マリンさんのネジバナ(モジズリ),山野草の投稿画像

ネジバナ(モジズリ)

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マリン

2025/07/06

ネジバナ

ラン科ネジバナ属の小型の多年草。別名: モジズリ

ラン科の花の最大の特徴:
おしべとめしべが一体化して“ずい柱”と呼ばれる1本の太い棒状の器官になること。
また、全ての花粉が袋詰めされて2個の塊（花粉塊）になるのも大きな特徴。
ネジバナの花粉塊はずい柱の先端部上側にあり、“やく帽”という組織におおわれ保護されている。
花粉が成熟すると“やく帽”は茶色く縮み、花粉塊が露出。
花粉塊の先端には強い粘着性があり、何かが触れると、直ちに付着してずい柱からはずれる。
一方、花粉を受け取る柱頭は、ずい柱の下側にあり、花粉塊がくっつきやすいよう粘液で被われいる。
花の奥のくぼみ（距きょ）にたまった蜜を吸うため、昆虫が入ると花粉塊が昆虫の体にくっつく。
そして、昆虫が他の花に移り、再び、体をさし入れた際に、花粉塊が柱頭に移り受粉するという仕組みです。

最近家の近くに見なくなってしまった。
2500歩歩いて探して来たか細いお花。うずくまって撮りました。