い花は他花受粉を望んでいるのかもしれない

又、夜花が閉じた時に花の中で受粉をする事もできる(自家受粉)

花は夜閉じて、3日間程咲く様です

15日から双子ちゃんのお世話で娘の住んでいる大阪に来ています
息抜きにすぐ近くの芥川周辺のお花を散歩しながら観察中です