いつも通る県道に沿った林縁に
橙色の小さな果実が目に入りました！

これはどうもヒメコウゾらしい！
お初にお目にかかります

ヒメコウゾ
クワ科コウゾ属
日本在来種
和紙の材料となるコウゾの親(カジノキとヒメコウゾの雑種がコウゾ)

雌雄同株で4-5月に面白い雌花雄花を咲かせたはず！
見れなかったのは残念　

①果実は集合果で橙色に熟している
その横に若い果実がみえるが
長い花柱が残っていて

これは熟しても残るのか
完熟した果実は食べられるが
口当たりが悪いといいます

②特徴的なヒメコウゾの葉
葉は互生
広卵形~ゆがんだ卵形で先は尾状に長く尖っている
拡大すると葉縁の細かい鈍鋸歯がよくみえる

若木や徒長枝では2~5片に深裂した葉をみるというが！
この木では確認しませんでした

③樹皮は褐色で
とても強い
枝は細くつる状にのびる性格をもつといいます

県道の林縁に見つけたこの木は
自生なのか
それとも栽培木の逸脱でしょうか